まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

義理堅く・・・

2012-04-20 13:24:45 | 

なんかねえ、どこかで見たか読んだかしたのだけれど・・・

怒るべきときにきっぱり怒らない人、どうでもいいことしか言わない人は、どうでもいい扱いを受けるんですって、ま、存在が薄いってことね。
激しく納得。そういうことだったのね私、と。ま、いっか。

そんな私でも「待ってろよ」と頼むと律儀に義理堅く待っててくれる方もいるってことで。

佐渡から帰ってきたら満開、満面の笑顔。おおおお、美人美人、華やかな美人と清楚な美人がお出迎え。
嬉しいじゃないの、ありがたいじゃないの。もう頭撫でてあげたいくらい。

 海棠

 利休梅

月4分の3佐渡生活続けること約5年。
1週間しか横浜滞在がなかったから、いちばんいいときにほんとに出会わなかったわ。

それがようやくです。
我が家の花木満開を毎日眺め暮らすことが出来るようになったのは。

で、これも見て頂戴と。白と黄色のハーモニー(なんて)

 上、利休梅。下、左白山吹 右雲南黄梅

どうでもいい話。

今日、図書館貸し出しカウンターに借りる本と一緒に免許証出したの。
「図書カードを」と催促されるまで気が付きません、はい。
あらま、と言ったのみ、赤面もしません。笑い転げました。
どう考えても危ないわ、おかしいわ。
大丈夫かしら私、原チャリぶっ飛ばしても。

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嫁もすっかり落ち着いて・・・

2012-04-19 15:19:44 | 

今か今かと待ち焦がれていて。


ひとつふたつと咲いていたけれど、それじゃあな、もうちっと揃ってからと思っていたの。
ゆうさん家から嫁に来たこの方たち、*リナリア。

すっかり我が家にも馴染んでくれて嬉しい限り。白と青のさびしい色合いの中に可愛らしい優しい色を添えてくれてちょうどいい具合に華やか。やっぱり若い嫁はいいわ。

ゆうさん、元気でやっていますからご安心ください。
そんなわけで、報告が遅くなってしまいました。

 

お詫びがあります。
カスミソウは順調に伸びていますが、ハナビシソウがここんちは嫌だと言ってお隠れになってしまいました。すまない気持ちでいっぱいです、ごめんなさい。

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丸の内シャトル

2012-04-18 12:58:04 | くらし

前の晩に地図で調べてばっちり予習しておいたのに。
1時間5分乗船のジェットフォイルを降り、東京一直線Maxときで車窓花見をしているうちにすっかりくたびれてしまって・・・


東京駅からの日本橋経由人形町お徒歩予定、脱落。1時間半もあれば浜町公園に着くから、そこで隅田川見ながらお弁当食べようの計画も体力気力ふっとんで。
どうでもいいやの投げやり気分。

それでも、10時40分に東京駅に着いているのに直ぐに自宅に帰るのは勿体無いの欲張りで。何とか楽な方法で楽しみたいと頭フル回転。
あったわ!そうだ!無料丸の内シャトルバス乗車、一度やってみたかったんだ。
それでお堀端お弁当の手があったんだわ。

お弁当買って黒ビールおごってプリンのデザートまで用意。
新丸ビルからの乗車ね。ドアのところの案内さんがイケメンだったから、すぐそこって知っていたけれど一応乗り場質問。懇切丁寧に教えてもらって大満足。だって普段若い男性と話したことないもんね。

ミニバスのシャトルバスは直ぐに来て、丸の内会社訪問出発。
乗客は私と似た年恰好の観光中高年男女、もちろんサラリーマン氏、OLさん。
産経新聞社訪問、日経新聞社訪問、読売新聞社訪問、その他雲をつく高層会社訪問。

バスの中からあちこち眺めていたらお堀の向こうに桜がチラッと、広場もチラッと。
あわてて、降りる馬場先門。広場目指して歩いたら皇居外苑に。桜田門に近いせいか警察車両も3台待機。

 (こちらは佐渡で撮った写真)

こんな可愛いサトザクラが満開。サクラ並木の下のベンチで皆さんお昼ごはん。

私は芝生にひとりさびしく座ってお一人様弁当。黒ビール飲みながら花見アンド人間ウオッチング。
10人中8人サクラ写メ。
サイクリングおまわりさん3組。
文庫本読みながら往復散歩サラリーマン氏1名。
新入社員歓迎会のビニールシートグループ。拍手が後ろから聞こえたので振り向いて観察、挨拶姿も初々しい。

