四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 花アロエが咲いた~ (2022/05/22)

2022年05月28日 | 花 2

久し振りの青空~白い雲が浮かび、快適な今日、宮沢遊水地へ散歩に出掛けよう

 

いつもは土手の桜並木の散歩道だが、今日は東側の車道側を行ってみよう

途中でよく見かける花が今日もキレイに咲いている いつもは咲いているなぁ~

と思う程度だが、今日は足を止めて撮ってみることにした

 

調べて見ると名前は「花アロエ」、アロエの言葉から浮かぶ姿とは全く異なる

 

花アロエ:ユリ科ブルビネ属 南アフリカ原産の常緑多年草 

花茎を長く伸ばして星形の一日花で、短命、次々と花を咲かせるそうです 

花色は橙、白、黄色 花期は4~11月と長い間咲き続ける

 

花径は15mm程の小さな花、 綿毛のようなふさふさしたシベが可愛らしい

 

遊水地の東側の歩道に沿って小さな花壇の場所があり、お花にとって安全な場所で

長く咲く変わったきれいな目に付く花だなぁ~と通る度に思っていた

誰かが植えたんでしょうが、いつも目を楽しませてもらっています

 

 

 


・ ふれあいの森~泉の森 イイギリの花 ホウチャクソウの実 (2022/05/24)

2022年05月26日 | 花 2

大和駅西口プロムナードではメタセコイア並木が新緑に萌えている

 

ふれあいの森入口、相鉄線沿いの「サラサウツギ」が満開になっている

ユキノシタ科 雌雄同株 八重咲のウツギでピンクの縁取りがステキです

 

イイギリの大木の下一面に花が無数に落ちている こんな風景初見です

昨秋に真っ赤な実の房を下垂させたイイギリ大木の下には何も落ちていない

 

落ちていた花をアップで撮ってみた 調べた結果 この花はイイギリの雄花で

雄の木につく雄花は花が終わると全て落ちてしまうそうです なるほどそうだったのか

イイギリは雌雄異株で、この花の落ちた木は雄の木、昨秋真っ赤になったのは雌の木

 

山野草園に入る ソシンロウバイの傍にクロバナロウバイが咲いている

クロバナロウバイ:(フロリダロウバイ)ロウバイ科 北米南部に分布する

前年年枝(2年枝、前年枝)の先に開花する と説明板にある

年始のソシンロウバイの開花の頃には咲いていなかったが、今頃咲くと知った

 

泉の森へ向かう途中の引地川沿いではアジサイの開花が始まっていた

 

泉の森の山野草園で、先に見たフタリシズカの花芽が大きくなっていた

シベを撮ってみたかったが、まだ見られる様子は無い

 

山野草園の道沿いに「キツリフネソウ」の開花が始まっていた

 

「ホウチャクソウ」に若い実が付いていた 秋ごろには紫色になるそうだ

★花ショウブの開花はまだのようでした

 

 

 


・ ブラシノキ サラサウツギ キングサリ など  (2022/05/23)

2022年05月25日 | 花 2

いつもの散歩コースを変えてみると違った風景が見えてくることがある

遠くに真っ赤な木が見える 何だろう?と近付くと、ブラシノキが真っ赤になっている

 

近くで眺めると丸で瓶洗いのブラシのようで、無数にある白い点々はオシベの葯

フトモモ科 オーストラリア原産 調べるとこの花に不思議な事がいっぱいある

機会があったら「ブラシノキ」のみの投稿をしてみたい

 

サラサウツギ:ユキノシタ科 雌雄同株 八重咲きのウツギで、花びらの外側が

紅紫色になる人気のある品種 香の良い花を下向きに咲かせる 開花は5~6月

 

キングサリ:マメ科の落葉樹 ヨーロッパ原産

5月頃 枝から下に黄色い房状の花を咲かせます

英名 golden chaintree を訳して金色の鎖の木、金鎖と呼ばれる

 

細い枝から紫色の紐がぶら下がっている ? 花と言うより単なる紐だ

調べるとマメ科の落葉樹で、名前は「アオダモ」の実 雌雄異株で雌花の後に

豆状の果実が出来て、10月頃褐色に熟す アオダモの材は衝撃に強い為野球のバットや

テニスのラケットに使われる イチローはアオダモ製のバットを愛用したそうだ

 

シモツケ:バラ科 樹高1mほどの落葉性低木 今年出た枝先に3~6mmの小さな花が

集まって花序になる 初夏には綿毛のようなふわふわの花となる

 

開花している部分をアップで見ると、白色の5弁花が多数ある 

白い点々はオシベの葯(花粉)で20~30個、花弁より長く突き出ている

メシベは5個、花色は赤紫、ピンク、白がある

 

