土手
2024-07-02 | 旅
土手に上がると、川が見える、川上も、川下も、
遠くの山も見える。
空が広くなって、嬉しくなる。
桜の並木があったり、小さな公園になっている所もある。
土手に沿って川上に、あるいは川下を海まで行ってみたくなる。
電車の線路を見れば、線路を辿りたくなり、
トンネルを見るとくぐりたくなる。
山に続く道を見つけると、どこまで続くのだろうかと行ってみたくなる。
田んぼの中の一本道では、電信柱がもっと遠くまで行けるよ、と誘ってくる。
これは本能だろうか?
一歩先は知らない所だけど、たった一歩踏み出せばいいのだ。
この本能が地球の隅々まで人を旅へと誘ってきたのかもしれない。
土手の上の公園で、子どもがブランコを漕いでいた。
母親ががそばのベンチに座っていた。
気がついたら誰もいなくなっていて、ブランコだけがキイキイと音を立てていつまでも揺れていた。
小さな社があった。
どこにも文字がない、山神の文字もない。地域の氏神様なのだろう。
↑ 頭部のない石像
もしかして牛頭天王? でも角が無い・・・
↑ 不動明王
↑ こちらは田の神?
車で線路の下をくぐる
田んぼの用水路も線路の下をくぐる
電車が川を渡る
ご指摘ありがとうこざいます。
鳥居に気をとられ、
また、牛頭天王像を見たい、
と思っていたので、早合点しました。
京都のお不動さんで何度も見ていたはず
なのに・・・