四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 瀬谷 徳善寺 なごりの紅葉  (2022/12/24))

2022年12月25日 | 紅葉

瀬谷 徳善寺に立ち寄りました。 もしや紅葉が見られるかも・・・と

期待して、訪問しました。 本堂に参拝後、殆ど落葉してスカスカになって

いましたが、一部はまだ真っ赤な紅葉を見せてくれました。

 

例年は一面真っ赤になる紅葉ポイントです。

 

振り返って撮影~透かしの方がきれいだったかも・・・。

 

門前の垣根のサザンカです。

 

淡いピンクに縁取りされて、キレイでした。

サザンカも紅葉同様に殆ど終わっていました。

道々、鎌倉の妙本寺や瑞泉寺などは紅葉が遅いので

まだ真っ赤な紅葉が見れるかも・・・と思いつつ

今年は出掛ける元気が出ないので残念します。

 

 

 


・ ゴンズイの黒光りの実 ツルウメモドキの裂開中の実  (2022/12/19)

2022年12月22日 | 花3

タイトルに「ゴンズイの黒光りの実」と書きましたが、正しくは「黒光りの

種子」です 赤い部分が果実で、裂開して黒い種子が顔を出しています

 

和泉川を上って来てここは「東山の水辺」、春の桜並木のステキな水辺です

 

先月初旬にゴンズイの赤い実(果実)を撮ったことを思い出して

見上げると、葉っぱは既に落ちて、残った葉は紅葉中でした

枝先をよ~く眺めると黒いタネが顔を出して、黒光りをしています

 

ゴンズイの果実は袋果、果皮は肉厚で9~11月に赤く熟すと

裂開し、光沢のある黒い5mmほどの種子が1~2個顔を出す

ミツバウツギ科ゴンズイ属 落葉広葉 小高木

1cm位の果実が赤くなるため、初秋には目立って人目を惹きますね

 

見上げた先の果実は枯れて、黒い種子が抱きついている

鳥さんたちが食べてくれるのを待っているのだろうか

 

この画像は今年11月8日に同じ木の裂開直後に写真です

赤い肉厚の果実が一際目立っていました

 

裂開中のツルウメモドキに出合いました 鮮やかな赤や

オレンジ色の実が沢山見られます

 

果実は秋に淡黄色に熟し、果皮が3つに裂開し、鮮やかな赤色の仮種皮に

被われた種子が顔を出します 種子は4ケで長さ5mmほどだそうです

ツルウメモドキはニシキギ科ツルウメモドキ属の落葉つる性植物で

雌雄異株だそうで、花は5~6月頃開花し、黄緑色~淡緑色の

数mm程度の小さな花が咲くそうです

結局、ツルウメモドキの種はオレンジ色の果皮に包まれ、更に赤色の仮種皮に

包まれて生まれて来るようですね 

上の画像ではオレンジ色の果皮と赤い仮種皮だけが見えています

仮種皮はニシキギ科の特徴だそうです  花や種を知りたいですね~ 

 

 

 


・ 河津桜が開花しました   (2022/12/20)

2022年12月21日 | 

この河津桜は例年一足早く開花します

今年も既に咲いているかな・・・と立ち寄ると、見頃に近い開花しています

名札によると植樹してから丸19年経過して随分と大きく成長しました

もう10年ほど経ったかな~と思っていたのですが、年々月日の流れが

早く感じられます

この桜は横浜市瀬谷区の相沢川沿いの小学校の近くです

 

川沿いの柵を越して、下の相沢川に枝垂れています

近くを通った方も「キレイに咲きましたね」と

微笑んでいました

 

青空に映える枝先の桜です

 

明るい陽射しを浴びて、キレイに咲いています

 

更に100mほど川下には同じ河津桜が開花しています

 

 

 

桜の足元には「ガザニア」が咲いていました

間もなく霜が降りそうな空模様ですが

元気に咲いています

 

 

 

 


・ 和泉川の関ケ原の水辺 ロウバイ開花しました   (2022/12/19)

2022年12月19日 | 花3

紅葉観賞も一段落して、気掛かりだったロウバイを見にやって来ました

 

