自宅がある街には駅をはさんで北、西、南と大きな3つの公園がある。
元は山だったところを開発してできた街だから、公園にもその名残ごりが残っている。
北公園もできた当時は小山そのままに木々や草が生い茂り、子供たちにとっては格好の遊び場所だった。
それが年月が経つにつれ、治安上の問題からさっぱりとした公園に整備されていった。
そうね、近隣には学校や保育園幼稚園があるから、やっぱり薄暗い怖い所はなくした方がいいかもね。
私にとっては、買い物にも駅に行くにも道を回らなければいけないから、近くといえどちょっと縁遠い。
そんな北公園、*青桐の実を見た同じ日に。
それでもほんのわずか小山は残っている 冬木立も面影を残して
小山を上って広場を見渡す 風が冷たいこの日は2組の保育園児たちが元気に遊んでいた
フェンスの向こうには磯子の海が見える
梅のつぼみはまだ固いけれど春の訪れをかすかに感じる。そんな朝の光景。