6月に入ると店先に梅が並ぶようになります。それを見ちゃうと、梅酒つけたいなという気持ちと、つけたってろくすっぽのまないし、飲むだけなら買ったほうが安いよなという気持ちがせめぎあうようになります。
しばらくは、今年は梅酒をつけるのはよそうと思っていられるのですが、そろそろ限界です。梅酒をつけるには青い状態の梅が良くって、店先で追熟がすすんで黄色っぽくなってしまったものは梅干には向くのですが梅酒には向きません。理由は酸味が落ちるからとかつけているうちにぐずぐずになってしまうからといったところだと思います。今日スーパーで見たのがまさにその限界ぎりぎりラインだったんです。今週ならまだ梅酒になるけど、来週は追熟が進みすぎて無理なんです。結局買ってしまいました・・・うめ2kg。
容器ですが、すごくいいものを見つけました。タケヤ化学さんという会社が作った四角いボトルです。樹脂製なので軽く、なおかつ直方体なので棚に無駄スペース無くぴたっと入ります。
梅酒の作り方なんぞ調子こいて書いてしまいますが、よそのレシピと何にも変わりません。ただのメモです。
用意するもの
・梅の実1kg 青いやつがいいといわれていますが、少しくらい黄色くなっていてもぜんぜんOK。個人的に2Lや3Lといった大玉の実を買っていますが、大差ありませんのでサイズもお好きなように。
・氷砂糖1kg 人のレシピをみると0.6kgとか書いている人もいますが、甘いのが好きなので多めに投入しています。というか、氷砂糖が1kg入りなので1袋投入するのが一番いい。少なくしておいて、出来上がり時に味見して追加してもいいので心配なら少なめにしておく。氷砂糖をへらして、代わりに相応の量の蜂蜜いれてもおいしい。
・ホワイトリカー 1.8Lを用意する。いやでもこの単位になる。これをウイスキーにしたり、焼酎にするとオリジナル感が出るといわれている。そういうのは相性を検討するのが面倒なので癖のないホワイトリカーを使っています。ちなみに日本酒やみりんでやるという手もありますが20度以下のアルコールを使うと酒税法上は密造酒扱いになり、法律で罰せられますので要注意です。
・ビン 4L入るやつを買わないと上記の材料が入らなくなるので注意。
手順
1.容器をよく洗って直射日光にあててよく乾燥させるとか、熱湯を入れるとか、アルコールでぬぐうなどきれいにする。
2.買ってきた梅はざっと水で洗ってから1時間ほど水に浸しておく。あく抜きとのことですが、やったやらないにあまり違いは出ないようにおもいます。
3.梅の実を水からあげ、キッチンペーパーなどで水気をぬぐい、ヘタの部分を爪楊枝でほじって枝の破片を取り除く。
4.容器に梅の実をいれ、氷砂糖をその上につめて、ホワイトリカーを入れる。
5.直射日光が当たったりしないような暗くて涼しいところに保管し、たまに眺めては容器をゆすってみたりする。
6.3ヶ月位すると飲めるようになります。