横浜から帰る立ち寄り先は東京駅が中心。
最寄駅から西の鎌倉方面は行きたいけれど遠ざかる気がして躊躇。
東京駅を超えると戻らなければいけないからこれまた躊躇。
で、どうしても横浜越え東京駅範囲内。
それがこのたびは、9月の不貞寝、あっちがう昼寝効果が発揮されて体調は絶好調、ゆえに両国。
それと、捕り物関係時代小説にはまっている身にとっては、江戸東京博物館の『隅田川』展を見逃しては愛好家が廃るというもの。で、両国。
ついでに、両国付近お徒歩。
でもなあ、あまりに定番過ぎてここに載せるのもお恥ずかしい気がするけれど・・
江戸東京博物館出発。隣の旧安田庭園へ、実に小じんまりしたお庭でした。
細かい屏風絵や浮世絵を観た後には、目を休めるのにはちょうど良かった。
ぶらぶらと国技館横を通って。壁のこの絵。
展覧会にも両国橋を盛装した(着物がぞろりとした感じがして)お相撲さん団体が渡っていて、それをミーハー庶民が目をまんまるにして見ている絵があった。
もうおかしくて、大好き。
国技館通りを歩いているとお出まし。なかなか。手形もあったけれど、白鵬見つからず。
通りをまっすぐ進むと、おなじみ回向院。はずしてはならない回向院”回向院の茂七”親分だっているんだからさ。
でも、でも、あまりに今風過ぎてどこにも江戸の面影なし。広さだけ実感して我慢する。鼠小僧の墓もあったけれど、いっか。
裏口から出て、松阪公園。
途中に、吉良邸裏門後
まことに狭い小さな公園でした。きっちりお経をあげる方もいて・・・
で、そこから本日のメイン、両国橋渡り初め。これを渡らねば『隅田川』展を観てきた意味がないっていうもの。江戸時代はもう少し下流にあったそう。
総武線、水上バス、高速道路。隅田川交通3点セット。
江戸時代の花火見物の絵では、橋の上、人ぎっしり、屋形船、船、船埋め尽くし、茶屋、店店ぎっしり、花火見物3点セット。
東から西に渡りきると、神田川にかかっている柳橋が見えて。
お店まで粋。
両国駅から浅草橋駅までのちょいお徒歩、都合1時間半。なかなかでした。
ん?相撲部屋は?
そう、探訪したかった、すぐ近くなんだからいくつでもあるんだから。でもね、1時間半、そちらを我慢していたから、今回は諦めたの。