ちょっと高松

うどん県&マグマシティの探訪記と日々の暮らし。

終わってみれば…

2016-09-26 | イベント

昨日、大相撲九月場所(東京)は千秋楽を迎えました

横綱・白鵬関が休場した今場所…終わってみれば、大関・豪栄道関の15戦全勝での初優勝でした

角番(かどばん)の大関が全勝優勝したのは、史上初のことだそうです

角番とは…大関は2場所連続して負け越した場合は関脇に降格する規定があり、1場所負け越して次に迎えた本場所を通称で「角番」といい、角番となった大関を俗に「角番大関」という。囲碁や将棋の七番勝負で負けが決まる一局を「角番」ということに由来する。なお、大関から関脇に降格した場所で10勝すれば、大関に再昇進できることになっている。(参考資料:相撲大事典第四版(現代書館))

初日に国技館で観戦した際、豪栄道関が全勝優勝するとは思っていませんでした(豪栄道関、ごめんなさい

怪我を表に出さない豪栄道関ですが、今回の優勝関連報道を見る限り、大関昇進以来怪我の連続だったようですね。

優勝を決めた14日目のインタビューでの言葉がとても印象的でした。

「思い通りにいかないことも多くて…辛い日々があったんですが、今日で少し報われました。」

本当によかったです豪栄道関、全勝優勝おめでとうございます

こちら、琴剣さんのクリスタルマグネット。幕内優勝と三賞の力士を並べてみました

初の殊勲賞・隠岐の海関、3度目の敢闘賞・髙安関、初の技能賞・遠藤関です

今場所嬉しかったのが、十両の安美錦関が8勝7敗で勝ち越したこと

 

五月場所2日目の取組で左アキレス腱断裂という大怪我を負い、先場所は全休、今場所は約12年ぶりとなる十両陥落。

初日の取組を観戦した際は強行出場の印象が強く、残り14日間どうなってしまうのか、とても心配しておりました。

でも、終わってみれば、15日間を全うしての勝ち越しです

怪我と向き合いながら、できることをやる…安美錦関のそんな姿勢に、いつも勇気をもらっています

ひとまずゆっくり休んで、怪我を癒してほしいです。まだまだ安美錦関の相撲が見たいですから

次の十一月場所(福岡)は、番付発表が10月31日(月)、初日11月13日(日)~千秋楽27日(日)です