abc

news

安倍の首相夫人 大麻所持容疑者との危険な関係(厳しく問われる道義的責任)

2016-10-18 | Weblog

高樹沙耶の逮捕が安倍昭恵夫人の責任追及に波及しない理由(天木直人)

女優の高樹沙耶が大麻取締法違反で逮捕された。彼女がもし参院選で勝っていたら、政治家になった途端逮捕されただろう。彼女を立候補させた新党改革(荒井広幸代表)とともに潰されていた。

しかし新党改革は自滅してなくなり、もはや潰すまでもない。かといって、明白な高樹沙耶の大麻所持は放置できない。そこで、今ごろになって逮捕したのだ。

この高樹沙耶の逮捕劇を見るまでもなく、権力側は情報を握っている。そして麻薬所持は中国の日本人死刑やドゥテルテ大統領の強硬姿勢を見ても、誰も文句の言えないほど、絶対悪だ。

権力側は麻薬所持に関するあらゆる情報を握って、いざという時にそれを持ち出す。本人はもとより、子供や親族が麻薬所有でつかまった政治家や官僚は、報じられただけでも多数いる。彼らが度を越した安倍批判をやれば、いつでもそれを持ち出して潰せるのだ。彼らは権力とは戦えない。

さて、前置きがながくなった。

それでは昭恵夫人の責任は問われなくてもいいのか。村おこしの若い担い手である大麻加工販売会社代表の上野俊彦容疑者(37)が逮捕されていたことが明らかになったのは10月17日だった。

その上野代表を、安倍首相の昭恵夫人が訪れ、その事を雑誌や自らのフェイスブックで宣伝までしていた。上野代表が主張し、やっていたことは、高樹沙耶のそれと基本的には大差ない。

この昭恵夫人の事を書いていたのは10月20日の日刊ゲンダイと今週号のサンデー毎日(11月6日号)ぐらいだ。

しかし、いずれも高樹沙耶の逮捕の前に書かれたものだ。はたして高樹沙耶の逮捕で昭恵夫人の責任問題に言及する大手メディアは出てくるのか。絶対に出て来ないだろう。

この国の大手メディアのダブルスタンダードぶりが証明されることになる。

関連記事:

2016/10/18 asahi

元俳優の高樹沙耶容疑者、大麻所持容疑で逮捕 容疑否認:

厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部は25日、沖縄県石垣市の自宅で乾燥大麻を隠し持っていたとして、元俳優の高樹沙耶(本名・益戸育江)容疑者(53)と同居する男2人を大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕し、発表した。高樹容疑者は「私のものではない」と容疑を否認。男2人も否認しているという。

同部によると、逮捕容疑は、3人が25日午前10時半ごろ、石垣市の自宅で乾燥大麻数十グラムを所持していたというもの。自宅からは、大麻を巻くための紙や吸引用のパイプも見つかった。パイプに使った形跡があることから、同部は3人が使用目的で乾燥大麻を所持していたとみて調べている。

高樹容疑者は1982年に俳優デビュー。ドラマなどで活躍した後、「持続可能な暮らし」を求め、千葉県にエコハウスを建てた。2012年には所属事務所を辞めて石垣市に移住し、宿泊施設を運営していた。

16年7月には、参院選東京選挙区に新党改革から立候補したが、落選。選挙戦では「医療大麻の研究推進」を掲げ、落選時にも「医療大麻を知って欲しかった。市民運動として続ける」と話していた。


町おこしのため大麻栽培をしていた鳥取県智頭町の大麻加工販売会社代表取締役、上野俊彦容疑者(37)らが、厚生労働省中国四国厚生局麻薬取締部に大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されていたことが発覚し、首相官邸も揺れている。上野容疑者は産業用の大麻栽培の許可を県から得ていた。しかし、自宅に乾燥大麻88グラムを所持していたことから4日に現行犯逮捕。「他人からもらって使っていた」と使用を認めているが、この町おこしを安倍昭恵夫人(54)が支援表明していたというから大変だ。

2016/10/18 LITERA

安倍昭恵が大宣伝していた「大麻で町おこし」の会社社長が大麻不法所持で逮捕!

