6月4日、梅雨とは思えない程、カラッとした爽やかな晴天の日、
西国33所の20番札所・善峯寺と22番札所・総持寺へ行ってきました。
まず、京都市・西山の峰々の中腹にある善峯寺(よしみねでら)へ。
JR京都線の向日町駅で下車して1時間に1本しかないバスで約30分。
孟宗の竹林に覆われた緩やかな丘陵を過ぎ、木立におおわれた谷間で下車。
曲がりくねった急な山道を登ってやっと東門に着きました。
海抜300mの山の中腹をしめる3万坪の境内は手入れが行き届いていて
春は桜、初夏は紫陽花、秋は紅葉の名所として関西随一の景勝地である山寺
山門(仁王門)
元禄5年(1692年)桂昌院により再建。両脇の金剛力士像は運慶の作で
源頼朝公が寄進されたと伝わっています。
観音堂(本堂)
本尊・十一面千手観世音菩薩は仁弘法師の作
脇立・十一面千手観世音菩薩は源算上人の作
サツキが満開の石段を登り、天然記念物「遊龍の松」の下をくぐります。
徳川五代将軍綱吉の生母・桂昌院お手植の、樹齢600年とも言われる
天然記念物の五葉松「遊龍の松」は特に有名。
元は全長54mでしたが、平成6年、松くい虫ののため15mあまり切り、
現在に至っている“日本一の松”だそうです。
幹の高さは2m位ですが、横枝が北と西へ長~~く伸びています。
境内は新緑に包まれ気持良い時間を過ごせました。
高野山より移植された樹齢300年の大きい高野槇
見晴らしの良い景勝の地に桂昌院が祀られている「けいしょう殿」があります。
ここからは京都の街が見下ろせ、比叡山も見えました。
さらに石段を登り奥之院へ
奥之院・薬師堂
帰りにもう一度山門を
住所 : 京都市西京区大原野小塩町1372
宗派 : 天台宗単立
本尊 :十一面千手観世音菩薩
開基 :源算上人
創建 : 長元2年(1029)
御詠歌 : 野をもすぎ山路にむかふ雨の空 善峯よりも晴るる夕立
今後の野菜や果物の生育が心配になってしまいます
(これって関東だけでしょうか?)
桜や紅葉で有名な善峰寺・・
行きたいと思いつつもなかなか行けないのは、やはり交通の便ですが
マロンさんは電車と1時間に1本のバスを乗り継いでいらしたのですね
新緑の季節もまた良い善峰寺、意を決して(?)、行ってみようかしら(笑
我が家の畑も昨日 玉葱200本とジャガイモの収穫をしましたが、
土が硬くて汗だくになり、結構大変でした。
でも明日からようやく雨が降りそうです。
善峯寺は不便な所にありますが、バスの時間を調べて行けば
全く不自由ではありませんでした。
ただ混んでいて座れなかったらと気になりましたが、平日だったので
他に万葉集のサークル?の人が10人位で大丈夫でした。
秋の紅葉が綺麗だそうですよ。 是非、一度お越し下さいね。