四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 大和 ふれあいの森 秋を楽しみながら紅葉の下見散歩  (2022/11/10)

2022年11月14日 | 花3

爽やかな秋空~相鉄線大和駅から西へ続くプロムナードのメタセコイア並木を

眺めつつ、すっかり秋色に変わって来ました

今日は暑くも寒くもないとても良い気候、ゆっくりのんびりとふれあいの森へ

 

相鉄線沿いのマユミもやっと裂開が始まりました このマユミは

ふれあいの森への玄関口で、立ちどまってご挨拶~可愛い赤い実が覗いています

 

S字坂を下って親水広場へ、「トウカエデ」も色付きはじめましたね

 

緑の見本園では「ナツツバキ」が一足早く

黄葉しています 名札によると、ツバキ科

初夏にツバキに似た白い花を咲かせるそうだ

 

この緑の見本園は四季を通じて落ち着いて散歩できるし、

山野草もあり休憩用のテーブルもあって愛着を感じます

 

親水広場の紅葉も幾分色付き始めました 見頃は月末頃かな

 

ふれあい広場のアキニレ並木です、今はアキニレの小さな種が

沢山出来ていますが、目立たないので気付かれませんね

この広場の引地川沿いには桜並木があり、バラやコスモスも

咲かしてくれます 憩いの広場になっています

 

カンツバキがぽつぽつと咲いています  名札によると、

ツバキ科で花は冬に咲き、サザンカとツバキの交雑種だそうです

広場のテーブルで一休み後、泉の森へ向かいます

次回に続きます

 

 

 


・ 東山の水辺 イシミカワの実、エノキ黄葉、ゴンズイの真っ赤な実 など  (2022/22/08)

2022年11月13日 | 花3

快晴の午後の散歩で、和泉川・東山の水辺の桜並木までやって来ました

今日は午後のウオーキングの人も少ないようです

 

来る途中の道で垣根に青い実を発見!! この青い実は初見!

青い実を丸いお皿に盛りつけたような可愛い姿です

 

濃い鮮やかな青色の小さな実が垣根にぶら下がっている

葉は緑色の三角形、茎が葉っぱの中を次々と突き抜けている

 

撮影のために茎を掴んで少し動かした途端~イテテッ・・痛くてびっくり

以前にママコノシリヌグイを撮った時もとても痛かった記憶があり

てっきりこれはママコノシリヌグイと思い、後で調べると

「イシミガワ」だって・・・石見川、石実川、石実皮とも書くそうだ

タデ科のつる性の一年草、つる状で他の物に絡みつきながら、葉を互生する

葉は三角形、丸い拓葉が完全に茎を囲むので葉の真ん中を茎が突き抜けた

ようになっているのが特徴だとか

茎と葉柄には下向きのトゲ(逆棘)生えていて、これが痛かった原因のようです

藍色に見えた実は実際は多肉化した萼で、その中には艶のある硬いタネが

入っているそうです  近々に再度撮影に行くことにします

 

サクラの紅葉も進んでいて、葉っぱが落ちて少なくなっていますね

 

和泉川に枝垂れるエノキの黄葉です

遠目にはまっ黄色の輝いて目立っていました

アサ科の落葉高木 雌雄同株で雌雄異花 神社や公園 川縁に多い

 

東山の水辺にはゴンズイの結構大きな木があって、見上げると

まだ沢山の赤い実が裂開してぶら下がっています クサギの実と同様で

今にも落ちそうに見えるが、落ちない工夫・何かがありそうですね

鳥さん達に食べられるのを待っているんでしょうか?

 

 

 


・ 常緑ヤマボウシ、斑入り常緑ヤマボウシ、タマサンゴ など  (2022/11/07)

2022年11月11日 | 花3

前回の散歩の続きです 

「常緑ヤマボウシ」の赤い実です この時期の散歩で目に付くのは

赤や黄色の鮮やかな実が多いですね

ミズキ科の果樹で、1年中葉が茂っている常緑樹です

 

常緑ヤマボウシの赤い実です この実は食べることが出来て

マンゴーとバナナを足したような味がするそうです

 

「斑入り常緑ヤマボウシ」ミズキ科の常緑樹

葉の緑に白い覆輪が入っています ヤマボウシは種類が多いですね

 

「ソヨゴ」の赤い実です モチノキ科の常緑小高木

雌雄異株で、花は5~6月頃、4mmほどの小さな白い花が咲く

 

ソヨゴの赤い実が沢山出来ています 果実は10~12月頃に

7~8mmほどの球形で、ぶら下がってつき、始めは緑色の果実で

10~11月頃に赤く熟す 果実が多数密生することは無いそうです

ソヨゴは光沢のある緑の葉と赤い果実が美しいのが特徴とか

 

