この間から制作していたマグナ50のエンジンなんだけどやっと完成した。
仕様は簡単に言うと腰上は88ccのフルキットと52ミリクランクを使った110ccなんだがブローしたエンジンの方からもドリブンギアなどを移植して作ったんだが一応強化オイルポンプが使われてはいたが使わなかった。
多分6V用のポンプに12Vのシャフトを入れられた物だったんだけど何度組んでもオイルポンプがロックして回らず、
ギアの平面研磨も軽くは行ったが組むと厚みが微妙に違うから蓋をすると押さえつけられて回らなくなっちゃう。
よって使うのを諦めて他のオイルポンプを使ったんだが、
ブローした原因がオイルポンプのロックみたいでテンショナー系が全滅だったから再利用はしたくはないよねぇ。
ピストンとバルブのクリアランスなんだが付属の厚いガスケットでもコレだからメタルガスケットにしても大丈夫そう。
でもヘッドにピストンを当てると入り切らないから厚いガスケット前提だと考えた方が良いし、
私としても無理してまで圧縮を上げる事はしたくないってのが本音だったりする。
今回は2機のエンジンをバラして1機だけ作ってブローした方はバラのまま全てお返ししたが、
上セルのケースやマグナクランクとミッションは値が付くしスターター系もいずれは部品取りとなるし、
残った部品+αでもう1機作る事も出来るが、マグナのエンジンの部品は価値があるから現金に変換した方が良いかもしれない。
長く預かっていたエンジン2機の部品はお返ししたから作業部屋が少し広くなったんだが、
お盆休みはあまりバイク乗ってなかったし月曜日までは休みだから少しだけ遊ばせていただいて、
またリフレッシュしてエンジンを作っていきますかね。
今年の夏はエンジン作ってた思い出しかないわ・・・
