携帯版『佐渡の花』のページをめくると、最初に飛び込んでくるのが *オウレン。
そりゃあ山野草は地味だけれど、輪をかけて地味そうな花。
地味そうだけれど線香花火のようで儚く美しい。
ああ会いたいと願っていたけれど・・・
なんといっても、
早春、雪解けを待たずに花が咲きだし春の山で最も早く咲く。それゆえに開花時の出会いは数少ない。
なんて解説を読もうものなら、お会いする前から諦めの境地。
それが。遅刻友がミズバショウ探索道を間違えたがゆえに思いがけず遭遇。いたるところオウレン、私あ狂喜の乱舞。
もう何度も図鑑とにらめっこしていたからすぐに分かったわね。
四の五の言わずにお目にかけます、*オウレン。
オウレン、イナバウアー
正面から
上から
横から
この際、キクバオウレンかセリバオウレンか、雌株か雄株かそんなことどちらでもいいわ。
ともかく明るい林の中、会いたかったきみたちにたくさん会えてほんと嬉しかった、よかったよ。