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マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

ホップ○。○。。。。。

2014-06-09 | 自然
大昔、当然まわりは木や草ばかり、
衣食住のほとんどを植物採集でまかなっていたわけで、
何が毒で、何が薬で、何が虫よけになって、何が美味しくて、何がまずくて、
何が糸や布になって、何が染料になって、なにが燃えやすくて、
何が丈夫で、何が柔らかくて、何がいい香りで、
何がいつ、どこにあるか、誰もがわからなければ生きてていけなかったに違いないのです。
その知恵が蓄積されて、共有されて、今がある、と思いたいのですが…

古来からの知恵の蓄積という点で酒はわかりやすい。
ホップは雑菌の繁殖を抑える作用がありビールの苦みや泡をつくっているそうです。
 


ビールに使うのは雌株の「毬花」(本当の花ではない)、下は雄花?

下の写真はルリジサ、色も形も綺麗、
PCで検索してみると、綺麗な青色はマドンナブルーと呼び、
西洋美術では聖母の服にはルリジサからとった青色を塗った、という解説がありました。

薬用植物園では花もたくさん咲いていましたが、
トンボやチョウやハチや小さな虫もいっぱいいて、
鳥の鳴き声と蛙の声がすぐそばに聞こえて嬉しくなりました。

今年見た、たぶん5種類目のカメムシ、アカスジカメムシ、
逆光でピンボケでハッキリ見えませんが、赤と黒の派手な縞模様。
セリ科の植物の汁を吸う、と図鑑に書いてある通り、
トウキにいました。
白い花はまるで空の雲と融け合っているように見えます。

〈薬用植物園で、3〉
コメント (4)
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