横浜こども植物園の野草園でゲンノショウコの群生に出会いました
近付いて見ると、ゲンノショウコ群生の中にお神輿の飾りが
沢山見られ、これは面白い~チャンス~と思い撮影開始する
ゲンノショウコ科フウロソウ属の多年草、日本が原産地
白色の花 東日本では白色が、西日本では淡紅色が多いと言われています
花の直径は10~15mmと小さい、拡大して見るととても可愛い花
花弁と萼は5枚、オシベは10本 中央のメシベの赤っぽい花柱は5裂する
色違いの淡紅色の花です 花の左に若い果実出来ています
今日の狙いはこの嘴状の下端の種子が巻き上がる様子を見てみたい
ミコシグサとの別名があり、果実が成長して巻き上がり、お神輿の
屋根の飾り(トップ画像)のようになるまでの様子の観察です
嘴状の下部に薄黒いタネが5個出来ています 一枚上の花の画像の右側には
赤味を帯びた小さな種が、今は大きく成長して巻き上げられるまでに
成長しています
一面に腺毛だらけ・・(腺毛とは毛の様で特殊な液体を分泌するもの)
嘴状の外側が5個に裂けて、5個の種を包んで巻き上げます
この巻き上げる時に中の種が弾き飛ばされます
沢山の赤く色付いた風景は秋の風情を感じさせられますね
お神輿の飾りが出来上がりました
花と果実が混在し、ゲンノショウコの様子が一目で見られます
次に出会った折には、もっと詳しく撮ってみたいと思います
★昨年「ゲンノショウコ花から種子散布まで」を投稿しています
こちら からどうぞ!!