まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

新潟万代島美術館 『ヨシタケシンスケ展かもしれない』

2023-08-16 08:35:54 | 展覧会

9日、佐渡に帰るために佐渡汽船行きのバスに乗っていた。
と、朱鷺メッセ通過のときに見たのが館内にある「万代島美術館」の展覧会ポスター。
『ヨシタケシンスケ展かもしれない』



ややや、帰りの立ち寄り先はここだ、と即決。
私、絵本は苦手だからヨシタケシンスケさんが書かれた絵本も読んでいない。
唯一「つまんない つまんない」の1冊だけ、よ。
そんな人が観ていいのか、と思うけれど、そんな人だからいいのよ、なんて。
朝1番の高速船に乗れば10時開館に十分間に合う、おつりがくる。
当日券販売だからチケットもOKね。3番に並んだわ。

 

  

    

会場内にはこんなパネルもあった

 もちろん座りましたよ

で、ヨシタケサンの小さな小さなスケッチに圧倒される。

複製が2000枚

1枚はこの大きさ ヨシタケサン 会社員時代にスケッチしているのがばれないようにすぐに
手で隠せる大きさで描いていたら それが習慣になってしまったんですって

ほかにもアイディアスケッチがたくさん展示されていたけれど あまりに小さくて
写真では何が何だかわからず紹介できないの 残念

で、唯一読んだ絵本「つまんない つまんない」 面白かったわ。その原画(複製かもしれない)
があったので、手元の絵本と比べてみた。

ヨシタケサン、色のセンスがなさ過ぎて、色付けは他のデザイナーが担当しているそうよ。

 お得意だけれど誰も撮ってくれない

 

大学時代の作品 もうこういう世界だったのか 

展覧会はとてもユニークで面白かった。子供たちも大勢来館していた。
で、これからヨシタケ作品を読むか、って、それはちょいわからない。

 

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東京都美術館 『マチス展』

2023-07-19 07:38:08 | 展覧会

パソコンもないしなあ、どうやって時間を過ごそうかなあ、植物関係は端境期だからなあ、
なんてグダグダ考えていた。
もうずっと観たい展覧会を面倒だの理由でパスしてきて、いいかげん立て直せねばとは思っ
ていたの。見逃したもの多々けっこう悔しくて。
で、マチス展こそは、と猛烈な暑さの中頑張って上野まで行ってきた。
マチス、好きな画家に入る。家にはポストカードがあるから以前にも行っているのね、きっと。

それにしても、今回の展覧会で初期のころの作品や彫刻、素描を鑑賞できてよかったわ。
マチスの特徴的な赤の作品はそれだけで心に訴えかけてくるものもあったし、ヴァンスのロザリオ
聖堂の4K画像の映像は全部見なかったけれど、行きたいなあなんて夢見たり。
暑い中、意を決して行ってよかった。やっぱり引っ込んでいたらだめだ、これからも。

「人物画と静物画」の展示室だけは撮影OK。昨年、京都でせっかくのアンディ・ウォーホル作品を、
スマホカメラ操作がうまくできないのと疲れで放棄したことがいつまでも悔やまれて。
だから、今回はほぼほぼ全部撮影。繰り返し見ている。

 赤いキュロットのオダリスク

 

 ニースの室内、シエスタ

 

 グールゴー男爵夫人の肖像

 

 夢

 

 座るバラ色の裸婦

 

 鏡の前の青いドレス

 

 ラ・フランス

 

 立っているヌード

 

 若い女性と白い毛皮の外套

 

 赤の大きな室内

 

 緑色の大理石のテーブルと静物

 

 黄色と青の室内

 

 緑色の食器戸棚と静物

 

 マグノリアのある静物

 

お持ち帰りしたい作品は、梨の名前のようなタイトルの「ラ・フランス」

 

 

 

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今年も『舌ヒデ子の河童さん展』

2023-06-11 08:59:48 | 展覧会

今日も雨か。ま、そんな時期だ、嘆いても仕方あるまい。
1日をなんとか過ごそう。

北鎌倉古民家ミュージアム訪問はあじさい堪能だけではない。
「舌ヒデ子」さんの河童さんたちにも、ぜひともお会いしに行かねばならない。
お会いしてにんまりしたいのよ。
去年、明月院への人波があまりにもすごいから止めたと途中のこちらへ寄って。
もうもう好きになったわけね。ごつごつした焼き物の感触、絶妙な表情に惹き込まれて
2回もお邪魔した。同じ時期、今年も展覧会が開催されているからには再会を果たさねば。