和泉川の上流 関ケ原の水辺に来るとロウバイが開花していました

 

陽当りの良い枝先の開花が早いようです

 

ロウバイ(蠟梅)は中国原産の落葉低木です

蝋細工のような梅に似た花だからとか、又開花時期が臘月と呼ばれる陰暦12月の

頃だから、蠟梅と呼ばれるようになったとも言われているそうです

ロウバイはロウバイ科で梅はバラ科なので全く違う植物です

 

ロウバイは雌雄同株で、「雌性先熟」で雌しべが先に熟して他の雄花からの

花粉を受けて受粉し、その後に雄しべが咲き出します 上の写真の花は雌性期で

雄しべは開いて花の内側にへばりつき、メシベの受粉を待っています

 

雌しべの受粉が終わると雄しべは立ち上がり雌しべをすっぽりと

包み込んだ後花粉を飛ばします、多様性の子孫を残す為のロウバイの

戦略として、雌しべは自分の木の雄しべの花粉は受け付けない

拒否反応を持っているそうです

 

ロウバイの開花時期は12月下旬から3月中旬と言われています

陽当りの良い枝先は早く開花しているようですが木の下部の方では

蕾が沢山付いています

 

今回撮影した木はこんな木でした

ロウバイの名所は横浜市内や鎌倉、又近くにもありますので、

時期になったら観賞撮影に行って見たいなぁ~と思っています

★今年の2月2日に「ロウバイの観察」をアップしました

ご参考に こちら

 

 

 


・ 大和 泉の森 紅葉見頃です   (2022/12/12)

2022年12月17日 | 紅葉

大和 ふれあいの森の紅葉を楽しんだ後、大和泉の森へやって来ました

ステキな青空で、期待通りの紅葉です

 

展望台デッキより眺めると、暖かい陽射しを受けて賑わっているようです

 

中池越しに緑の架け橋を眺め、久し振りの青空風景です

 

お気に入りの八つ橋デッキ迄来るとステキな紅葉で、ひとまず安心

この撮影のポイントは既に計画済みで、何枚も撮影した

1週間前では納得できず、再度訪問してとても良かった

 

紅葉の裏側より八つ橋デッキをを・・・

 

放水路裏の紅葉もすっかり色付き架け橋バックに撮影した

 

水車小屋裏の広場のトウカエデの紅葉です

背の高いトウカエデの木の天辺部分が紅葉中~青空にキラキラ輝いています

 

しらかし広場から「しらかしのいえ」へ向かう途中の風景です

紅葉~黄葉が鮮やかな風景を作り出しています

 

湿生植物園では水仙が咲き始めています

毎年の事ながら、この寒い冬に咲くなんてけなげな花ですね

この後山野草園を一回り、トキリマメの黒い実や高木のクヌギの

紅葉黄葉交じりの鮮やかな風景に感激~

今日は青空の中、泉の森へ再訪問してとても良かった

 

 

 


・ 大和 ふれあいの森 緑の見本園の紅葉 見頃です  (2022/12/12)

2022年12月14日 | 紅葉

緑の見本園で青空を見上げるのは久し振りです

手前の花壇には色々な花が植えられ彩を放っています

 

いつもの散歩道は既に紅葉~黄葉が見頃のようです

 

やっと念願の紅葉を見ることが出来ました ステキな紅葉です

 

見上げる先まですっかり紅色に変わっています

 

紅葉の足元は、時期によっては山野草を探して撮っていたが

今日は紅葉一点のみ・・・

 

この紅葉はノムラモミジとの名札が付いています

今日の青空の日を選んでやって来た甲斐がありました

 

高い黄葉の木の足元が紅葉の散歩道です 

 

果樹園の散歩道でも紅葉が迎えてくれました

梅園側もすっかり紅葉していたが、日当りの加減で

キレイな紅葉撮影が出来ず今回はパスします

 

緑の見本園入口のロウバイは沢山の蕾が膨らんでいました

毎年ながら年末頃にはロウバイの開花を楽しめそうです

 

 

 


・ 大和 ふれあいの森 親水広場では紅葉がピークです  (2022/12/12)

2022年12月13日 | 紅葉

今日は終日快晴の予報、前回紅葉の訪問時は10日ほど前

紅葉には少し早すぎたようだったので、今日は再訪問です

コロナ第8波が急増中なので、近場の紅葉を楽しもうとやって来ました

 

ふれあいの森への入り口坂道からの風景は紅葉~黄葉が

上手く溶け込んだすばらしい風景が飛び込んできた

 

親水広場からは青空バックの清々しい風景が広がっていた

久し振りの紅葉はもう終わっていないだろうか?