そんなこんなを見ていたら、すっかり気分よくなって元気も出て東京駅までお徒歩。

どこで乗ってもどこで降りても無料、丸の内ぐるり1周のシャトルバス、なかなかよろしい。

(写真は今日の公園墓地サクラ散歩から)

 

 

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島を離れる

2012-04-17 12:38:38 | くらし

昨日の佐渡汽船でのこと。

ジェットフォイル改札が始まり通路を歩いていくと、中高年男女の集団が岸壁に集まっている。20人弱。観光客や仕事関係の方たちではない。

始めてみる光景。不思議に思ったのは私だけではないらしく、前を歩いていた女性が係員に訊ねていた。
「先生の見送りです」と言う返事が小さく聞こえた。そういうことかと思いつつ・・・


出航の準備が整っても先生らしき方の姿は見えない。
お見送りの方たちも窓を覗き込むようにして姿を探している。
と、身内らしい私の隣の女性が気が付いて、いちばん前の座席の男性に教えに行った。
促されて老人が窓のところへ身を乗り出し、顔を窓にくっつけた。

男女の集団はいっせいに岸壁の端に来て手を振っている。
老人も手を振っている。一生懸命手を振って応えている。
ジェットフォイルはあっという間に過ぎ去るから別れは短い。
船の向きを変えてもお見送りの人たちはずっと手を振っていた。
老人は、すぐに横になったらしく頭が見えなくなった。
私は一部始終を見ていてなんだか胸が熱くなった。目じりに涙がにじんできた。

7時20分発の朝早い便。
中高年男女の方たちは先生の教え子さんたちだろうか。
きっと島内のあちらこちらから駆けつけて来たに違いない。
90歳くらいの老先生はもう佐渡には帰ってこないと思ったのだろう。
声掛け合って見送ろうということになったのだろう。
7時20分に間に合わせるためにはかなり早く家を出たに違いない。

そこまでの思いを寄せてくれるそんな教え子たちを持った老人の豊かな人生。
海を眺め山を仰ぎ、厳しくも美しい佐渡の自然の中で暮らした日々。
きっと一人暮らしをしておられたであろうそれらも今は限界になったのだろう。
息子さんが迎えにきて、どこかの知らない地で一緒に暮らすことになるのだろう。
もう故郷を見ることはないのだろうか。
老人の心中はいかばかりだろうか。


ジェットフォイルの船中1時間5分、私も歳を重ねてきて、年をとるということとか故郷の味が幾分か分り始めたので、なんだか切ない気分でそんなことをつらつら考えていた。

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春の山野草

2012-04-16 05:30:51 | 佐渡の花

サクラの花はまだでも、春花咲く山野草は、時期になると寒かろうと雪が多かろうと私のいまいち体調不良にもお構いなくきっちりお目見え。えらいわあ。今回は思いがけず*オウレンに会えたことでもあり、チャリンコ散歩が思うにまかせなくてもよしよするか。

ユキワリソウとオウレン饗宴

 

 

春の山野草

 

さあて、横浜に帰ります。海棠と利休梅は待ってくれているかしら。

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島にもようやく春の訪れ

2012-04-15 11:33:54 | くらし

あちらこちらの集落から鬼太鼓の太鼓の音が聞こえてくると、佐渡にも春の訪れ。
ユキワリソウ面会に国仲に行った時も、氏神様に幟を立てる人たちが。いいなあ。

近辺ではいちばん早いんじゃないかしら、こちらの町内。

 

まずは出発前の景気づけ。みんなでぐいーっとひっかけて。

  

紫の僕は今年鬼デビュー                   女性の鬼もいるのね

 

 

ニリンソウおじさんは田んぼ仕事を始めてた。ニリンソウも咲き始めて。

「いつもならこの辺の桜は咲いとるのんにな。今年は知らん顔しとるわ」って。
さくら、知らん顔。ひゃーおかしい、大笑いしたわ。

すぐそばのお寺に行く道にこのさくらは咲いていたのよ。

ソメイヨシノは先っちょがピンクに膨らんできた。木全体がピンクっぽい染まっている。
ようやく佐渡にも春の訪れ。

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ユキワリソウ

2012-04-14 15:29:17 | 佐渡の花

ずっと前に見たテレビ番組で。
アートディレクターの佐藤可士和さん(ユニクロのロゴや国立新美術館のロゴのデザインをした人)が、アイディアはそれこそ1000の単位で浮かぶけれどそこからこれというのを1つ選ぶのがいちばん難しいと言ってた。