 

河童さんのお顔の目の離れ具合がいろいろな表情を作って 大好き

「アイウエオ」 どう 5人のお口の開け具合 顔の向き 声が聞こえてきそうだわ

「昭和の学長さん」 いかにも 誰かの顔に似ている気がするの

「のり君とカメ」

お部屋にはご主人の​​舌誠一さんがいらしたので、図々しくも挨拶を「去年も見せていただ
いて」とかなんとかもごもごと。

今年は出展数が少なく感じたけれど見落としたかな。
あじさいと河童さんたちの相性の良さ、陶器の持つ温もりに和んでミュージアムを後にした。

 

浄智寺への途中東慶寺

 開門を待つ人

円覚寺前の白鷺池

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横浜市庁舎「ローズフェアwith趣味の園芸」再び訪れた

2023-05-15 09:05:16 | 展覧会

今朝もしとしと雨。梅雨のはしりかしら、1日中降り続きそうだ。

12日、思い出して急遽行ってきた市庁舎の「ローズフェアwith趣味の園芸」
時間が早すぎて開催展示の中を見ることができなかったが、外回りだけ見て、
いいもん、私、室内の植物や庭展示って好きじゃないから、なんて思ってたから
そんなに残念じゃなくてさっさと帰ってきた。
が、昨日Eテレ趣味の園芸を観たら、こりゃあいかん。
素敵な催し物じゃないか、どうせごろごろしているんだから行ってこい、と脳内命令が
下って。昼ご飯を食べてすぐに家を出た。

日曜日だから多少の混雑はいたしかたない。もう興奮しました、はい。
その興奮の様子、四の五の言っているより写真をいつもに増して多く見ていただきます。

まずは「バラ好きの音楽家の庭」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、周囲からは全く見えなかったこちら。

 

そのセンスは、やはり日本人にはなかなか表現できないんじゃないかと。唸った。

 

 

 

 

こういうことになると発揮する、私のしつこさと行動力を自分で褒めた次第でして。
ちなみに、開催は今日まで。

「2023ローズコレクション」のバラ紹介はまた。

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『みきのすけ』松平造酒助江戸在勤日記―武士の絵日記—③ 神奈川県立歴史博物館

2023-03-02 08:27:33 | 展覧会

昨夜は雨が降ったようだ。地面がぬれている。
気温も高く、朝食事にストーブをつけただけよ。

「みきのすけ」さんにずいぶん楽しませてもらったけれど、いかに何でもで本日で終わり。
それにしても神奈川県立歴史博物館、ずいぶん太っ腹だ。撮影はぜんぶいいよ、観覧料は
私なんぞ65歳以上だから100円、今どき100円とは。いかに高齢者といえど、ね。
20歳以上は300円だ、学生や20歳以下は200円だ、高校生は100円だ。
もっとどんどん利用せねば、なんて、今まで行かなかった私がどの口でそんな大きなこと
言うのかね。って私も神奈川県民だから何らかの形で補助しているのでしょうね。きっと。

では最後です、いきます。

北斎漫画を手に入れ構図を手本にした絵も見られるとあるから、うーんなるほどと納得

江戸風俗

みきのすけさん 怒りながらハエを征伐している

わらった 私と変わりないわ

で こちらの動画をご覧くださいませ

特別陳列「松平造酒助江戸在勤日記-武士の絵日記-」紹介動画(造酒助西瓜を割る)

も うふふです この後もみきのすけさん 食い意地が張るの巻

大うけの絵 
右側の武士たち なんて楽しそう 身分なんてどうでもいいってな感じね
花見 ここまでやらねば 江戸時代の方がずっと豊かだ

はてさて こちらのみきのすけさん 何を思案しているのやら

上級武士らしからぬ親しみあるふるまいの日常、いや上級武士そのもののお役目果たす
みきのすけさん、なかなかに可愛らしくて好きだわ。

しつこおく、ずるずると引っ張ってきた『松平造酒助江戸在勤日記―武士の絵日記』も
これでお終いです。
入れ替え展示があるようですから、また。

 