 

S字の坂道を下って来て、振り返るとステキな紅葉風景だ~

安堵しつつ、毎年眺める紅葉風景と遜色ないような気がする

 

やはり青空バックが一番ステキ・・・カメラマンが何人か来ていて

ポイントを交互に譲りながらの撮影となった 気持ちは急くが時間がたっぷりある

モミジの葉っぱが重複すると暗くなってしまうので、幾分落葉して

スカスカになっている方が透過光がステキな紅葉となる

 

引地川の方向へ振り返って見ると、こちらの紅葉もステキです

沢山撮影して、今年の紅葉も今回で終わりかな?

紅葉の名所は沢山あるが、出掛ける元気が出るだろうか

 

広場の中央の「イイギリ」の大木もすっかり落葉して赤い実だけが

一面にぶら下がっいる のけぞりながら見上げて撮るのは楽じゃないね

同じポーズで撮影中のカメラマンもいた 見合わせて笑っていた

 

売店前の広場は青空が広がり、気持ちの良い撮影日和となった

 

来る途中のメタセコイアのプロムナードで、「ボケ」の花が

咲き始めていて、ピンク色の花が「いいね」でした

この後、同じふれあいの森の緑の見本園へ移動します

いつもの散歩道の紅葉がキレイだと良いが・・気掛かりだ

次回に続きます

 

 

 


・ ツタ(ナツヅタ)の観察   (2022/12/09)

2022年12月10日 | 紅葉

常緑のキヅタはフユツタ(冬蔦)と呼ばれるのに対して、紅葉するツタは

ナツヅタ(夏蔦)と呼ばれます

 

山下公園の象の鼻近くのビルに一面にツタが紅葉しています

 

横浜市営地下鉄センター南駅近くの石垣のツタはステキな

紅葉の真っ最中です

ツタの基本情報として、ブドウ科ツタ属の広葉落葉つる性植物です

葉は互生し花序の枝に付く葉は卵形で3裂し、縁には粗い鋸歯があり

長さ15cmの葉柄を持ちます 花序の無い枝に付く葉は小さく

時に3全裂して葉柄も短い 花は雌雄同株の雄性先熟で、6~7月頃に咲く

葉と対生する位置に長さ3~6cmの集散花序を出し、クリーム色~

黄緑色の小さな5弁花を付けるそうです

果実は径5~7mmの球形の液果で青黒く熟し表面に白粉が付くそうです

 

撮影用に垣根の上に引っ張り出して撮りました

葉に対生して先端部が吸盤となる巻きひげがあり、この吸盤で

木や壁に付着して上ります

壁面への付着性ではナツヅタが一番で、ガラスや鉄板、コンクリート面

でも難なく登って行けるのは無数の吸盤で植物体を支えているからです

この巻きひげは葉と対生することから、葉が進化したと考えられるそうです

 

巻きひげの先端部の黒丸が吸盤です 白壁に付着しています

 

こちらも吸盤で付着している様子ですが、巻きひげが干からびて

濃褐色になっても吸盤の付着力は落ちないでへばりついています

 

葉に対生する位置に巻きひげがあり、その先端部が吸盤です

吸盤部分を大きくアップで撮りたいですが、手持ちのコンデジでは

これが限界でした (次回はマクロで撮ります)

★以下はネットで調べた参考情報です

「巻きひげの先端部は便宜上吸盤と称し、粘着パッドを持った巻きひげに

よって長い間付着している 粘着液を分泌し、有機質 無機質の基材に

付着することが知られています」

 

キヅタは多数の気根を出して、樹に絡みついて上に登ります

太い枝には無数の気根が見られます

 

