まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

夏なのに炬燵

2024-08-10 08:46:17 | くらし

いやあそれにしても昨晩の地震、揺れが激しくて怖かったわ。
震度3の報道にほんとかと疑ったくらい。これが物が落ちてくるほどの強さだったら
と想像すると落ち着かなくなる。賞味期限切れ、おまけに保管場所があちらこちらの
備品を整理しなくちゃ、といちおうは思うのよ。実行せよ、自分。

昨日の空

「涼風至」ってほんとかもしれない。
7時半過ぎの今、室温は29℃あるというのに吹き込んでくる風が涼しくて。
ほんのひとときでも心地よい。秋が近いのかも、なんて。

夏、と言えば思い出す。
毎年夏休暇で佐渡の実家に帰っていたが、その期間にひとり暮らしをしている義母の家にも
顔出しをする。気丈なお義母さんで愚痴の一つもこぼさないが、年々弱って体を動かすのが
大儀そうだった。炬燵をテーブルにし、リクライニングの寝転びマットに身体を横たえて。

90歳で亡くなっているから、その1、2年前の夏だったと思う。8月半ば、訪ねるとその姿勢で。
炬燵には炬燵布団がそのまま掛けてあり、マットには一面新聞紙を敷いてその上に身体を。
もうその姿でびっくりしたが、お義母さんは、新聞紙を敷いておくと滑って身体を動かし
やすいという。そして、
「〇こさん、足、のべえや」と炬燵の中に足を入れることを勧める。
勧められれば、暑いのに布団の中にとは思いつつ、素直に足を炬燵布団の中に突っ込んだわけ。
えっー!って、まさか。まさかのまさかよ。
電源が入っているの、中が暖められているの、お義母さんそんな中にいて平気なの。
いくらお年寄りは暑さを感じにくいとはいえ、電気の入っている炬燵によ。
衝撃で、今でもその時の光景がありありと浮かんでくる。
そりゃあ、横浜に帰って来るや否や夫に話したのは言うまでもない。

お年寄りと暑さ、でもう一つ。
やはりひとり暮らしをしていた叔父のこと。ちょい苦手な叔父だからあまり顔出ししないのだが、
用があってのことだったのね。
訪ねて行ったら、8月真夏だというのに、長袖シャツに薄手の毛糸のカーデガンを着ていて。
いくら佐渡の夏とはいえ暑いは暑い。それなのに毛糸のカーデガン。いやあびっくりした。

歳をとると暑さを感じにくくなるというのはほんとだ、と思う。

 

 

コメント (4)
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