マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

終着駅(1月7日のドライブ・2)

2024-01-09 | 

車の窓から、ススキの帯と、そのすき間から、線路が見えました。

一度乗ってみたいと思っていた「JR名松線」です。

その名松線の終着駅「伊勢奥津駅」へ、列車ではなく、車で、でしたが、立ち寄ることができました。

ディーゼルなので、電柱も、電線もありません。

待合室の椅子の手編みの座布団が温かい。

 

当初は、阪ー張の予定で着工された路線でしたが、

阪から途中の津まで、になってしまったそうです。でも名前は「奥松線」ではなく、「名松線」・・・

蒸気機関車時代の給水塔が残っていました。

奥津は古くは宿場町(伊勢街道)としてにぎわい、

その後も、木材の集散地として栄え、映画館もあったようです。

林業が廃り、次第に人が少なくなり、

名松線も、何度も廃止の危機がありましたが、

奥津の人たちは「名松線を守る会」「名松線を元気にする会」を作り、

線路沿いの整備他、街道沿いに残る古い家々にそれぞれの「のれん」を掛けるなど、

列車を利用して奥津を訪れる人に、旧街道の散策を楽しんでもらえるようにと、

さまざまな工夫を凝らし、現在に至っています。

↑ 呉服屋さんだったのかな?

旧街道沿いに、随分いい状態で、たくさんの古い建物が残っています。

暖かい季節にまた訪れたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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