ああ、比べるのもおこがましいが私の写真選びもそうなのよ。
これが一押しというのはそれこそあるの。ところがところが、そこが凡人の故。
こっちも美人だから見てもらいたい、
こちらはまだうぶで可愛いな、
この角度はどうよ、
というような調子の足し算ばかりで、引き算ができない。引き算の美学、憧れる。

そんなわけで、ユキワリソウ(オオミスミソウと言えばいいのか)てんこ盛り。

 

ナンバーワン投票をしたいくらい。あなたならどうする?なんて。

 

で、以下、苦肉の策。

      

お察し下さいませ。

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会いたかった!

2012-04-13 15:37:17 | 佐渡の花

携帯版『佐渡の花』のページをめくると、最初に飛び込んでくるのが *オウレン。
そりゃあ山野草は地味だけれど、輪をかけて地味そうな花。
地味そうだけれど線香花火のようで儚く美しい。
ああ会いたいと願っていたけれど・・・


なんといっても、

早春、雪解けを待たずに花が咲きだし春の山で最も早く咲く。それゆえに開花時の出会いは数少ない。

なんて解説を読もうものなら、お会いする前から諦めの境地。
それが。遅刻友がミズバショウ探索道を間違えたがゆえに思いがけず遭遇。いたるところオウレン、私あ狂喜の乱舞。
もう何度も図鑑とにらめっこしていたからすぐに分かったわね。

四の五の言わずにお目にかけます、*オウレン。

 

 オウレン、イナバウアー

 正面から

 上から

 横から

 

この際、キクバオウレンかセリバオウレンか、雌株か雄株かそんなことどちらでもいいわ。

ともかく明るい林の中、会いたかったきみたちにたくさん会えてほんと嬉しかった、よかったよ。

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雪解けの水

2012-04-12 15:00:13 | 自然・風景

  昨日と打って変っての空、今日の佐渡。

朝の7時に電話着信。もう佐渡ではそんなことぐらいで驚かないの。
遅刻友より。
昨夕の電話で、ドンデン登山口に雪があって通れないと分かっていても、何が何でも連れて行け、この目で確かめねば納得できんと脅迫しておいたから・・・本日決行とのことで。
ご主人と3人、車走らせる。

案の定、はい。登山道は雪で通れません。
でもいいんです、それが分かっただけで諦めもつくからさ、おとなしくすごすごと駐車場から登山口までだけでも歩いて我が身を慰める。
春告げ花、アゲラヒョウタンボクに会ったから良しとする。

 水量豊か

 ユキワリソウ

 アゲラヒョウタンボク

 

 

水音

 

さあて帰ろうか、となったけれど・・・
遅刻友 「今月のハイキングで行ったとこ、行ってみるか?」って。
ミズバショウならそんな見なくてもいいけどと思ったのよ、ほんとは。でもね、せっかくの好意を無にしたら女がすたる。
さして期待せずに行ってみたら。
はあああ。初お目見えオウレン、会いたかったオウレンが林の中に咲き誇っているでないの。
ユキワリソウも負けずに競うように花を広げているでないの。

撮って来た写真眺めてただいま興奮して疲れております。
ゆえに、それらはまた明日。

 

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山桜

2012-04-11 15:02:37 | 自然・風景

 

昨日。
佐渡に帰る前に国立博物館『 ボストン美術館  日本美術の至宝 』を観るために上野に立ち寄ったのよ。いやあ多いのなんの観客が、お山桜見物の人たちより多いんじゃないかと思うくらい。すっかり人酔いしてしまった。

ついでにお山桜見物。
人々のざわめき+桜もまあ風流物誌としてはそれはそれでいっかなと。でも私的にはもういっかなと。

やっぱり自宅近くの公園墓地で観る山桜がいちばんいいな、好きだわ。

桜酔いはしないけれど、眺めているとなにやら少しさびしくなるわね。

 

山桜

 

佐渡は雨。
桜のさの字もない。まだまだ固い蕾。

母は変わりなく迎えてくれた。

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