まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

叔父さん

2008-08-02 12:26:04 | モブログ

母の一番下の弟のことである。
その昔のご多分にもれず兄妹の多かった時代のことだから、その叔父と私では10幾つしか違わない。私はこの叔父を頼りにしている。

律儀で穏やかな叔父ではあるが、やや常識が過ぎ細かいので、私など格好の指導の対象となる。そういう叔父と夫婦をやっていくのは面白みに欠けるのではないかと、妻になり代わってずけずけ言うと、
「俺ぐらい扱いやすい夫はいない。」とこれまたほんとかと思うような返事が返ってくる。
いわく「夕べの残りを出されても文句は言わないし、酒を飲んでだらだらいつまでも食事をしないし。」だって。そんなの当たり前だっていうの。酒飲んでいい気持になってくれた方がいいわ、と私も負けていない。

新潟に住んでいる叔父は、律儀ゆえかどうか、毎月、母と次姉に当たる叔母を見舞いに来る。日帰りできる十分な時間があるのだが、律儀に宿に泊まる。毎回、一泊に何でそんなに必要なんだと思うくらいの量の荷物を抱えてくる。
母は意識がないから、顔を見せるだけ。おもに別の施設に入所している次姉の話し相手になっている。

その叔父が、
「母さんが倒れて1年たったし、もうお前を呼び出して話をしないよ。俺がくる日も知らせんしな。」と1月に宣言した。
それまでは、毎月来ると、4番目の姉に当たる叔母と私を呼び出して、小1時間くらい、ああでもないこうでもないと話をしていた。ふーんと思って聞いていたが、そう言うのだからいかんともしようがない。

それが、この頃は不服になって、「叔父さんは分かっていないな。」とブータれる気持ちになることがある。
長くなったからこそ、疲れてくる私の気持ちを察してもよかろうと甘ったれたくなる。
まさか父には疲れたとは言えない。
夫にはいろいろ言っているが、夫も我慢しているだろうと思うと可哀相だ。
佐渡、横浜問わずあちらこちらにふらふら出向いて、友人知人あの山この川に愚痴っている。
それでも、ま、はっきり言えば
「お前も、ようがんばっとるな。」と叔父に言ってもらいたいわけよ、なんか。できていない姪にはそれくらいの声をかけてくれてもよかろうに・・・

と、暑苦しい午後の暑苦しい愚痴でした。すみません。
せめてものお詫びに今日のタソガレ場所、いいねえ、夏の海辺の親子連れ。

コメント (2)
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