まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

コウライテンナンショウ・ヘラオオバコ

2022-05-22 08:32:48 | 植物

どさくさ紛れに佐渡での話をもう少し。

薬局で世間話をしていると、人生の大先輩ワタナベサンと会う。いやいや私が仲間に入れて
もらうと言った方がいいか。そして漫才のようなやり取りをしてお別れする。
今回だって顔を合わせるや否や「コロナうつしに来たのんか」とこうだ。
負けちゃいられない「こっちこそ佐渡でうつるかと思ってひやひやしてるの」と言い返す。
そんな言葉くらいで傷ついていたら生きてちゃいられない。家で何しとるんだと言うから、
ぶらぶらしとる、と言ったら「死んでしまえ」だって。
「うちの前はすぐ海だねか、ちょっと歩けばすぐ入れる、手間かからん」と続ける。まああ。
そういう人だ。

いくつになったのと訊くと「68だ」って。そうかもう86歳になったんだ、少しも変わらない。
何しろイベントは自分でつくれと説教する人だから自ら実践している。
この日も家庭菜園で作ったキャベツをマサチャンママに持ってきた。これがまた見事。
家庭菜園のレベルじゃない。
「さて午後から残ってるウドを採りに行くか、それともミズブキ採りに行こうか。その前に
トウモロコシの苗を70本植えんなんな」絶句。
70本も植えてどうするのと半ばあきれて訊くと、「捨てるのんさ」ですって。はああ。
こういう調子でかけ合いするから、元気をもらうやら疲れるやらで。ユニークな佐渡土産。

清々場所に行く途中のがけ下にコウライテンナンショウ。
漢字で書くと「高麗天南星」なにやらあやしい名前。
高麗は朝鮮、
天南星は、中国で夜空に広がる星の意味だそうで、葉の広がる様子を喩えたとのこと。
佐渡では、蛇のかま首や蛇の皮のイメージから「ヘビノダイオウ」の異名があるそうな。
うん、ぴったり。

 けっこう美しいと思うのよ

3匹お揃い いやもっと群生していた

道ばたのコンクリートの隙間からヘラオオバコ

たくましい 要注意外来生物に指定されるわけだ

この線香花火のような花は美しいと思うのよ

異形のものをお見せしたからごく平凡な山野草を

 キクザキイチゲ

 キクザキイチゲ

オオカメノキひっそりと。

 


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