3日目は昨年に続いて、栂池自然園に再度行きました。
実は昨年のブログに書きましたが、ガスっていて白馬大雪渓が見えなかったので
自然園の一番奥の展望湿原まで行かずに帰ってしまい、ずっと心残りでした。
それで今回は絶対見られることを願って再チャレンジしたのですが。。。
全長 4,120mの日本で2番目に長いゴンドラ(約20分)とロープウェイ(約6分)を乗り継ぎ、
標高1,829mの自然園駅に向います。
6人乗りのゴンドラリフト「イヴ」です。
上に行くにつれて霧か雲がかかっていて、途中で全く何も見えなくなり不安でしが、
すぐに雲の上に出て明るくなりホッとしました。
ロープウェイ乗り場です。
自然園入口
日本有数の高層湿原で数十万年もの年月をかけてできた4つの湿原(ミズバショウ湿原、
ワタスゲ湿原、浮島湿原、展望湿原)に、約370種類にも及ぶ高山植物が咲いています。
ニッコウキスゲ
チングルマの種
コバイケイソウ
キヌガサソウ
ワタスゲ湿原の少し手前の岩の間に冷風を吹き出している「風穴(ふうけつ)」があります。
風穴(ふうけつ)
太古の火山活動の名残と言われており、岩の隙間から冷たい風吹き出しています。
夏でも雪が残っていて温度計は3℃でした。 天然クーラーに暫し涼をとりました。
銀命水の近くには “ニッコウキスゲ” と “ヒオウギアヤメ” が咲いていました。
浮島湿原と展望湿原の間にある モウセン池。
昨年はここまでで帰ってしまったので、ここから先は初めての体験です。
モウセン池を過ぎると道は木道ではなくて急な山道になります。
標高2,010mの展望湿原に着きました。
自然園の最奥に位置する展望湿原の展望台からは晴れていれば北アルプス連峰と、
夏でも多くの残雪に覆われる白馬大雪渓を見ることができるのですが。。。
30分位待っていましたが、一向にガスが晴れそうにないので諦めて下山することにしました。
再チャレンジだったのに残念ですが、今回はここまで来られただけで幸せでした。
展望湿原の展望台の目の前にはタテヤマリンドウが咲いていました。
湿原のお花です。
続く