
昨日は休日でだったからしっかり休んで買い物などにも出かけたんだが、
今日は本業も無かったからまたエンジン製作をしていた。
エンジンは中華110ccと言うかホントは107ccのエンジンで、
プラグホールが痛んでしまい修復不可だったから新たなヘッドを買ったんだが、
落としたんだと思うがフィンが欠けたり曲がった物が届き、
また新たなヘッドが届いて今回は大丈夫だったので取り付けていた。
その前にバルブステムシールを国産品に交換するって事でヘッドをバラして交換はしたんだが、
多分オーナーさんは原因不明な白煙に悩まされていたみたいで交換をご依頼されたんだけど、
私が思うにオイル下がりより上がりの方が白煙を吹く確率が高いと思っていて、
シーリングしている面積だとステムシールの下側よりピストンとシリンダーの面の方が何十倍も広い事になる。
だけど白煙にお悩みだったから原因を潰しておきたいと言う気持ちは分からないでもないんだけどね。

中華110ccエンジンの高回転があまり回らないのはこのカムのせいで、
オーバーラップでバルブがほとんど閉じてしまってるからなんだが、
カムがモトラタイプのためハイカムにしたければヘッド交換するしかなく、
ヘッドに合わせたピストンやシリンダーなども必要となりかなりの金額になるから、
中華110ccエンジンは色々我慢してそのまま乗ってもらった方が良い。
だってロングストローククランクだから腰上は色々制約があるためチューニングには向いておらず、
でもクランクまで交換する勇気があれば52ミリスクエアの排気量には出来るしハイコンプ仕様も作れる。
ただそこまでやるならこのエンジンをベースにする必要も無いわな。

そんな訳で組み立て終わり完成した。
このエンジンは以前私がフルオーバーホールしてピストンとシリンダーは新品交換してあったんだけど、
ヘッドも交換して腰上はリニューアルされた感じなんだが、
次からプラグ交換する場合は手で奥まで締めてから工具で締め付けていただきたい。
あと締め付けトルクもM10の細目だから1キロくらいで問題無く、
知らずに締め付けてしまうとまたネジ山にダメージが残るから気を付けていただきたいかな。
今日はこのエンジンのオーナーさんのカブ90の部品が帰って来たからさっさと組み立てでお返しするつもりで、
去年なお預かりしたエンジンが溜まりに溜まってるから順次製作していきます。
おまけ
youtubeで前に見つけた実体験を暴露するお話なんだが、
なかなか有り得ないハードめな修羅場になったみたいなんだけど
これからは良い事しか起こらないと思うから、
過去はもう忘れて前を向いて生きて行ってほしいかな。
まぁ私みたく名前も知らん人妻をテイクアウトしてしまった事があるクズ野郎が偉そうに言える事ではないんだけどねぇ。