 

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『みきのすけ』松平造酒助江戸在勤日記―武士の絵日記―➁ 神奈川県立歴史博物館

2023-03-01 08:33:51 | 展覧会

『みきのすけ』展覧会さっさといきます。
そうそうその前にこちらの動画を見ていただくと、なおのこと造酒助さんのことが分かり
ます。どうでもいいのですが、親御さんはどうして「造酒助」などという名前を付けたの
でしょうねえ。
上級武士の家なのに造り酒屋でもやっていたかのようなお名前。不思議。まあいいか。

特別陳列「松平造酒助江戸在勤日記-武士の絵日記-」紹介動画

それではさっさと。

さて動画で???となっていたこの方、実はみきのすけさんなのです。
みきのすけさんの自画像ってわけ。自分のことこんなにゆるゆるに描いているの。
庄内藩は長州征伐に出陣することになっていたのが、お江戸でのお仕事があるってんで
先陣役免除になったそうで。その準備に追われていたみきのすけさんは気が抜けて
大ゆるみになったそのお顔ですってよ。おかしい、そのセンス、笑いました。

このみきのすけさんが、リーフレットにつかわれたのね。

いちばんの大うけ。ああ、もっとはっきりくっきり撮影できてればと歯ぎしり。
竹内組のお侍の張り切っていること。取り押さえているお顔なんてすごいものね。
きわどく描かれているお方もいるでしょ。みきのすけさん、そこまで描いていいのか。

まだ明日もしつこく続きます。乞うご期待、なんて。

 

 

 

 

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『みきのすけ』松平造酒助江戸在勤日記―武士の絵日記― 神奈川県立歴史博物館

2023-02-28 08:32:55 | 展覧会

神奈川県立歴史博物館先回の展示を見たときの予告がこちら。
『みきのすけ』松平造酒助江戸在勤日記―武士の絵日記―

ひと目見て現代のイラストだわ江戸ね、これは私の範囲だなと。楽しみにしていたの。
いやいや想像以上の面白さ、老眼には文書関係の展示は厳しいことは分かっているから
拡大鏡を持って行ったけれど、展示ガラスすれすれに顔を近づければ何とか大丈夫で。
撮影OKだからほとんどの絵日記を写しましたよ。
腕の悪さ、安コンデジ、照明、もろもろで原本の楽しさが伝わりにくいのがとても残念。
それを押して私の記念にガンガンUPします。
もうそこらへんはすっ飛ばして見てください。近くに来た時にお立ち寄りして本物をぜひ。

松平造酒助久茂(まつだいらみきのすけひさしげ)は庄内藩(現山形県鶴岡市周辺)の
上級武士で、元治元(1864)年8月より約1年間江戸に在勤し、江戸市中取締を主導
する任にあたりました。造酒助は江戸在勤中に50冊にもおよぶ日記を記し、国元の家族
へ送っています。この日記にはかわいらしい挿絵がふんだんに描かれ、その挿絵から
造酒助の生活やその時の心情を見ることができます。(HPより)

それではいきます。


ほら 日記がこんなに

通勤の様子を事細かに


笑いました

 


笑いました


お気の毒に


笑いました


私そっくりで苦笑いしました

ユーモアあふれるみきのすけさん、大好きになったわ。
まだしつこく続きます。

 

 

 

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神奈川県立歴史博物館『縄文人の環境適応』令和4年度 かながわの遺跡展 

2023-01-29 08:54:55 | 展覧会

今朝も寒い。
ベランダに出たら息が白い。洗濯物を干していたら指先がかじかんで痛くなってきた。
ヤマナカサンは新聞を取りに出て、オクガワサンはもう玄関から道路の掃き掃除。
お向かいの家の門灯がまだついていたから、今朝の起床はゆっくりだな、なんて。

脈々と人々の暮らしは続いている。
約15000年前からの縄文の人たちも、食べて寝て働き祈りと日々の生活を繰り返し営んで
きたのだろうね。
縄文中期(約5400年前~4500年前)が遺跡数が最大になる時期だったそう。
お隣の区にも遺跡があることを知ってびっくり。そんな身近に縄文時代があったんだ。
お邪魔したことがなかった「神奈川県立歴史博物館」ごめんなさいだわ。ありがとうだわ。
もっと活用せねば、ね。

