「第25回 湘南ひらつか囲碁まつり 多面打ち大会」を見て来ました
神奈川県平塚市 JR平塚駅前の紅谷パールロード商店街通りで開催されました
700面の多面打ち、プロ棋士総勢66名参加、プロ棋士と打てるとあって
とても人気のある囲碁まつりです 350面を2回に分けて行われました
少し早めに現地に到着、長い長いテントが張られ、テーブルには
既に碁盤が並べられています コロナによる中止があり4年振りの開催だって
前回の囲碁まつりも見に来た記憶があり、楽しみでやって来ました
平塚市は、囲碁界に多くのタイトルホルダーを輩出した故木谷実九段が1937年(昭12)から道場を構えていた。戦後、大竹名誉碁聖が塾頭として弟弟子を鍛え、今回参加した石田九段、武宮九段をはじめ、多くの逸材を育てた。そのタイトル獲得は200期以上、一門の段位は五百段を超える。偉大な棋士を記念した特別展を96年に開催した時、関連イベントとして木谷門下30人がファン200人と多面打ちを行ったのがきっかけとなった。(報道記事参照)
13:00定刻に、楽隊の高らかなメロディに合わせてプロ棋士
66名の入場開始、大竹英雄 名誉棋聖を先頭に入場行進開始
続いて、二十四世本因坊秀芳(石田芳夫九段)入場、続いて
人気絶頂の武宮正樹 九段が拍手に迎えられて入場してきました
その後ろには多くのプロ棋士が並んで入場です
平塚市長の挨拶に続いて、本因坊秀芳による開始の挨拶でスタート
いよいよプロ棋士と対戦開始~ 後方より眺めると
盤面には参加者は黒番先手で、4目~正目が既に置かれている
本因坊秀芳は素人相手に解説付きで指しているようだ プロから見れば
一手一手がマチガイだらけ、ついつい解説したくなるんでしょうね
上野愛咲美 (女流立葵杯)は周りの方々に笑顔を
振りまきながら盤面の石を進めている
350面を66人の棋士が分担(一人5~6面対応)し
指しながら順番に回っている
小学生と思えるお子さんも参加、おぼつかない手つきで
指している 多分後ろに立っている親はハラハラしながら
見ていることでしょう
こちらの年配者、若い者には負けられん・・と真剣勝負の熱の入れよう
ほぼ大勢が決まっている様子、4目の置石で対戦している様子
盤面からはやはり白有利、白番中押し勝ちと言われる戦況か
眺めながら次の一手は何処か?終盤の寄せに入るとやはりプロが強い、
隣では既に投了してプロ棋士の解説になるほどと頷いている
時間があればもっと見ていたい気もしたが、時間だ引き上げよう
この観覧者の中には、ごひいきの棋士が居て、終始眺めていたでしょう
楽しい一日でした
今回の囲碁まつり多面打ち大会のパンフレットです
このパンフレットと一緒に、出場棋士の名簿を頂いた
「木下門下会の棋士」と「日本棋院の棋士」に分けて
出場棋士の写真入りで略歴が紹介されていた