四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 第25回 湘南ひらつか囲碁まつり 多面打ち大会 見て来ました  (2022/10/09)

2022年10月13日 | イベント

「第25回 湘南ひらつか囲碁まつり 多面打ち大会」を見て来ました

神奈川県平塚市 JR平塚駅前の紅谷パールロード商店街通りで開催されました

700面の多面打ち、プロ棋士総勢66名参加、プロ棋士と打てるとあって

とても人気のある囲碁まつりです 350面を2回に分けて行われました

 

少し早めに現地に到着、長い長いテントが張られ、テーブルには

既に碁盤が並べられています コロナによる中止があり4年振りの開催だって

前回の囲碁まつりも見に来た記憶があり、楽しみでやって来ました

平塚市は、囲碁界に多くのタイトルホルダーを輩出した故木谷実九段が1937年(昭12)から道場を構えていた。戦後、大竹名誉碁聖が塾頭として弟弟子を鍛え、今回参加した石田九段、武宮九段をはじめ、多くの逸材を育てた。そのタイトル獲得は200期以上、一門の段位は五百段を超える。偉大な棋士を記念した特別展を96年に開催した時、関連イベントとして木谷門下30人がファン200人と多面打ちを行ったのがきっかけとなった。(報道記事参照)

 

13:00定刻に、楽隊の高らかなメロディに合わせてプロ棋士

66名の入場開始、大竹英雄 名誉棋聖を先頭に入場行進開始

 

続いて、二十四世本因坊秀芳(石田芳夫九段)入場、続いて

人気絶頂の武宮正樹 九段が拍手に迎えられて入場してきました

その後ろには多くのプロ棋士が並んで入場です

 

平塚市長の挨拶に続いて、本因坊秀芳による開始の挨拶でスタート

いよいよプロ棋士と対戦開始~ 後方より眺めると

盤面には参加者は黒番先手で、4目~正目が既に置かれている

 

本因坊秀芳は素人相手に解説付きで指しているようだ プロから見れば

一手一手がマチガイだらけ、ついつい解説したくなるんでしょうね

 

上野愛咲美 (女流立葵杯)は周りの方々に笑顔を

振りまきながら盤面の石を進めている

350面を66人の棋士が分担(一人5~6面対応)し

指しながら順番に回っている

 

小学生と思えるお子さんも参加、おぼつかない手つきで

指している 多分後ろに立っている親はハラハラしながら

見ていることでしょう

 

こちらの年配者、若い者には負けられん・・と真剣勝負の熱の入れよう

 

ほぼ大勢が決まっている様子、4目の置石で対戦している様子

盤面からはやはり白有利、白番中押し勝ちと言われる戦況か

眺めながら次の一手は何処か?終盤の寄せに入るとやはりプロが強い、

 隣では既に投了してプロ棋士の解説になるほどと頷いている

時間があればもっと見ていたい気もしたが、時間だ引き上げよう

この観覧者の中には、ごひいきの棋士が居て、終始眺めていたでしょう

楽しい一日でした

 

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今回の囲碁まつり多面打ち大会のパンフレットです

このパンフレットと一緒に、出場棋士の名簿を頂いた

「木下門下会の棋士」と「日本棋院の棋士」に分けて

出場棋士の写真入りで略歴が紹介されていた