「利休梅」の枯れた実が青空に突き出ています

バラ科落葉低木、花は5枚の花弁を持ち、花弁の基部には3~5本の雄しべ、

中心部には淡い緑色をした花托があり、雌しべの先が5裂する

花の中央部分が一度見たら忘れない特徴のある形をしています

 

「タマサンゴ」(玉珊瑚)のオレンジ色の実です

ナス科の常緑広葉低木 別名、リュウノタマとかフユサンゴとも呼ばれる

球形の果実が赤く熟している所が観賞価値があるそうです

 

「ナリヒラヒイラギナンテン」(業平柊南天)開花前の黄色い蕾です

ホソバヒイラギナンテンと言うのもあってそっくりですが、

見分けるにナリヒラヒイラギナンテンは小葉が5~10対で

ホソバヒイラギナンテンの小葉は2~5対だそうです

又、ナリヒラヒイラギナンテンは冬には赤味があるが、

ホソバヒイラギナンテンは冬も緑色で紅葉しないそうです

 

 

 


・ 青空にヤマコウバシが黄葉中~  (2022/11/07)

2022年11月10日 | 花3

午後からの散歩の途中で一際明るい黄葉に出合った

 

近付くと黄葉の森の中に入ったように感じられる

この黄葉している木は「ヤマコウバシ」、和名では「山香ばしい」と言い

「山にある香ばしい木」という名前の通り、枝葉を折ったり、

揉み解したりするとショウガのような香りがするそうだ

 

葉は冬になっても落ちずにそのまま残るのも特徴で、「落ちない」から

の連想で、合格祈願のお守りとしても用いられるそうだ

 

青空にかざすとオレンジ色の鮮やかな黄葉です

いよいよ今年も紅葉シーズンに入ったようだ

 

秋晴れの青空で黄葉を眺めつつ楽しみながらの散歩も楽しいもんだ

ヤマコウバシはクスノキ科の落葉樹、樹高~7m程で大きい

花は3~4月に咲かせ、5月頃まで花を見ることが出来るそうで

花は淡黄色の小さい花で1.5mm、見るにはルーペが必要らしい

花後には7mmほどの球形の液果が出来るそうです

 

すぐ近くに「チャノキ」の花が咲いていた

ツバキ科の常緑低木 白い5弁花で下向きに咲き、多数の雄しべが付き

雌しべは1ケ、花柱は上部で3裂する

飲料として、新葉の芽先2~3枚摘み取って、緑茶や紅茶などの

茶に加工して飲用される

 

沢山咲いていた花の雌しべを撮影した

多くの雄しべに囲まれて中央に1本雌しべの花柱が見える

花はツバキのようにポロリと下に沢山落ちていた

機会があったらツバキの雌しべも撮ってみようと思う

 

 

 


・ ツルウメモドキ & サネカズラ の鮮やかな実  (2022/11/04)  

2022年11月08日 | 花3

この所お天気が安定し、秋らしくなってきました

散歩道で見掛けるモミジも幾分赤らんできました 紅葉の季節の始まりですね

 

とても鮮やかな実に出会いました ツルウメモドキの果実です

ニシキギ科ツルウメモドキ属の落葉つる性植物

果実が熟して3つに裂開し、仮種皮に覆われた鮮やかなオレンジ色の

種子が現れます 中には種子が4個入っています

 

すぐ近くに薄緑色の実が沢山出来ています この実は何だろうか?

ツルウメモドキの果実でしょうか?

 

垣根の上あたりを見回すとオレンジ色の果実と薄緑色の実が

一緒に出来ているのが見つかり、薄緑色の実は熟す前の実ですね

垣根に沿ってオレンジ色の果実が沢山見つかりとても鮮やかな風景です

 

お天気が良いので午後の散歩中に真っ赤な実に出会いました

サネカズラの実です 急いで撮影しました

マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性植物、雌雄異株(稀に同株)

赤い液果が球形に集まった集合花だそうです

別名 ビナンカズラとも言うそうです

 

小さなツブツブや薄緑色の実もあり、これから

赤くなる前のようです

 

小さなツブツブもこれから大きく赤くなるのでしょうか

 

赤い実を半分にカットしました、柔らくて簡単に切れました

赤いツブツブの中に白く見えるのは種で、2ケ入っています

熟すと鳥さん達の食事となって、散布されるそうです

実が出来る前の花から実が出来る様子を観察してみたいですね

 

 


・ 宮沢遊水地 ニシキギ真っ赤 (2022/10/30)) 

2022年11月05日 | 花3

宮沢遊水地のいつもの散歩道を、秋らしくなってきた青空を眺めながら

今年も季節が巡って来たようだと気分爽快でのんびりと散歩しています~

 

