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二重国籍 それがどうした? アベ自民さん 何かお困りでも 

2016-09-08 | Weblog

確か、2009年だったか、米大統領オバマの身上に関し国籍の陰謀論が起こった。オバマの母親は米国生まれの白人だったが、父親がアフリカのケニア出身だったために、オバマ自身の出身地が問題とされた。というのも、米国憲法は大統領の資格を米国生まれであることと定義しているためだ。結局、陰謀論は、政治的対立者がオバマの大統領への立候補・承認を無効とするために、あるいはそれが有効だと証明する新たな証拠を要求するために、デマをチェーンメールで拡散させたのが発端だった。蓮舫の場合もオバマのケースと同じだ。安倍の広報紙産経あたりがネットウヨを動員して騒いでいることから、安倍政権が仕組んでいるようだ。いずれにせよ、朝日が報じているように、いずれの資格(首相、国会議員、外交官、公務員など)についても、仮に二重国籍であったとしても問題がないようである。管理人の一言

■法的な禁止規定はない

《国籍法に詳しい近藤敦・名城大教授(憲法)の話》 

日本の国籍法は二重国籍保持者の外国籍の離脱について、努力義務のような規定になっており、より厳格に運用することは現実的ではない。世界的な潮流として複数の国籍を認める国が増えており、知らずに二重国籍のままというケースも多い。仮に二重国籍があったとしても、日本の国会議員、首相や大臣になる上での法的な禁止規定はなく、有権者がどう判断するかだ。

■発端はネット

蓮舫氏への批判が広がったのは、元通産官僚の大学院教授の指摘を、ネットの言論サイト「アゴラ」が取り上げ、夕刊フジが報道したのがきっかけ。産経新聞は6日付朝刊で「蓮舫氏くすぶる『二重国籍』」との見出しで、「深刻な問題が浮上している」と報じた。

政権与党からも「国会議員としてどうか」(閣僚の一人)との声があがる。

蓮舫氏は7日のインタビューで、「ネットで(心が)折れそうな書き込みがあった」と語り、国籍が話題になることを「非常に悲しいなという思いがある」と答えた。

蓮舫氏に近い議員は「『首相をめざす』と言う時に、想定しておくべきだったが気の毒だ」と語る。民進代表選で蓮舫陣営に入っている一人は「日本で育ち、日本語をしゃべり、日本人として生きてきた。人を差別するような見方をしないでほしい」と話す。

蓮舫氏の台湾籍放棄 何が問題なの? 論点を整理

2016/9/8 Asahi

民進党代表選(15日投開票)で優勢に立つ蓮舫代表代行(48)が7日、台湾籍を放棄する手続きをとった経緯を改めて説明した。そもそも蓮舫氏に、問題はあるのか。なぜ騒動が大きくなっているのか。蓮舫氏の説明から浮かび上がった論点を整理した。

蓮舫氏は1967年に日本で生まれ、父(故人)が台湾出身、母が日本人。17歳だった85年に日本国籍を取得した。この直前まで日本の国籍法は、父が日本人の場合のみ、子が日本国籍を取得できると規定していた。法改正で、父母のいずれかが日本人であれば取得できるようになった。

2004年に参院議員に初当選し、今年7月の参院選で3回目の当選。民主党政権時には行政刷新相を務めたが、これまで台湾籍を放棄したかどうかが騒ぎになることはなかった。

蓮舫氏は85年に日本国籍を取得した際、父とともに大使館にあたる台北駐日経済文化代表処を訪ね、台湾籍の放棄を届け出たと説明してきた。7日の報道各社のインタビューで、台湾籍を放棄する書類を再び代表処に提出した理由について「台湾に31年前の籍を放棄した書類の確認をしているが、『時間がかかる』という対応をいただいた。いつまでに明らかになるかわからない」と説明。あくまで「念のため」だと強調した。

蓮舫氏はまた、3日の読売テレビの番組で「私は生まれた時から日本人です」と発言したが、この日のインタビューでは「生まれ育った日本で、ずっと日本人でありたいという思いで言ったが、法律的には85年から日本人だ」と修正した。

日本政府は台湾と国交がないため、日本国内で台湾籍を持つ人には、中国の法律が適用されるとの立場をとる。中国の国籍法は「外国に定住している中国人で、自己の意思で外国籍を取得した者は、中国籍を自動的に失う」などと規定。中国法に基づけば、蓮舫氏が日本国籍を取得した85年の時点で、中国籍を喪失したという解釈が成り立つ余地がある。

仮に、蓮舫氏の台湾籍が残っていた場合は、問題になるのだろうか。

日本の国籍法は、日本国民であることを選びながら外国籍も持つ人について「外国の国籍の離脱に努めなければならない」と定める。日本政府が国籍は一つだけであることが望ましいとする「国籍唯一の原則」をとっているためで、努力義務にとどめている。

