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四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 天王森泉公園 冬桜 カリガネソウ イヌショウマ など ② (2022/10/08)

2022年10月12日 | 花3

前稿の続きです

昨夜の雨で濡れた桜(冬桜?)が珍しく咲いていました

 

「カリガネソウ」(雁金草) シソ科の多年草 山野草園で

晩夏から初秋の頃、花径に10輪前後の大きな円を描くように咲く

「雁金」はカモ科の鳥のガンの別名で、長く突き出たシベの様子を

ガンが空飛ぶ様子に見立てた名前だそうです

花は唇形で上唇は更に2枚に、下唇は3枚に裂ける為、5枚に見える

長く突き出す弓状のシベと下唇の斑点模様が特徴で、これで

虫を呼ぶそうで、見る程にキレイな円弧状になっていますね

 

「イヌショウマ」(犬升麻)

イヌショウマは食用にならない為「他より劣っている」ことを

表す「イヌ」が付いたそうです

 

花の部分を拡大してみました

高さ60~80cmの穂状の花序は下から咲き上がり、上方には淡紅色の

蕾が見られます 花には柄が無く殆ど穂にくっ付いて見えます

サラシナショウマはイヌショウマが終わった頃に咲き出して

花に柄があるのが見分けるポイントだそうです

 

「タイワンホトトギス」 ユリ科の多年草

日本ホトトギスとタイワンホトトギスの見分ける大きな違いは花の付き方で

茎の上部にのみ花をつけるのがタイワンホトトギスだとか

 

「セキヤノアキチョウジ」(関谷の秋丁字)

シソ科ハッカ属の多年草、日本固有種で秋に青紫色の2唇形花をつけ、

「丁字」形の花であることからこの名前が付いたそうです

「関屋」とは昔の関守の家(関所を守る家)のこと、

関所の近くに咲いていたからこの名前なったと言われています

 

「キツリフネ」(黄釣船)ツリフネソウ科の1年草

花弁は3個、下の2ケが合着して唇弁となり、奥に赤褐色の斑紋がある

唇弁が合着していないものや斑紋の無いものなど変化があるそうだ

花は黄色で、葉腋から下垂する

 

「フジバカマ」(藤袴)が沢山咲いていた

この花の咲いていると周辺を明るい雰囲気にしてくれる花ですね

キク科の多年草 中国原産 草丈60~120cm  開花8~10月

夏の終りから秋にかけて茎の先端に5mm程の小さな花を房状に咲かせる

花色が藤色で、花弁の形が袴のようであることから名付けられたそうだ

 

 

 


・ 天王森泉公園 シロバナサクラタデ、シモバシラ、シャクチリソバ、ミゾソバ など  (2022/10/08)

2022年10月10日 | 花3

「シロバナサクラタデ」 タデ科の多年草 白色 花被は4~5mm

シベが飛び出した可愛い花です 花期は8~11月 草丈は40~100cm

サクラタデの花被が5~7mmであるのに比べて、小さいので区別が出来る

昨年10月にサクラタデを撮ったので、今年も見てみたいと思ってしたが

残念ながら今年は見つけられませんでした

 

昨日の雨で垂れています これからも咲き進んでいくようです

透けるような真っ白で小さいので撮り難いですね

 

「シモバシラ」の白い花です シソ科の多年草

冬になると根元に〝霜柱”のような氷の結晶ができる所から

この名前が付いたとか

 

枝の上部の脇に片側だけにズラッと白い花を咲かせます

霜柱はどうして出来るんだろうかと調べてみました

シモバシラは多年草なので、冬に地上部が枯れた後も地中の根は

毎日活動を続けている これ自体は他の多年草と同じで、

シモバシラの場合は枯れてからも枯れる前と同じように地下の水を

吸い上げて、茎の方まで送り続けているそうです

(シモバシラの水分を吸い上げる管の部分が丈夫なのでこうなるらしい)

冬に茎の少しの割れ目から吸い上げられた水がはみ出して外気に

触れて氷の花が咲いたように見えるようになるそうです

色々な自然条件が重なって出来るそうで冷えるだけではダメなようです

★霜柱が出来る様子はネット動画でも見られ、すばらしい氷の花です

 

「シャクチリソバ」タデ科の多年草 赤いシベの基部に

黄色い蜜腺が写っているので投稿しました

シャクチリソバは先日2022・10/4に投稿しましたのでご参照ください

 

「ミゾソバ」タデ科の一年草 水路や畦の水辺など湿った所に群生する

花の上部がピンクや薄紫色で下部が白くて可愛い花を咲かせます

この時期には色々な所で見られます

★ 投稿記事をご参照ください こちら

 

「キンミズヒキ」夏から秋にかけて小さい黄色の花が咲きます

バラ科 キンミズヒキ属の多年草

花弁は黄色で5枚、花径は7~10mm 花期は8~10月

この花の形が金水引に似ている所から名前が付けられたそうです

 

 

 


・ 横浜 里山ガーデンフェスタ 2022 を見て来ました  (2022/10/04)

2022年10月06日 | 花3

秋空に広がるすばらしい大花壇 10月4日 見て来ました

 

横浜市主催の「里山ガーデンフェスタ」は春と秋の2回開催されます

場所は横浜動物園ズーラシアに隣接、ズーラシア行きのバス終点の

ズーラシアより里山ガーデン迄無料シャトルバスを利用しました

入口広場には歓迎の総合案内所があり、また色々なPRブースのテント、

キッチンカーも出ていて、休憩所もある 至れり尽くせり~入園無料

大花壇入口にはマスコットや沢山の花で彩られお祭り気分を盛り上げている

 