すっかり「お騒がせ」キャラが板についた安倍総理のファーストレディ・昭恵夫人が、またしても注目を集めている。今度は、昭恵夫人が大々的に応援していた大麻加工を行う会社の代表が、大麻を所持し、大麻取締法違反の疑いで厚生労働省の麻薬取締部に逮捕されていたのだ。

逮捕されたのは、鳥取県智頭町で大麻の関連商品の販売を行っていた上野俊彦容疑者。上野容疑者は大麻草の種や茎から食品や衣服をつくる取り組みを行っていたが、今回、逮捕されたのは栽培していた大麻とは違うものだといい、「他人から譲り受けて吸うために所持していた」と供述しているという。

そして、この上野容疑者の大麻栽培・加工販売を高く評価し、メディアを通して宣伝していたのが昭恵夫人なのである。

まず、昭恵夫人は2015年7月3日、自身のFacebookで〈鳥取県智頭町。上野俊彦さんの麻畑を訪ねました〉と投稿。大麻畑でにっこりと微笑む写真はネット上で大きな話題を呼んだが、「SPA!」(扶桑社)15年12月15日号では、上野容疑者との対話も掲載されているのだ。

このなかで昭恵夫人は「麻はすべての部分を有効活用できる植物なんです」「日本ではまだ認められていませんが、医療用としても大いに活用できると思っています」と、大麻が秘める可能性に言及。上野容疑者のもとを訪ね、その取り組みに耳を傾けたといい、誌上では〈大麻栽培での町おこしにかける上野さんの情熱に、昭恵夫人も感心しきりだった〉とレポートされている。

また、上野容疑者の「お年寄りから子供たち、そしていちばん偏見の強かった団塊の世代の方々からも、温かい声援をいただいています」という話を受けて、"大麻は縄文時代以来の日本の文化"と言う昭恵夫人は「今、昔ながらの日本人が持っていた精神性を取り戻しつつあるのだと思います」と語っている。

たしかに大麻の加工や医療用大麻の解禁については積極的な取り組みや議論が進んでいい話だと思うが、総理の夫人が猛プッシュしていた人物が大麻の個人使用の疑いで逮捕されてしまうというのは、さすがに立場上まずいだろう。(以下、省略)


2016/10/18 the huffington post

「大麻で町おこし」の会社社長、所持容疑で逮捕 安倍昭恵さんもかつて視察

大麻栽培で町おこし かつては首相夫人も視察に

鳥取県智頭(ちづ)町で町おこしのために大麻の栽培許可を得ている会社「八十八(はちじゅうはち)や」の代表、上野俊彦容疑者(37)=同町=が、自宅に乾燥大麻88グラムを隠し持っていたとして中国四国厚生局麻薬取締部に大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されたことが17日、明らかとなった。

寺谷誠一郎町長は「責任を痛感している。二度と栽培許可の後押しはしない」と陳謝した。

また、同社の従業員の男2人も同法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕され、「自分で吸うために譲ってもらった」と、共に容疑を認めていることが厚生労働省への取材でわかった。

町によると、上野容疑者は2012年に群馬県から智頭町に移住。群馬でも関わったとして、栽培した大麻草の種や茎から食品や衣類を作ることによる「町おこし」を提案した。鳥取県は13年4月に個人の栽培者免許を認め、昨年4月には「八十八や」の法人免許に切り替えていた。約1・3ヘクタールの上野容疑者の畑を視察に訪れる人は多かった。

昨年7月には安倍晋三首相の妻昭恵さんが、同容疑者から話を聞いた。昭恵さんは当時、報道陣の取材に「日本で盛んに行われて、廃れてしまっている伝統産業の麻(大麻草)に関心を持った」と話した。


2015/12/08 SPA

安倍昭恵首相夫人「日本古来の『大麻文化』を取り戻したい」



post a comment