努力規定とはいえ、首相を目指す政治家として、政治的にその妥当性が問われる可能性はある。

外交官は、日本国籍があり、外国籍のない人に限られている。外務省は「外交交渉で日本と他の国のどちらかを選ぶような場面に直面しかねないため」と説明する。首相や国会議員には外国籍を排除する規定がないが、外交官の属する行政府や自衛隊を率いるトップとしての首相、あるいは首相をめざす野党党首に許されるかどうかという点だ。

 

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安倍晋三の国籍問題 日本人or韓国人 

養育係・久保ウメ

安倍晋三・首相は、自ら「右翼の軍国主義者と呼ぶなら呼べばいい」と公言し、タカ派色をむしろ前面に押し出す。それにより、いわゆるネトウヨや対外強硬姿勢を支持する保守派の喝采を浴びてきた。一方で、国会では数に頼った強引な政権運営が目立ち、党や内閣の人事では「お友達」と呼ばれる側近ばかり登用していると批判される。強気と弱気が混淆したような特異なキャラクターは、永田町で「ガラスのシンゾウ(心臓・晋三)」とも称される。

「晋ちゃんには、一旦思い込んだら何が何でもやり通さないと収まらない頑固さがある」

――とは、「安倍家の生き字引」と呼ばれた養育係・久保ウメの言葉である。安倍家の遠縁でもあるウメは安倍首相が2歳5か月で「おむつが取れるかどうかという頃」から、小泉政権で官房副長官、幹事長を務めた時代まで40年以上にわたって安倍家に仕え、独身を通した。両親が不在がちだった安倍家の幼い兄弟にとっては母親代わりの存在であり、晋三少年はいつもウメに「おんぶ」をねだり、中学生になっても彼女のふとんに潜り込んできて、「こっちのほうが、あったかいや」と甘えたという。

週間朝日とのインタビュー

「私は朝鮮(人)だ」--。

日本の安倍晋三新首相の父親、安倍晋太郎(1991年死亡)元外相が普段からこのように言ったと、世界(セゲ)日報が日本の「週刊朝日」を引用して報道した。

この週刊誌は10月6日付カバーストーリーで「安倍晋三研究-家政婦が見た安倍、岸3代」という見出しで安倍首相家門の内側を特集報道した。

岸と安倍の家門で家政婦として40年を過ごした久保ウメさん(80)は、週間朝日とのインタビューで安倍首相の父親、安倍元外相が告白した家庭の内部を比較的詳しく伝えた。

久保さんは「パパ(安倍元外相)は誰にも言えないことを私には言ってくれた」とし「(安倍元外相死去直後)入棺のとき、この人の骨格を見ながら本当に日本人の物ではないと思った」と説明した。それとともに「頭からつま先までまっすぐに横になっていたが、完全に韓国人の体形だ。(安倍元外相)自らも『私は朝鮮(人)だ。朝鮮』と言っていたが、この人は朝鮮人だと思った」と回顧した。また「(政治家として周辺に)人気が高く、よってもう少し元気に活動する時間があれば、北朝鮮問題も解決したと思う。安倍元外相の死は国の損害だった」と惜しんだ。

この雑誌は安倍元外相は生前に安倍家の起源は10世紀くらいまで韓半島北で中国大陸にかけて存在した渤海(パルヘ)国に始まったという考えを持っていたが、日本での安倍家の起源は明らかではないと報道した。安倍家の起源について久保さんは「安倍家の本流は青森県だ。安倍元外相が朝鮮だと言ったが、これは今の北朝鮮ではなく、その北と吉林省の下側にあった渤海」と「11世紀平安時代の武将だった安倍が今の安倍家の祖先と一致する」と説明した。

安倍晋三首相の母方の父である岸信介元首相も安倍首相を非常に惜しんだと付け加えた。

久保さんは安倍首相が生まれる前から東京の岸元首相の自宅で家政婦として過ごし、今はそこを出て東京に住んでいる。

1924年生まれの安倍元外相は毎日新聞記者時代の1956年当時、外相だった岸元首相の個人秘その娘の洋子さんと結婚、1991年5月、首相(自民党総裁)を目前にして病気で死去している。2006/9/13 中央日報日本語版「安倍日本首相の父親、私は朝鮮人だ」)


 関連記事:

安倍の元養育係・久保ウメ(当時78歳)と政治評論家・野上忠興(2003年8月。山口県長門市青海島にて)

 

野上忠興の著者『安倍晋三 沈黙の仮面』

安倍首相の父親、晋太郎氏の番記者だった野上氏は、安倍首相の養育係だった久保ウメさんや同級生、恩師などに徹底取材し、膨大なインタビューメモを残している。それらを基に2冊の著作をまとめているが、最新刊「安倍晋三 沈黙の仮面」(小学館)が話題だ。

http://s-press.shogakukan.co.jp/article/5163/

 

安倍首相の危ない“心と体” すべてを知る政治記者・野上忠興が一刀両断

ゲンダイ 2015年11月26日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/170368


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