森の中の空中散歩道を抜けると、「花の見晴らしデッキ」の大パノラマです

今日は快晴、陽射しがあって少し汗ばむ程です

眼前に広がる斜面の大花壇、既に多くの人出で混雑しています

 

展望台から眺める大花壇の西側です、大花壇は10,000m2 で

100品種 25万本の花々で彩られているそうです

 

大花壇に下りる階段の途中から俯瞰、九十九折に造られている見学歩道、

一方通行の矢印の案内板に沿って沢山の花を撮りつつ進みます

所々に休憩用の椅子も置かれ、目の前の花を楽しめます

 

コスモスが多く、満開で風にゆらゆら~青空に映えます

 

ワンちゃん連れの方、車いすの方、ご年配の方、お友達などと

秋の一日を青空の下で語り合いながら楽しんでいる様子です

パンフレットの裏一面にコスモス7種、ペンタス5種、サルビア7種、

ジニア6種、千日紅4種の他沢山の花が写真入りで紹介されています

お花に詳しい方にはとても参考になるでしょうね

斜面最上段の道には木陰に多くの椅子が置かれ、眼下の花を見ながら

お弁当を広げ楽しんでいます

 

素人目にピンクの花があちらこちらで目に付きパチリ・・・

 「サルビア コクシネアサクラプルコ」と

名前を知りましたが、その場で忘れてしまう難しい名前ですね

 

こちらも多く見掛け、名前は「ペンタス グラフィティバイオレット」で

薄紫色でシベが先端で2裂しています

 

青空バックに満開のコスモスの撮影が出来ました

この里山ガーデンフェスタの開催期間は2022ー9/17~10/16

尚、「秋の重ね押しスタンプラリー」(園内4か所)が行われ

重ね押しするとズーラシア入園料が5割引きになるそうです

★里山ガーデンフェスタについては横浜市のHP こちら

 

 

 


・ シャクチリソバが開花しました   (2022/10/03)

2022年10月04日 | 花 2

今年も「シャクチリソバ」(赤地利蕎麦)の開花が始まりました

和泉川沿いで昨年花を見つけて、今年も見に出掛けました

 

まだ花数は多く有りませんが、確実に咲いています

タデ科の多年草、花径が5mm程の小さな花 花期は9~10月

雄しべが8本で葯が赤紫色 雌しべは3本で白色半透明

 

この枝先の開花が早そうです シベの基部に黄色い密腺があります

 

花の花弁に見えるのは白い萼で5枚あります

少しの風でゆらゆら動くので撮影が大変です

 

赤い葯の付いた雄しべを横から眺めると可愛いです

 

葉は横幅の広い三角形で、葉の付け根が赤いのが特徴

 

上部の葉の付け根から2~3の枝分かれした茎を伸ばし

頂部に小さな花を多数咲かせます

 

すぐ近くに「ゲンノショウ」が咲いています

 

今回撮影したシャクチリソバは沢山開花しているようですが

とても小さな花で、蕾も白色 花も白色で近づかないと花が見えない

川岸の斜面で踏み込んで行かれず、川辺に座り込んで咲いている

花を捜して手持ち撮影するのですが、小さい花でピン合わせに

一苦労でした、沢山撮影しましたが殆どがボツでした

しかし撮った画像を再生拡大してピンが良いとホッとします

昨年は撮影時期が遅く種まで撮る事が出来ました

★昨年「シャクチリソバ 花から種まで観察」とのタイトルで

投稿しています ご参照ください こちら

 

 

 


・ 宮沢遊水地 秋を感じながら・・・   (2022/09/27 & 21)

2022年10月01日 | 花3

宮沢遊水地に来ると青空に白い雲~桜も黄葉が始まっています

 

散歩道の「アキニレ」も紅葉が始まっています

朝夕涼しくなって、宮沢遊水地もすっかり秋の気配です

 

アキニレの黄色くなった葉っぱ、次第に赤くなってきます

 

見上げるとアキニレの小さい花がいっぱい~ 枝じゅう花だらけ

 

「シュウメイギク」遅まきながらめがね橋袂で咲き誇っています

 

遊水地北側の散歩道ではコスモスが風にゆらゆら靡いています

 

和泉川沿いの桜の根元にヒガンバナ・・ひっそり咲いている風景も良いですね

 

「ススキ」風のなすままゆらり~ゆらりと靡いています

ここでは「ウクライナ侵攻」「プーチンのわがまま独裁」、「国葬問題」

「統一教会問題」や「国内物価上昇で悲鳴」、「延々と続くコロナ・・」など

何処の話ですかと・・・今日も自由にユラユラ過ごす身が羨ましい

 

「ママコノシリヌグイ」ミゾソバ似の可愛い花が咲くそうです

茎にも葉にも棘だらけ・・棘が痛くて触れない、写真を撮るだけ

しかしママコノシリヌグイとは可哀そうな名前ですね

 

今日の最後はやっぱり~萩の花~

枝じゅう小さい花が一面花だらけ・・・枝垂れた雰囲気がステキですね

いつもの遊水地一回りで秋の気配を感じ、これから清々しい秋の季節を

楽しみたいですね