まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

京都ずらし旅・お庭拝見 建仁寺

2024-06-10 09:06:31 | お寺

京都旅、1日目は薄曇りの空で歩くにはちょうどよく、2日目の空は青空。
ちょっと暑くなるかもね、こんなに照らなくてもいいのにね、なんて贅沢を。
せっかくの街中ホテルだから予定は東山方面。二人の希望は「建仁寺」年上友は「青蓮院門跡」
お庭拝見ルート。歩くルートを考えたら「青蓮院門跡」への道、途中にねねさんの
終焉の地「圓徳院」があるから寄れたらそこもと欲張る。

って、いかにもお寺の由来や歴史何ぞ詳しそうだが、これがからっきしだめで知識は
中学生以下(中学生に怒られるレベル)。日本人としてこれじゃいかん恥ずかしいと
いちおうは予習もするけれど、なに、すぐに忘れる。そうなりゃあもう開き直って。
いいんだ、お寺もお庭も雰囲気を味わい体験すりゃあいいんだ、そこに身を置けばいいんだ
なんて、訪れることがいちばんになる。で、「建仁寺」以前夫と訪れたから2度目。

京都最古の禅寺『建仁寺』臨済宗建仁寺派の大本山。
開山は栄西禅師。開基は源頼家。鎌倉時代の建仁二年(1202)の開創で、寺名は当時の年号から
名づけられています、ですって。(説明はすべてHP借用です)

鴨川うろうろしたり、たどりつくのによろよろしたけれど、無事10時開門前に受付に並んだ。
整理のための女性が注意事項説明して。今朝は20人くらいで少ないですね、とつぶやいていたわ。

はい、開門。まずは法堂へと。

縦11.4m 横15.7m 法堂の天井いっぱいに描かれた「双龍図」
建仁寺創建800年を記念して平成14年(2002)4月に小泉淳作画伯の筆により完成した

法堂の天井いっぱいに阿吽の口をした2匹の龍、もう大迫力です、圧倒されます。
魅入ります。
次に方丈へと

この大屋根のカーブが素晴らしいこと

われらも座って 方丈前の枯山水庭園 「大雄苑(だいおうえん)」拝見 瞑想にふける

三つあるお庭のうち中庭にある二つ目のお庭「潮音庭」
中央に三尊石その東には坐禅石、廻りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭
四方正面とは珍しい

付け焼刃の知識がばれる 四方からは撮っていない

赤じゅうたんの上で行儀が悪かったらしく
「境内での寝そべりや座り込み等で他の参拝者の通行を妨げること」
の注意事項に該当し2度も忠告を受けてしまったわ 恥ずかしい 膝が悪くてと弁解したけど

三つめは 「〇△▢之庭」

単純な三つの図形は宇宙の根源的形態を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を、地(□)
水(○)火(△)で象徴したものとも言われる、そうだ

今回も三門勅使門を見損ねたけれど、建仁寺、広々として静かで好きなお寺です。

いただいたパンフレット裏に記されています。私でもはい、見つめ直し・・・ました。

ここにいるだけで、こころ静かに自らと向き合える

栄西禅師が説いた「大いなるかな心や」
─ 人のこころは本来自由で大らかである ─
八百年の時を超え、その教えが息づくこの場所で、自らのこころを見つめなおす


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