マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

久しぶりの京都 

2023-12-22 | 

こちらに引っ越してきて以来初めて、6年振りに京都に行ってきました。

若い人と、子どもを載せた自転車の多さに、

ああそうだった、これが京都の日常だった、

と思いながら、いつも通った橋を渡り、

母も、祖母も、私も毎日のように通った、今も賑わう出町商店街へ。

変わったところと、変わらない所と、ぶらぶらと見て歩き、

古本屋で、1冊百円の文庫本を三冊買って、

(この古本屋は古本3冊持って行けば、100円の本1冊と交換してもらえる)

出町輸入食品店でコーヒーを買い、

久しぶりにバスに乗って、4つ目のバス停河原町三条で降りて、

いつものコースの寺町通をぶらぶら。

お寺や菓子屋や紙屋や古本屋や画廊や骨董屋や

新しいおしゃれなカフエのウインドウを眺めながら歩きました。

良く通った本屋さん(三月書房、同人誌などがたくさん並んでいた)は残念ながら廃業していました。

シャッターには往時の本棚の写真・・・

下御霊神社を覗いたら、

崩れそうになっていた蔵が、修復されていました。

娘の通った高校の古い門も修復されていました。

土塀は無くなっていました。

また出町まで戻り、

スーパー(昔は市場)で白みそ(お雑煮用)などを買い、

又、新葵橋を渡り、鴨などを眺め、

長年暮らした家(今は息子の家族が住んでいる)へ帰りました。

三泊して、車で高速に乗って三重の田舎に戻りました。

新しくなっていたジャンクションでコースを間違えて、

だいぶ大回りしてしまいましたが、無事帰還。

夕べはよく眠り、今はパソコンに向かっている、というわけです。

こちらに引っ越してきた当初、

よく「なんでこんな何もない所へ越してきたんや?」と尋ねられました。

その時はホームセンターもスーパーもあるし医者も近いし、と答えましたが

確かに、ここには都会にあるモノはありません。

けれど、都会には田舎にあるモノがない、

それは、広い空や、手を触れられる畑の土、山の木々や、

曲がりくねった道や川や、海の波の音や砂、

さまざまな生き物の気配、

あるいは、ゆったり流れる時間や空間、といった抽象的なものかもしれませんが、

今の私には大切なものだ、と思いました。

 

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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羨ましき・・・ (藤森照幸)
2023-12-24 15:39:52
奈良県、三重県、京都府。 一府二県が接する地方が、今日本で一番住みよい所なのだそうですね。文化に包まれて、教育環境も整っているからでしょうか。
名古屋、大坂も近く、経済活動も良い所だそうですね。宇治に縁が有ったのですが、長男として両親を置いて広島を出る事が出来ず、未だに廣島をひこづっています。
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Unknown (マリヤンカ)
2023-12-25 12:54:04
藤森様
コメントありがとうございます。
ひどい風邪をひいてしまいました。
お返事は改めて書きたいとおもいます。
すみません・・・
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