土手のニシキギも赤く色付いてきましたね 西日を受けて真っ赤です

熟した実の仮被種が裂けてオレンジ色の種子が顔を出しています

とても小さな種で可愛いですね。

 

入り組んだ枝葉の中にポツポツと赤い実が見えます

 

こちらは仮被種が裂け始めているようです

 

太い枝先で分枝した所には赤い実が密集しています

 

小さな柿が沢山出来ているようで、遊水地広場を

バックにした写真の方が秋らしくて良いですね~

西に傾きかけた日差しを受けて散歩を続けます

 

★ご参考までに、6月頃の撮影です、ニシキギに近づいて撮りましたが

とてもちいさなツブツブが花後の実とは知らずに、「これは何だろう?」って

思っていました とても小さな花も撮ったのですが・・・

★ニシキギ(錦木)について

ニシキギ科 の落葉広葉樹 雌雄同株 花は6~7mmで、5~7月頃に

その年に伸びた枝葉の脇から淡い緑色の花を咲かせる

秋の10月頃、熟して裂けるとオレンジ色の種が1個顔を出します

ニシキギは古い枝の周囲にコルク質の「翼」が出来るのが特徴で

簡単な見分ける方法だそうです(翼が無いのを「コマユミ」です)

ニシキギは「ニッサボク」と「スズランノキ」と並ぶ世界三大紅葉樹

だそうです

 

 

 


・ アケビの花開花~果実が出来るまで~観察記録    (2022/04/11~10/22)

2022年11月02日 | 花 2

2022-4-11 撮影 アケビの花です いつもの散歩道で出会いました

アケビの花や実を見たことが無いので、これがアケビの花とは気付き

ませんでした 散歩道の畑のフェンスに絡んで咲いていました 

今回 初見です

★ブログ投稿記事「アケビの花 満開」2022/04/11  こちら

 

アケビ:アケビ科 つる性落葉低木

雌雄同株で雌雄異花 1つの花序に雌花と雄花を付ける

上の画像で紫色の大きな花は雌花で、紫色の花弁状の萼片が3個、

雌花の直径は15mm、花の内側に先がピンク色で円柱状の

雌しべが8個見える、花序の先端(下にぶら下がっている)には

白い花の雄花が10個余り見える、雄花は4~5mm 雄しべは6個

アケビには五つ葉アケビと三つ葉アケビ(味が苦い)があるが

五つ葉アケビは通常アケビと呼ばれる

9~10月頃に果実が割れ完熟となり、ゼリー状で甘くなるそうだ

約6ケ月間 観察を続けた結果、どんな実が出来るのだろうか?

 

2022-6-4 撮影 アケビの果実です

久し振りにどんな実が出来ているのだろうか?と立ち寄ると

既に立派な果実が出来ていました

花の受粉直後の小さな実が出来る所は残念ながら見逃してしまいました

小振りのバナナのような形で、触ると柔らかい感触でした

 

2022-7-6 撮影 アケビの果実です 大きく成長しました

ぶら下がっている果実が1個の所、2個の所、複数個の所とまちまちです

この果実は雌花が多く受粉したから果実が混雑したのでしょうか

 

2022-9-6 撮影 アケビの果実が更に大きく成長しました

薄緑色だった柔肌が斑模様が付いてきました 触ると硬く感じます

 

2022-10-10 撮影  アケビの果実が割れました

どんな様子かな?と1ケ月後に見に行くと、割れている果実を発見しました

割れて間もない様子で、果実は真っ白できれいです

 

柵に枝を広げてぶら下がって出来た果実は100個余りありますが

その中で10個ほどが割れていました

キレイな果実をスプーンですくって味わってみましたが

柔らかくて甘い感じ、味としては申し分が無く舌先で味わいました

ただ口に入れた途端にツブツブが飛び出して、これじゃ果実としては無理!

 

大きさ(長さ)は8cm程、小振りのバナナ程です

このアケビの木は太くて枝は大きく広がっていて、相当年季が入って

いるように見えますが、根元は柵の内側で畑の空き地、手入れや

施肥が行われている様子も無く、伸び放題のままです

 

2022-10-16 撮影 殆どの果実は割れました

 

白い果実は黒い斑点が見え、薄茶色の汚れた外皮からは

食す気力が遠のいてしまった ネットで知るアケビは

ゼリー状で甘く美味しいとの評判が載っているが・・・

既に沢山の果実が茶色くなって落下していた

 

2022-10-22 撮影  すべての果実は割れたようです

外皮は茶色くなり、果実は種の黒い斑点が見えるようになってきました

落下した種からは新しく芽が出てくるのだろうか?

来春には、花後に出来る小さな果実はどんな果実か?

また、種から発芽するかどうか観察してみたいと思っています

最後まで見て頂き有難うございました