『ミレニアム』全6巻 スティーグ・ラーソン(1954~2004)2009 早川書房

スウェーデンのサスペンスといえば、
マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールの「マルティンべックシリーズ」もヘニング・マンテルの小説もとても面白かったけれど、
この『ミレニアム』(3部作、各2巻)にもはまってしまいました。
6冊がそれぞれ400~500ページもあるのに、緊張が途切れない。
おかげで、サスペンス好きの私は「寝なくちゃ」と思うのに、やめられない。
夜中の3時ごろに起きだしてまた読み続けたりして睡眠不足です。
机の横には実は早くしっかり読みこまなくちゃいけない本が積み上げてあるのですが、そっちのけで読んでいます。
とうとう最後の巻、読み終えるのがもったいない気分です。
1作でサスペンス、法廷もの、スパイもの、警察小説、ハードボイルド、
そして社会性の高い現代小説として楽しめます。
主人公はジャーナリスト(著者も元ジャーナリスト)
反ファシズム、反差別の信念と自由な精神を持った魅力的な男です。
登場人物がそれぞれみんな個性的なところが素晴らしい。
作者は50歳という若さで亡くなりました。
大勢の登場人物の複雑な物語をこのようなエンターテイメントに仕立てる手腕を持つ
希有な作家の存在を知った時にはもういなくなっていたなんて、
本当に残念です。
スウェーデンで映画化されて大ヒットしたそうです。
いつも思うけど、映像で観てしまうと小説で感じたことが消えてしまう気がして。
でもいつか見る…かな。
それに、サスペンスが好きだけど、映画での残酷シーンが苦手で…
ハリウッドでリメイク版を作っているらしいけれどやめてほしい。

スウェーデンのサスペンスといえば、
マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールの「マルティンべックシリーズ」もヘニング・マンテルの小説もとても面白かったけれど、
この『ミレニアム』(3部作、各2巻)にもはまってしまいました。
6冊がそれぞれ400~500ページもあるのに、緊張が途切れない。
おかげで、サスペンス好きの私は「寝なくちゃ」と思うのに、やめられない。
夜中の3時ごろに起きだしてまた読み続けたりして睡眠不足です。
机の横には実は早くしっかり読みこまなくちゃいけない本が積み上げてあるのですが、そっちのけで読んでいます。
とうとう最後の巻、読み終えるのがもったいない気分です。
1作でサスペンス、法廷もの、スパイもの、警察小説、ハードボイルド、
そして社会性の高い現代小説として楽しめます。
主人公はジャーナリスト(著者も元ジャーナリスト)
反ファシズム、反差別の信念と自由な精神を持った魅力的な男です。
登場人物がそれぞれみんな個性的なところが素晴らしい。
作者は50歳という若さで亡くなりました。
大勢の登場人物の複雑な物語をこのようなエンターテイメントに仕立てる手腕を持つ
希有な作家の存在を知った時にはもういなくなっていたなんて、
本当に残念です。
スウェーデンで映画化されて大ヒットしたそうです。
いつも思うけど、映像で観てしまうと小説で感じたことが消えてしまう気がして。
でもいつか見る…かな。
それに、サスペンスが好きだけど、映画での残酷シーンが苦手で…
ハリウッドでリメイク版を作っているらしいけれどやめてほしい。