素晴らしい青空が広がる天王森泉公園前の田園風景 今日は春の山野草の観察です
「ミヤマヨメナ」が迎えてくれました 春に咲く数少ない野菊の一つ
キク科の多年草、渓谷沿いや落葉樹林の陰地に群生、花径は3~4cm 花期は5~6月
ホウチャクソウ:イヌサフラン科の多年草 花期は4~5月 花径1cm 花弁6枚
枝先に1~4個 白色で先が緑色になる筒形の花を吊り下げます
アマドコロやナルコユリと見分けるのが難しいのですが、名札があって助かりました
チゴユリ(稚児百合):イヌサフラン科 の多年草 開花5月 花色は白
柵があって園内に入れず、正面からの撮影は残念でした
フタリシズカ:センリョウ科の多年草 日本&中国原産 山林など日陰地に分布する
源義経の愛妻 静御前の舞う姿をこの花の様子にたとえたそうだ 開花時期4~6月
上の画像は開花が始まったばかりの「ヒトリシズカ」です センリョウ科の多年草
開花は4~5月 花色は白 花の花序は1~2cm 茎の先端付近に4枚の葉が
輪状に付き、その中央から白いブラシ状の花序を1本真っ直ぐに伸ばします
花弁は無く、花序の白いのはオシベ 次回に継続観察します
ラショウモンカズラ:シソ科の多年草 唇形の花は上唇に二つに、下唇は三つに裂け
斑紋のある下唇中央は更に二つに裂ける 鮮やかな紫色で横向きに咲かせます
これが切り取られた鬼の腕になぞらえたとは昔の人はすごい発想力ですね
上の画像はアオキです、右の赤い実は昨年の実、中央に十字形に見えるのは雌花、
小さく膨らんで見えるのが今春出来立てホヤホヤの実です 雌花と出来立ての実を
やっと見付けたと思ったら、赤い実も残っていてラッキーでした
ミヤマオダマキ:キンポウゲ科の多年草 原産地は日本 本州北~北海道など
標高の高い山や冷涼な地域に分布している 寒い地方の植物のようだ
開花時期は春~初夏 花径は3~4cm 草丈は10~20cm 花色は紫、桃色 白など
野の花苑の風景です 今日はボランティアさんによる園内の除草作業のようです
狭くて花壇で花を踏まないように気遣いながらの作業は大変でしょうね
今日は投稿画像以外にも多くの春の山野草を見ることが出来ました
しかし満開に至っていない花も多く、次月に再度経過観察の積りで来園予定します
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