12日の土曜日、久しぶりにボート釣り。
南風が強く、釣果は芳しくなかっけど、ちょっとおもしろいものが釣れた。
それは「スズメダイ」
磯釣りなどではよく眼にする小魚で、餌取り軍団のひとつ。
いわゆる「外道」扱いで、釣れても持ち帰ることはまずない。
が、今回は持ち帰って食べてみることにした。というのは「あぶってかも」を思い出したからである。
「あぶってかも(焙って鴨?)」とは、九州方面の呼び名。
脂分の多いこの小魚に塩を振って焼くと鴨のような味がする?ということに由来するとか。
もうずいぶん前だけど、新宿の沖縄料理の飲み屋で初めて食べた覚えがる。
そのおもしろい名前と、皮が黒くこげた豪快な焼き方と、思いのほか美味しかったことが記憶にある。
とりあえず下ごしらえをして、他の魚と一緒に一夜干し。
七輪で炭火と行きたかったけど、準備がたいへんなので、とりあえずガス火&フライパン。
記憶にあるイメージとは違って、なんだかお上品な感じに焼けてきた。
食べてみると、おお、なかなかいける。
たしかに脂が多く少しこってりした感じだが、ビールや発泡酒には合うかも?
ただ、骨離れはあまりよくなく、箸でつつくと肉は崩れてしまう。
結局、手に持って鰭を歯でむしりとり、皮ごと肉をはがす食べ方に落ち着いた。
この小魚、初めてトライしたけどなかなか良かった。
ビールのつまみのバリエーションがひとつ増えたかな?
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一度食べてみて、味はともかく下ごしらえに閉口してその後トライしてません。
九州ではスーパーの鮮魚売り場にパック詰めで並んでたりもするんですが…。
ルンルンさん、さすがだな~
外道だって、食べなくては、もったいない
ですよね。
うちでは、ヒイラギだって、みりん干しに
して食べました。
真っ黒な漁師の手じゃん!