ジューンベリーの実:バラ科 6月に赤い実をつける落葉小高木

花の見頃は3月下旬~4月上旬で、ソメイヨシノより少し早く満開となる

ジューンベリーの名の通り、果実は黒ずんだ赤になる6月が食べ頃です

自家結実性の性質が強いそうで、1本の木でも実が生るそうです

 

 

 


・ 天王森泉公園 山野草 ② ヒトリシズカ フタリシズカ など (2022/05/19)

2022年05月23日 | 花 2

前投稿「天王森公園 山野草 ①」の続きです

天王森泉公園の「野の花苑」の入り口には、今咲いている花の写真と場所を

案内板に貼ってあり、参考になるので撮りたい花の場所を見てから入ります

又頂いたパンフレットには月毎の名前入り花の写真が掲載されています

 

今日の目的の一つに「ヒトリシズカ」の花の詳細撮影を期待していたのですが

花の成長がゆっくりなのか、前回見たより殆ど変化が無く残念です

白いブラシのようなきれいな花を期待していたんですが・・・

 

すぐ近くの「フタリシズカ」も余り開花が進んでいません

 

ヤマホロン:ナス科の多年草 つる性白色の5弁花 下向きに咲く

 

アワモリショウマ(泡盛升麻):ユキノシタ科 多年草 原産地は日本

名前の由来は、白く小さな花が沢山集まって咲き、その様子が泡に見えることから

名付けられた 花の咲く時期は5月~7月 草丈50~80cm

 

ユスラウメの実:バラ科の落葉低木の果樹 白い5弁花を咲かせ、梅雨の初め頃

1cm程の真っ赤な実をつける

 

ユキノシタ:ユキノシタ科の常緑多年草の草花 日本各地に自生していて、

身近なところで見ることが出来ます 素朴な雰囲気を醸し出します

初夏の6月頃に咲き、5枚の花弁のうち下の2枚は大きく上の3枚の小さな

花弁には赤紫色の斑点が入るのが特徴だそうです

 

 

 


・ 天王森泉公園 山野草 ① シモツケ ナルコユリ など  (2022/0519)

2022年05月21日 | 花 2

この時期山野草の変化が激しいので天王森泉公園の「野の花苑」へ再度行って来ました

赤色が目に付いた「シモツケ」:バラ科 落葉低木 名前の由来は、花の発見地の

栃木県下野にちなんだものだそうです 初夏には綿毛のようなふわふわの花も魅力です

小さな花の集合体で、紅色や白の5弁花、長く突き出るオシベが面白い

 

シモツケ:ツブツブの蕾、ふわふわの花

 

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草):キンポウゲ科の一年草 中国から来た帰化植物です

名前の由来は葉がセリに似ていること、ツバメが飛んでくる姿に似ているからだそうです

花の後ろに距(きょ)と言われる筒状の部分が長く突き出ているのが特徴的です

 

ナルコユリ:ユリ科 アマドコロ属の多年草 似た花としてホウチャクソウ、

アマドコロ、そしてこのナルコユリがあり、やっとナルコユリの撮影が出来た

この3種は開花時期が異なり、4月にホウチャクソウが開花し、続いてアマドコロ

そして今回ナルコユリがを見ることが出来た

5月10日鎌倉円覚寺の山野草園ではナルコユリの赤ちゃんが見られた

 

ニワフジ:マメ科コマツナギ属の落葉低木 原産地は日本 花色は紫 桃 白がある

 

セイヨウオダマキ:キンポウゲ科 花の形が麻糸を巻くために使った糸巻き

苧環(オダマキ)に似ていることから名付けられたそうだ 開花時期は5~6月

花色は多く白、ピンク、赤、青、紫・・・と多い

 

今回うつむいている花をそう~っと持ち上げて撮影してみた

 

ピンクのバラ、名前はピエール・ドゥ・ロンサール

柵一面に咲いたピンク色が目に付いた

 

 

 


・ スイカズラ テイカカズラ ハゴロモジャスミン  (2022/05/17&18))

2022年05月20日 | 花 2

スイカズラを見付けました 色白の美人さんがツケマツゲをしたように、目元がパッチリです

スイカズラ科 の常緑つる性植物 名前の由来は、細長い花筒の奥の蜜を吸うと甘いことから

 

花の色は最初は白く、やがて黄色になるので「キンギンカ」(金銀花)とも呼ばれる

 

黄色い花が2個並んで咲いています いつも夫婦のように2個並びでステキです

長く飛び出すのは5本の雄しべ、1本の雌しべ(花柱)です

 

