中央ヨーロッパ旅行記が途中でストップしてしまい ( のろま な上に 出かけることが重なって他の記事を書いてしまったので )1ヶ月ぶりに再会です。 左横の 「 CATEGORY 」 欄の 「 旅行 」 をクリックすると前回に続きます。 4日目はウィーンで終日フリータイムです。(この日の気温は最高7℃、最低5℃・曇り) まず地下鉄に乗ってリング周辺の美術史美術館に行きました。 ウィーン美術史美術館は、マリア・テレジア記念像をはさんで自然史博物館と 向かい合って建っています。 パリのルーブル美術館、マドリッドのプラド美術館と並び、ヨーロッパ3大美術館の ひとつで、ハプスブルク家の歴代皇帝が収集した作品を中心に、ルーベンス、 レンブラント、ベラスケス、ラファエロなどの名作や、特にブリューゲルの コレクションが有名です。 ベラスケスの「薔薇色の衣裳のマルガリータ王女」が無いと思って係員に聞くと なんと東京・六本木の国立新美術館で開催されていた『ウィーン美術史美術館所蔵 「静物画の秘密展」』に出展されていたそうです。 美術史美術館は建物も凄くて玄関ホールに足を踏み入れた途端、目に飛び込んでくる 天井ドームの細部装飾や豪華な中央階段、大理石の柱と金の装飾、これが美術館? と疑うほど絢爛豪華で、美術館自体が美術品になっているようで圧倒されました。 |
<ウィーン美術史美術館とマリア・テレジア像 | |||||
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次は美術史美術館の隣にある王宮 (Hofburg) へ! ブルク門を潜ると英雄広場があり、ネオ・バロック様式の新王宮が威風堂々と 建っています。 13世紀以来いくたびもの増改築が加えられ、現在の姿に整えられたハプスブルク家の 居城は広大な敷地の中に18もの棟が複雑に入り組んで建ち、今では多くの博物館が 入っています。新王宮の前には、オーストリアをトルコの脅威から救った英雄オイゲン公の 騎馬像が、英雄広場にはオーストリア軍を指揮してナポレオンと戦ったカール大公の 騎馬像がありました。 |
<ネオバロック様式の堂々たる建築の新王宮 左はオイゲン公騎馬像 | |||||
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王宮庭園にあるモーツァルトの像 赤いベゴニアでト音記号が描かれています。 |
下はSakura様のソースをお借りしました。