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南信州のりもの倶楽部♪

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ゴリラに強化オイルポンプ装着とオリフィス拡大

2008年05月27日 20時57分04秒 | 国産横型エンジン編
やぁ。「バレル」って単位の意味が全く分かってない「のりもの倶楽部」南信州版だよ。
最近よく聞くようになったけど、1バレルで159リッター相当みたいね。
これが世界共通の規格なのかしら?


実はもうならし運転に入っているゴリラのエンジンですが、
今回は強化オイルポンプ装着とオリフィス加工です。
かなり前に行った作業で、
このブログ自体日記の役割を果たしてませんが気にしないように。

まずは上の写真。
取り外したノーマルのオイルポンプと、
デイトナの12Vエンジン用ポンプです。
何が強化なのかと言うと、
オイルに圧をかけるギアの厚さが2倍くらいになってるだけみたいですね。
それと何で12V用を買ってきたかって言うと、
安いし後々の事考えまして。
シャフトの形は違うけど何とかなるでしょ♪

それと写真ではポンプが外れてしまってますが、
ボルトはハイトルクで締め付けられてます。
インパクト使わないと絶対外れませんのであしからず。








ポンプの内部を分解して、
シャフトを取り出し入れ替えてみます。
まぁ、付くには付くのですが、
車体に装着したら、厚いポンプに対してシャフトが短いようで、
このままだとギアがかみ合わず、
当然油圧がかからずエンジンあぼーんになるので、
シャフトを延長するために何かのカラーを削ってスペーサーを作り、
強引に装着しました。
全然オススメは出来ないテクですが、
今の所無事に動いてますよん♪









続いてオリフィスの拡大。
オリフィスはシリンダーを外して左下あたりにあります。
写真の小さな穴がオリフィスで、
ここを広げないと強化ポンプ付けてもオイルを送る能力は同じ。
おまけに油圧が無駄に上がって逆にキケンかも…

純正の径は1ミリしかないのですが、
説明書に従って倍に広げます。









広げると言っても2ミリの鉄鋼用ドリルで穴を空け直すだけです。
でも切りカスがクランクケース内に入らないように注意しないといけませんね。
それと、本来はスタッドボルトを外さないと厳しいですが、
小型のエアードリル使ったら何とかなりました。
でもやっぱり邪魔だったので、ダブルナットを使うなどして外した方が良いでしょうね。

これでクラッチとオイルポンプは交換したので、
次からいよいよ腰上の組み立てです。
ここでもまだ交換する物がありますが、
それは続きをお楽しみに。



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強化ポンプも (Too's)
2008-05-28 09:00:06
オリフィスも、知識としてはチューンすべき!と知ってはいましたよ♪
でも面倒になってやりませんでした。
→そのころ、オフ車にはまり始めたので。

うーん、横置きエンジンのバイブルっぽくなってるなー、このblog。
返信する
Too'sさん (マサ)
2008-05-29 12:08:43
強化ポンプにオリフィス加工となると、
腰上とクラッチ側は全部バラシですからね。
僕もこんな機会でないとやってません。

横置きエンジンのバイブルにはまだ程遠いですよ(笑
次は12Vエンジンでも買ってきて、
クランクまで手を入れてみたいと思ってます。
やっぱクランクまでやらないと、
先人には追いつけなさそうですよ。

中にはこのエンジンをV型にしちゃった人いるみたいじゃないですか。
それに比べりゃ赤子同然です(笑
返信する