秋の紅葉観察時にいつも目にするツタの紅葉風景~

緑色~黄色~紅色へのグラデーションがステキですね

多色が混在するツタの風景も更に魅力的です

 

 

 


・ 柿&レモンの鈴なり 皇帝ダリアなど  (2022/11/30~12/03)

2022年12月08日 | 花3

いつもの散歩道で見掛ける小粒の柿が今年は鈴なりで、

葉っぱも落ちて青空に柿だけが目立っていました

 

又、こちらでは黄色くなった大きなレモンが鈴なり・・・

 

冷たい雨にも負けず皇帝ダリアがキレイにまだ咲いていました

キク科の多年草 ダリア属の植物はメキシコから中米に27種あるそうで

茎が木質化する3種がツリーダリアと呼ばれ、皇帝ダリアは特に茎が

太くなり草丈(~6m)にもなります、 皇帝ダリアは短日植物で、日が短く

ならないと花芽が出来ず、開花期は遅く、 開花期は11月下旬

から12月上旬、 一重の薄紫色の花を咲かせるものは野生種だとか

茎の内部は空洞で竹の様で、強い風でポッキリ折れるそうです

 

トウカエデの紅葉がほぼ終盤です トウカエデは葉っぱが美しく

排気ガスなどの大気汚染に強く、また夏の乾燥や剪定にも強い為

公園や街路樹として利用されます 落葉広葉樹のカエデとモミジは

同じカエデ属で見分け方は葉の切れ込みの違いで、切れ込みの

深いのがモミジで、カエデは3浅裂です

 

サザンカがあちらこちらで見掛けられます 白色や淡いピンクなど

花の少ないこの時期には貴重ですね

 

見たことが無いこの花の名前は何でしょうか?

海岸や崖地で見られる高さ30~40cmの多年草だそうです

先日三ツ池公園を訪問時に、コリア庭園で出合いました

名前は「イソギク」(磯菊)

キク科の多年草、原産地は日本、日本の固有種だそうです

茎の上部に密な散房状の花序を出し、黄色の管状花を多数つけます

花は10~12月に咲くそうで、名前から寒風吹き荒れる磯部で

咲くとは丈夫な花なのでしょうね

 

「アオツヅラフジ」(青葛藤):ツヅラフジ科の落葉植物

雌雄異株、花は7~8月開花の6弁花、花色は黄緑色、

藍黒色の果実は7mmの球形で、ぶどうの房のように

かたまって付くそうです

垣根越しに古小屋から垂れているのを見掛けました

 

 

 


・ 大和 泉の森では紅葉が見頃です  (2022/12/03)

2022年12月06日 | 紅葉

大和 泉の森へやって来ました お昼近くから青空となり

紅葉バッチリだと良いが・・と期待しながら来ました

 

南口より入り、桜並木の土手より「しらかしの池」を見下ろすと

鮮やかな紅葉~黄葉となっていて、急に元気が湧いて来た

 

中池に近い用水路の紅葉の裏側に回るとイロハモミジが

バッチリ赤く色付いていて、早速撮影開始~

 

モミジ越しに緑の架け橋を眺めると、人出が多くなってきたようです

イロハモミジも先端部は色付いていますが、まだまだ青い部分も多いです

 

「八ッ橋デッキ」(木道)より眺めると紅葉バッチリ~

カメラマンやワンちゃん散歩、ウオーキングの人達も眺めながら通り過ぎる

 

木道で振り返って見ると、こちらの眺めもグー・・・

画像右下に赤く写っているのは先程の撮影ポイントです

 

モミジの裏側に回って透かして見ると、色とりどりでステキです

 

湿生植物園の上に架かる「緑の架け橋」の下からの紅葉です

 

一回りした後、展望台から眺めると、下の池辺では多くのカメラマンたちが

長い望遠で狙っている先にはカワセミが・・・チャンスとばかりに

手持ち撮影しました

 

八ッ橋デッキの傍で見掛けた「サンショウ」の赤い実です

今日は午後から晴れ間が出て、紅葉も見頃でとても良かったです

★泉の森での昨年の紅葉は こちら