地下鉄蹴上駅を出て小さなトンネルをくぐり道なりに歩く。
南禅寺山門が見えてきたら境内に沿って歩いて行けば永観堂。
今まで南禅寺までは数回行ったことがあっても、ちょっと先の永観堂には立ち寄ったこと
がなかった。我ながらどうしてだろうと不思議。
だから今回は、永観堂だけでいいから紅葉をぜひにと。来年なんてあるかどうか分から
ないからね、って。そんなこと言ったらどこもかしこもそうなのにね、焦ってるのよ。
11月中旬頃が見頃だろうとは分かっていたけれど、ものすごい混雑ぶりを見聞きすると
恐れをなしてしまう。慣れない人込みの中で紅葉狩りなんて、と枯れ始めは承知の上で
12月1日と決めた。
天気予報では(天気は大事)晴れマークが出ていたのに直近は曇り。出発の横浜も曇り。
それなのに、頭固いから翌日に変更なんてことしないで決行してしまう、参っちゃうわ。
無鄰菴、お庭だから曇りぐらいの方がいいか、と言い聞かせて。
永観堂は曇り空、時々気まぐれに薄日が差す。
ほんとうに見頃は過ぎていて、もう葉が落ちている木々もそこここにあったけれど
それでも圧巻よ。息をのむわ。
阿弥陀堂の「みかえり阿弥陀」もしげしげとお顔拝顔したのに、紅葉に目が眩んでどこが
どこやら何が何やら。
「永観、遅し」のエピソードを持つ永観律師、恵まれない人々のために奔走し、いつしか
禅林寺は永観堂と呼ばれるようになったそうな、そんな由来があるのか。
紅葉が赤く染めあげている広い境内をゆっくり散策した。
載せきれない分はこちらで
永観堂 2022/12/1 11:00 曇り
圧巻、素晴らしい、美しい!!
ところが欲が出て、真っ盛りの頃を見たいなとこうなるのよ。
でも混み混みの時よりはいいよな、とこれも実感。
良かったわ。
どれもこれもが素晴らしい。
この時期いつも忙しく京都へ行く事が
出来ません。
『いいなあ いいなあ』と一人つぶやきながら
見せていただきました。
ただただ長い記事にお付き合いくださり、楽しんで
いただいてとても嬉しいです。
私も京都は久しぶりで、年も年なので(70代後半に
突入)妙に焦る気持ちがあり、弾丸ツアー決行した
わけです。
結果、とても良かった!思い切るものですね。
Suzy様、くそ度胸(うん?)でぜひぜひいろいろ
いろいろと挑戦なさってくださいませ。