皆さんこんにちは。中華エンジンの修理をするおじさんです。
今日は昨日から製作していたGPXを完成させた。
トラブルの原因はオイルシールの取り付け不良ってだけだったんだが、
まぁオイルシールの中のバネが抜けてミッションに絡みついていたとはなかなか分かり難いかもね。
私は原因は直ぐ分かっちゃったけどオイルシールを外す癖が無くて、
さらに組み立て中に動作確認する習慣が無いとこんなツマらんミスを犯すのだ。
私のブログなんかだと組み立て中の詳しい写真は載せてないんだが、
多分だけど記事を読んでると凄く簡単そうな事やってるみたいに見てるかもしれないが、
私も経験があるんだがアルバイトで先輩の仕事を見てて簡単そうな作業でも、
いざ行ってみると全く上手くいかないなんて事がよくあって、
プロフェッショナルって難しい事も簡単そうにこなしてしまうんだよね。
そして私なんかエンジンのオーバーホールでお金をいただいてるからプロなんだが、
実の事言うとブログに書きたくない大事な事は全く書いてなくて、
本質を分かってないと必ずトラブルが出るよ。
今回はセミプロの方が組んだエンジンをフルオーバーホール出来たんだが、
まぁ私に言わせればセミプロではなく完全な素人で、
しかも「この部品のこの箇所にこの加工しないんだ〜」とか、
「ロックタイト使わなくて組むんだ〜」とか、
「でも燃焼室は磨くんだね〜」みたいな事が山盛りで面白かったが、
依頼された方は全く面白くなくただ迷惑な話だ。
まぁこれだけ偉そうな事述べても私も何かミスすれば同じ穴のムジナとなり素人に格下げとなるんだが、
今までと同じように丁寧に組んだし他の方にこのエンジンを分解さるたとしても、
全く恥ずかしくないから是非ご確認いただきたいくらい。
ただボルトは長さが合ってない物は使わなかったから、
ボルトの工具はチグハグになってしまったが、
エンジンなんて見た目より機能性を重視してなんぼの物だからご理解いただければなぁ、と思う。
ただクラッチカバーの1番右上のやたら長いボルトはウチでは在庫が無かったから、
ホームセンターに行って正規の長さの物を用意出来れば良いかな。
と言うか持っていれば純正の部品に交換していただきたい。
明日は久しぶりに本業があるからエンジンを出来るか分からず、
以外とガテン系の仕事だから私のバッテリーが無くなると何も出来ないのだ。
ちなみに同業者の方は皆さんの身体は結構ムキムキなんだけど、
私は真逆でほぼ女性みたいな身体つきだから重い物を持つのがホント辛くて、
でも辞めると売り上げが減るから現在は身体削って稼いてるようなもんかな。