まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

水は薬

2010-07-25 13:36:41 | くらし


連日の暑さ。猛暑、酷暑、炎暑・・まだあるかしら。

ちょっと古い話になるけれど・・・
6月半ばに父が1泊2日で病院お泊り。
例のごとくけいれんを起こして。速攻で緊急外来受診、四の五の言ってられない取りあえず駆けつけるわけ。今回は救急車じゃなくてタクシー乗りつけで大丈夫と判断して。でも、緊急外来は絶対。

で、もろもろの検査を終えて担当ドクターは、
「教科書的に言うと数日入院して様子をみる。まあ、すぐに元に戻ったからきょう1日入院して点滴を打つ。点滴うってこのまま家に帰る」
この3択の中から選べ、っておっしゃるわけよ。
そりゃあねえ、1泊2日ですよ。理由を述べ立てれば、
すぐに帰ってなんかあったら困る。長い入院は、家に帰っての回復がままならない。
こういうわけ。
(後で、2泊3日でもよかったか。と思ったことは内緒)

さてと、あっという間の退院。
ドクターも看護師さんも、
「水分をこまめにとってください、お酒を飲んだらその量と同じくらい水を飲んでください。ともかく、水は薬だと思って飲んでください」ってそりゃあそりゃあ。

水は薬か。目からうろこ。
暑くなってくる時期に、我ら二人とも水要らない族だったから飲まなくても平気だったわ。私は反省しきり。これからは、がんばって水飲みますと誓って病院を後にした。

ん?でその後、うーーん、1日500mlのペットボトルの水を飲み干すのが精いっぱい。はい、そういうことです、それ以上は無理です。

 

 

 

電話線の向こうの104歳の老女は先週亡くなりました。
父が入院する前から入院していましたが、旅立ちました。
病室の前まで行ったのですが、躊躇してどうしても入れませんでした。
巡回診療で直接会ったことがあるマサチャンママは、とにかく気丈な人だったわよ、と言っていました。二人して、
「ご苦労だっただろうからほっとしたかもしれんね」
とご冥福をお祈りしました。

コメント (4)
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