こちらも2個並びで薄紫色のも咲いています

 

昨年スイカズラを探し回りましたが、今回は垣根などにあることが分かり、簡単に見付けました

 

散歩の折に垣根を眺めていると「テイカカズラ」が咲いていました

キョウチクトウ科 の常緑つる性植物 甘い香りを放ち、花は5裂して

少しねじれて開き、小さな扇風機の羽を眺めているようです

 

5枚の羽根が回転すると丸で小さな扇風機、最近の手持ちの扇風機のようです

 

花数が多く垣根一面真っ白に埋め尽くしています

 

この花は「ハゴロモジャスミン」、とても良い香りがする「ジャスミンの香り」

今月5月10日に鎌倉円覚寺訪問時に妙高池のそばで見つけました

 

白い5弁花~この時はてっきりテイカカズラと思ったのですが、後日調べると

「ハゴロモジャスミン」だって、モクセイ科常緑つる性樹木

カロライナジャスミンとは異なり正真正銘のジャスミンの仲間だそうです

 

小さな蕾が沢山出ていて、全面開花時には香り一面漂う事でしょう

この花を垣根に這わして試して見るのも面白そうですネ

 

 

 


・ 関ケ原の水辺 タニウツギ エゴノキ ベニバナエゴノキ (2022/05/12))

2022年05月18日 | 花 2

久し振りに和泉川の関ケ原の水辺に来ると、まだ少し早いかなと思っていたが、

ビックリ~既に満開になっている

 

ピンク色の可愛い花、「タニウツギ」スイカズラ科 落葉広葉低木

花冠がロート状 オシベ5本 メシベ1本 花柱はオシベより長い

 

川辺に枝垂れて、散歩のお二人さんも足を止めて見上げています

 

ウツギと名前が付くのは大変多くて、見分けが難しい

先だっての追分市民の森で見掛けた「ヤブウツギ」は真っ赤でビックリしたが

このタニウツギは優しいピンク色で見飽きない

 

同じ関ケ原の水辺には「エゴノキ」があって、こちらも既に満開になっている

大きな木で見上げると、小さな白い花が無数にぶら下がっている

 

こんな白い花の撮影は青空が良かったが、今日は曇り空で冴えない

 

エゴノキ科 落葉広葉小高木 ちょうど今頃、新緑の頃に

枝先いっぱいに花を咲かせ、「森のシャンデリア」とも呼ばれるそうだ

 

来る途中の川沿いでピンク色の花を多数ぶら下げたのを撮った

エゴノキかと思っていたが、こちらは「ベニバナエゴノキ」と言う

 

花の姿や形はエゴノキと同じだが、人気のある園芸品種だそうだ

調べるとエゴノキにはいくつかの園芸品種があり、以下の名前が出ていた

・ベニバナエゴノキ ・シダレエゴノキ ・イッサイエゴノキ

・カンボクエゴノキ ・エメラルドパゴタ などがあるそうだ 

 

 

 


・ 円覚寺 山野草 ③ センダイハギ、ヒトツバタゴ など  (2022/05/10)

2022年05月16日 | 鎌倉

前投稿「円覚寺 山野草 ②」の続きです

*センダイハギ マメ科の多年草

 

*チョウジソウ キョウチクトウ科

 

*キバナニオイロウバイ ロウバイ科

 

*フウロソウ フウロソウ科

 

*ムラサキツユクサ ツユクサ科

 

この辺りまで時間を掛けて撮影してきました この先は寺院に沿って

曲がり角です 振り返って松嶺院の入口方向を撮りました

 

*カラタネオガタマ モクレン科 バナナのような甘い香りがします

順路の先を見ると、狭い急な階段が続き、高い山の上まで続いています

 

*ヒトツバタゴ モクセイ科 なんじゃもんじゃの木で一面真っ白い花が咲いています

狭い階段より見上げての撮影です ここはお遍路さんの道で、墓地に着きました

 

墓地の高台より俯瞰撮影しました 右の小さい門は松嶺院、写真上部の白っぽい

屋根は仏殿です 左にも墓地が見えます 円覚寺のマップと照合して見下ろしました

 

下りの階段近くに淡い紫色の牡丹が満開でした この後松嶺院の入口に続く道の両側にも

沢山の牡丹が咲いていました 松嶺院は牡丹の名所でしたね 順路に沿って山野草を

撮りながら一回りしましたが、山野草の数は大変多くあり勉強になりましたが、時期的に

投稿できないほどの終盤を迎えた花も多くあり、それが残念でした

 

 

 


・ 円覚寺 山野草 ② アマドコロ ナルコユリ など  (2022/05/10) 

