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マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

アンティークのガラスの小物

2013-04-01 | Weblog
親しい親戚からアンティークの小物を貰い受けました。

一つは、金属とガラスに柔らかな絹の布をあしらった灰皿です。
周りの金属部に念入りな彫金が施され、
ガラスを通して底に張った赤い絹布と細かなクロステッチ刺繍の花模様が浮きたって見えます。
細部にまで手技が込められています。

たばこを吸う女性の注文品だったのではないでしょうか。
たばこではなく昔なのでキセルだったかもしれません。
どんな服装で、どんなしぐさでその女性がたばこを吸ってこの灰皿を使っていたのでしょう?
想像すると楽しいです。


こちらはガラスの器に合わせて金属を籠目に編んでかぶせた籠です。
何を入れるためのものだったのか?
取り敢えず、庭の椿を置いてみました。
ガラスのコップも存在感があります。
コメント (5)
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工場の解体

2013-04-01 | Weblog
高野川の東側のあたりには大きな工場も小さな工場も、
もっと小さな作業所も昔は沢山あったそうです。
今は住宅やマンションに変わりました。

ここは、私が気がついた時にはもう既に、廃工場で、
壊れかけた建物の中から天井を破り屋根を壊してアオギリの木が突き出ていて、
どうなるのだろうと思っていました。

半分建物が壊されて、残った壁にシルクスクリーンらしきものが積み重ねてあるように見えます。
染色工場だったのかもしれません。
大きな土管のようなものは何をするためのものだったのでしょう。
ここに大勢の人が働いていたことを想像するのは難しいです。
それほどここは長い間ボロボロになっていました。
朽ちていく建物と、ぐんぐん伸びて薄紫の花をいっぱいつけるアオギリも、
もうどちらも、見られなくなるでしょう。
 




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