 立派なパンフレットもいただいた。

たくさんの数の展示品、お持ち帰りしたいものに絞ったけれど、それでも絞り切れない。

深鉢

 

注口土器

土偶

他にもある

 

 耳飾り

 黒曜石

 石斧

造形のあまりの見事さに、滋養門人すごいなあと惚れ惚れして見入ってしまって。
観終わった後は疲れ果てて。常設展もどうぞと言われたが次回にしますと答えるしまつよ。

私の備忘録を兼ねて。

2023年「神奈川県立歴史博物館」縄文人の環境適応

 

 

 

 

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アンディ・ウォーホル『最後の晩餐』京都市京セラ美術館

2022-12-25 09:06:35 | 展覧会

イヴの昨日買い物に出かけて。
とくにその手の買い物はないのに、デパ地下に寄ったらどの洋菓子店も行列、人の波。
ああ私が間抜けだったと早々に帰宅したわ。悔しいからドラッグストアでシャンプーなんか買ったりして。

先週放映の「新美の巨人たち」はアンディ・ウォーホルの「最後の晩餐」。
それを観ながら、うーん、私「展覧会」もっとしっかり観ておけばよかったと後悔しきりよ。
12月1日の日帰りひとり旅、アンディ・ウォーホル展のことなんぞ計画になくてカフェでランチ、
平安神宮帰りのトイレ拝借それだけの美術館だったのよ。で、チケット売り場が見える

ベンチでひと休みしているうちに、せっかくだからなウォーホルかボテロかのどちらか一つくらいは
観て帰ろうと思い立って。


疲れているからと、あんまり興味がないからとザザザアーッと会場を回った。
目に留まったわ、足が止まったわ、こちらの大きな大きな作品。日本初公開ですって。
じっとみていると、だんだん切なくなってきて悲しくもなってきて。妙な気分に陥る。

 




 
アンディ自身は「作品を深読みする必要はない」と言っていたそうだけれど。
番組ではちょっとひも解いていた。

バイクは天国に向かう乗り物 バイクで走って救いを求める
THE BIG CのC はChrist そしてCancer 癌のC
有名人とのパーティに興じている反面、ウォーホルは幼い時から敬虔なクリスチャンで、
生涯ミサに通っていたそうだ。
6・99 これは6ドル99セント 99を逆さまにして66 この数字は聖書によると悪魔の数字
他のアイコンにももっと他にもいろいろ意味はありそうだけれど。
ちなみにウォーホルは亡くなるまでこの作品を手元に置いておいたそうだ。

その他の作品も
 







 


 


 


花シリーズ かわいくてお持ち帰りしたい







 
「アンディ・ウォーホルについて知りたいと思うなら、ただ表面を見てくれればいい。
それがぼくだ。裏には何もない」
 
 
 
 
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みらい美術館 『超絶技巧ガラス展』

2022-12-21 08:57:46 | 展覧会

「念ずれば通ず」ってあるのね。
昨日、こまわりくんから降りようとしたら乗ってきた人が「こんにちは」って。
マスクと帽子じゃどなたか分からん。ん?って顔したんでしょうね。
「ナカです」と名乗るじゃないの、ありゃあナカさんだ。お顔見れたと思ったのも束の間、
すれ違いよ。話ができなかった。でもでも心配していた人と会えてひと安心。嬉しかったわ。

で、みらい美術館。
1回のお出かけで記事はずーっとの引き延ばし、ずるずると引っ張る。
うろうろしてようやく到着して本題ね。
みらい美術館は金、土、日しか開館していない。訪れて初めて分かったけれどほんとに
小さな美術館。小学校の教室くらいかな。ちょっと立ち寄るにはちょうどいいかな。
みなとみらい線新高島駅で降りたら近い、みらい学園二階。

 

 

「超絶技巧ガラス展」あまり好みでなくても、色の美しさ模様に、すごいなあの感想が。
特別展示のエミール・ガレ「フランスの薔薇」あまりの超絶技巧美しさに四方から写した。

  

 

後は、ズズズィーと。

 
ガレ 花器                   色違いで

  
ガレ サボテン文花器              色違い

 
ガレ

 
ガレ                      ルイス

 
ミュラー兄弟

      
ガレ     ガレ     ルネ・ラリック

 

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