2022年05月13日 | 鎌倉

円覚寺の松嶺院へ入ります どんな山野草が見られるかなと期待して・・・

山野草の公開期間は、春4/1~6/31 秋9/11~12/12の掲示があった

お賽銭100円を入れるとチャリンと大きな金属音がした

 

牡丹の名所と言われるそうで、すぐ目の前にボタンが展示されている

順路の矢印に従って進みます

 

入って直ぐに「アマドコロ」の鉢があり、花は殆ど終わっていた

斑入りの園芸品種が観賞用に流通しているそうだ

 

キレイな大きな葉っぱでしたが、花が無く残念~中央に少し残っていた

アマドコロは茎を触ると少し角ばっていてざらつく 次のナルコユリより開花が早い

 

ナルコユリ:鉢に植えられていて、茎が弱いのか枝先が垂れていた

小さな蕾がぶら下がっていて花はこれから、 アマドコロは枝先の花は2個だったが

ナルコユリは3~4個の蕾が付いている 開花は遅くて一般には6月開花

 

鉢から多数の茎が立ち上がっている

茎が弱いのか上部の葉っぱは全部寄り添って傾き垂れている

 

花を撮りたかったが小さな蕾のみで残念です 茎は丸くて触るとツルツルしていた 最近に

なって瀬谷市民の森でホウチャクソウの群生を見て以来、似た花としてホウチャクソウ、

アマドコロ、ナルコユリの区別が難しいと知って、是非実物を撮影し観察したいと思って

いたが、今日で三者の区別が大凡分かるようになった

 

ダルマウツギの名札があり、ええ~これがウツギ?と思って調べると

ノリウツギの矮性種で紫陽花だそうで、小型で花付きも良いそうです

 

マルバウツギ(丸葉空木):相当散ってしまっている ユキノシタ科 落葉低木

ウツギの中では小さい花が咲く 5月に枝先に円錐花序を出し、1cm程の

小さい花を多数つける 和名の由来はウツギよりも葉が丸いことからだそうだ

 

マルバウツギの花:咲き残りの花を撮った 葉っぱは確かに丸い形ですね

雌雄同種で、開花は4月中旬~5月と言われる

順路に沿って、咲いている葉を撮影した 中には名札が無く名前の不明の花もある

花を知っていたり愛着のある花は気を付けて撮影したが、咲き終わっていた花は

残念だったし又花の種類が多くて大変だった 4月末~5月始めに来ていたら、

もっと多く咲いていただろうと残念に思った 次回③に続きます

 

 

 


・ 円覚寺 山野草 ①  (2022/05/10)

2022年05月12日 | 鎌倉

鎌倉 円覚寺の松嶺院で山野草を公開していると知ってやって来ました

 

この所何年も円覚寺には来ていなかったので、とても久し振りのような気がします

連休明けの観光客の少ない今日は絶好のチャンス~

 

拝観料500円を払いパンフレットを貰って入門する

今日は山野草が目的なんですが、円覚寺が久し振りなので、山野草の前に

境内を一回りして来よう 山門を見上げるとやはり大きいなぁ~と実感する

 

仏殿で参拝 円覚寺は1282年創建 鎌倉五山 第2位 臨済宗の大本山です

 

仏殿の左側、このポイントに随分以前にスケッチに何度も訪問したことがあり

 

とても懐かしい場所でもあります

 

方丈の池の近くまで入って静寂な雰囲気を味わう 池の周りの茶色の

苔の間に小さな5cm程のモミジが沢山、至る所に育っている

 

妙高池です 秋の紅葉の時期はステキです 池を見下ろすポイントでは

すばらしいモミジの紅葉風景が楽しめます

 

紅梅院への途中で、梅の老木へのセッコクが着生し、咲いています

 

セッコク:ラン科 小型の白い着生ランです 晩春から初夏に白い花を

咲かせます 長生蘭の名前で古典園芸植物として親しまれているそうです

 

坂道を往復して、山野草の特別拝観が出来る松嶺院の前まで戻って来ました

門前には「山野草の花の寺」の札が掛けられているのを確かめて

山門前の椅子で一休みします

今日の人出は少ないようで、時々出会う程度です 次回②に続きます

 

禅の教え (円覚寺のパンフレットの写しです)

私達がこうして今生きているという事は、そこに仏様がいらっしゃるという事なのであります。

それが何よりも尊いものであります。 その事実がどれだけすばらしいことであるか心の

底から感動して気付くことが大事です。 そのように本当の自分に目覚めて、各自それぞれが

それぞれの生活の中で、明るく楽しく生きることが私達の禅の教えであります。