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安倍に呪われた日本 国民から消えた真の笑顔

2016-06-28 | Weblog

日本の接客は「世界一」ではない!――18歳女支配人・このみんの経営学「私のミカタ」

週刊SPA! 6/26 

「17歳Hカップ黒ギャル支配人」として日刊SPA!に登場以来、大反響を巻き起こしてきた“このみん”こと園田好(そのだこのみ、18歳)。若くして様々な仕事の経験を経てきた彼女が綴る人生&ビジネス論コラム。

◆日本の接客レベルは本当に世界一?

「日本は接客の質が高い」、「日本の接客は世界最高レベル」って、よく言われますよね。でも、本当にそうなのかなぁって、最近よく考えます。

 確かに、日本ではどんなお店に行っても店員さんの言葉遣いはだいたい丁寧だし、失礼な態度もほとんどとられないし、不快な思いをすることは少ないです。

 でも、一言でいえば、全体的に「暗い」と思うんですよね。丁寧だけど暗い。明るくない。笑顔がない。

 ちょっと、アメリカと比較させてください。グアムとかロスとか、そういうビーチシティです。

 陽気な気候も関係あるのかもしれませんが、アメリカのこういう街のスーパーとかコンビニとかファストフードの店員さんって、みんな明るいんですよね。

 そりゃあバイト仲間と喋ってたり音楽聴きながら仕事してたりと、日本人の常識目線で見れば「失礼」と思える態度もあるかもしれないけど、目が合えば笑顔で明るく接客してきて、「どこから来たの?」「これも美味しいよ」なんて感じで気軽にコミュニケーションをとってきてくれます。

 そして何より、最初に必ず「ハーイ!」と笑顔の挨拶がある。これが大事だと思うんです。

◆丁寧さより挨拶が大事だと思う

 たとえば、日本というか東京のコンビニでレジに行ったとき、店員さんから「こんにちは!」「おはようございます!」と明るく笑顔で挨拶されたことがあるかなって考えたら、たぶんほとんどないんですよね。

 もちろん、「いらっしゃいませ」とか「お待たせしました」はあるけど、これはちょっと挨拶とは少しニュアンスが違う“決まり文句”のようなものだし、このセリフも笑顔で元気に言われることがあるかっていったら、数えるほどしかないと思います。

 丁寧ではあるけど、笑顔や挨拶がない。これがはたして「世界一の接客」って言えるのかどうかって考えたら…。難しいところだと思うんですよね。

 それに、“丁寧さ”も本当に必要な丁寧さなのかって考えると……。

 たとえばお札で8000円のお釣りがあるとき、それを近くの店員さんに「5、6、7、8千円」て確認してもらって、その過程を全部見ていたお客さんに対しても、もう一回「5、6、7、8千円」って確認させること、よくありますよね。

 これ、必要な丁寧さですか? 本当にお客さんのためを思ってやってることなんですか? 急いでるお客さんにとっては、ふつうに迷惑ではないですか? これは私の個人的な意見であり、そのお店のマニュアルにあるのかもしれませんが…。

 わたしは、確認作業なくお釣りを渡されたとしても、笑顔で「ありがとうございます!」と明るく言ってくれれば、それだけでハッピーな気分になれると思うんです。そしてそれが、素敵な接客だと感じます。

◆わたしの胸でも見て元気出して(笑)

 自分が接客業で働いていることもあり、接客のことから書き始めさせてもらいましたが、何が言いたいのかといえば、「いまの日本は全体的に暗くないですか?」ということです。

「アメリカ(海外)が偉い」とか「日本がダメだ」とかそういうことではなく、とにかく単純に、日本全体が暗くて暗くて……もっとハッピーになった方が楽しいですよ!

 元気に明るい国にしていきましょーよ! わたしの胸でも見て元気出してください!(笑)

 というのは冗談ですが(笑)、本当に日本全国ちょっとでも元気になってほしいと本気で思ってます。元気があるだけで活気も出ますからね!

 すごくシンプルな話で、笑顔の挨拶が街中にあふれていれば、明るく元気になりませんか? わたしも接客業に携わっている人間の端くれとして、近いところからちょっとずつ世界を明るくしていきたいです。

【園田好(そのだ・このみ)】

1997年仙台市生まれの18歳。15歳で単身上京後、渋谷のガングロカフェ店長に。現在は秋葉原にある「タレントリゾートカフェ」の支配人を務める。


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