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まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

そごう美術館『ヨシタケシンスケ展かもしれない』

2024-08-19 08:55:18 | 展覧会

もう、言っても詮無いけれど暑い!
せめて朝晩くらい涼しければ我慢もしようが、6時前起きた時から29度も
あったんじゃあげんなりする。
だめだめ、やっぱり口にするのは止そう、暑さが倍増する。

って、台風が去った翌日そんな暑い中、横浜そごうで「ヨシタケシンスケ展」へ。
チュッパが夏休みに入ったので娘と「行こうか」となって、土曜日の17日に。
私はちょうど去年の同じころ、佐渡からの帰りに新潟で観ているからお付き合い
程度の気持ちでね。正月以来でチュッパに会えるなと。

 

会場が違えば、展示物はほぼ同じでも雰囲気は違って見える。

 

膨大な数のスケッチ(展示は複製を) そんな中 見つけたわ私を 
ヨシタケサン わが家をこっそりのぞいたんじゃないの

あははは

小さい細かいスケッチ

『りんごかもしれない』

『つまんないつまんない』

『あつかったらぬげばいい』文字が読みにくいかしら

 

「顔出して」と言ったらチュッパに拒否されました チュッパ 得意なのにね

 「アイツ」かわいいの

「西日」 この顔がなんともで おかしくて

 残念 いませんでした

 

娘と「ヨシタケサンは哲学者だねえ」と。

会場は動線がすっきりしてずいぶん洗練されていて新潟とは違ったわ。
見終わった後はランチして。ようやくチュッパとも話して。
「〇ちゃんは人見知りする?」と聞いてみたら「超人見知り」だって。
会うやいなや、腕に飛び込んできた可愛さは遥か彼方に行ってしまったわけ。
ばあさんだけがそんな姿を思い出すのよ。
小5になった今は、去年に引き続きひとり新幹線で広島のおじいちゃんちに行って
1週間もお泊りしてくる。その大胆な行動と超人見知りが結びつかなくて複雑だわ。
娘は「損な性格よ」だって。
正月にまたね、と約束してさよならをする。

 

 

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「国立近代美術館」 眺めのよい部屋 長谷川利行

2024-08-09 08:48:27 | 展覧会

 昨夕

夕日が沈む数時間前、とんでもないニュースが飛びこんできて。
その地域にお住まいの方たちはどんなに驚いたことか、不安に陥ったことか。
もういい加減にしなさい、と天地をきつく叱る。いつどこでどんな災害に会うか分からない。
覚悟が要る。普通に日常を送りながらも、どこかで覚悟しておかなければ、と。

 

ありがたい日常。ぐだぐだだらだら暇しているのも幸せというものだ。
ぐだだらの中で、たまに出かけるのはさらに幸せというものだ。
人生の大先輩の教え「イベントは自分で作れ」座右の銘。そういうことね。

さてと、長々と引き延ばして来たTRIO展ブログ。これでお終い。
国立近代美術館へのアクセス、私的には面倒で行きたいなと思ってもパスすることが
多かった。それが、京急鶴見からのアクセス方法を調べていたら、東西線乗り換えは
日本橋駅からということが分かり目からうろこ。
東京駅から歩いて東御苑突っ切る、または大手町駅から東西線乗り換えが億劫だったのが
一気に解決。京急で日本橋まで、東西線乗り換え竹橋下車、歩いて3分、なんて楽なんだ。

竹橋駅ホームの壁にはこんな案内板、素晴らしいじゃないの。

地上に出て 竹橋

で、今回の企画展、3つの美術館。

パリ市立近代美術館      東京国立近代美術館     大阪中之島美術館

企画展を観た後、もう十分だから帰ろうかなと思ったが、待てよと。
4階の休憩室「眺めのよい部屋」でひと休みしてからにしよう。座って皇居付近の風景を。

ひと息ついたから、さあ帰ろうか、なんて。
が、「MOMATコレクション」展、4階の第1室がちらりと目に入ってここだけでもと。

近代美術館は国内外の所蔵コレクション豊富、日本美術の名作も多々。
収集対象は、絵画、版画、水彩、素描、彫刻、写真、映像、書、及び関連する資料などの
多分野にわたり、点数は13,000点を超える(2023年2月現在)
というのだからさすが。

またもや、もういいかなと帰ろうと思いつつ隣の部屋へ。なんとなんと長谷川利行の作品が。
好きなのよ。何かのTV番組で観てから、名前がしっかりインプットされて。

長谷川利行(1891〜1940)は京都・山科生まれの画家。
昭和初期の、モダンな東京の喧騒や、内面に寄り添うような人物像などを、自由奔放な筆致と
明るい色彩によって描き出した。その画風や、波乱に満ちた生涯から、「日本のゴッホ」とも呼ばれる。
放浪癖と酒癖で生活は破綻し、浅草、上野、新宿、銀座など各地を転々とする生活のなか、
病に倒れ49歳の生涯を終える。(netより)

カフェ・バウリスタ

お化け煙突

鉄工所の裏

 岸田國士像

 前田夕暮像

 大庭鉄太郎像

 

堪能して。満足満足。

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国立近代美術館『TRIO展』小倉遊亀《浴女その二》ほか

2024-08-07 09:07:19 | 展覧会

 

倉俣史朗の椅子「ミス・ブランチ」がどうしてもお会いしたかった作品ならば、
こちらは、思いがけないところでお目にかかって、いっぺんに心を持っていかれてしまった作品。
いやあ、なんとも色っぽい。髪を結いあげたうなじから腰のひねり具合から大人の色香が漂う。
そしてお三人の着物の柄の渋いこと素敵なこと、粋に着こなして、これぞ日本女性。いいわあ。
床のタイルの幾何学模様がまたモダンで素敵、ただの浴場じゃないわね。

小倉遊亀 《浴女 その二》

 

安コンデジで部分を撮影したので改めて見てみると 髪の毛の1本1本が

着物の絞りの柄(合っているかしら)ひとつひとつが細かく繊細に描かれていて感嘆する

右の女性の後ろ姿にまた惚れ惚れしてしまう 煙管の小道具がなんともかんとも

大きな作品で。しばしうっとりと眺めていました。

 

「TRIO展」なのに単独で。いいなあと思った好きな絵を。

川のある都市風景 小泉癸巳男  《昭和大東京百図絵より》

ジョルジョ・デ・キリコ 《慰めのアンティゴネ》

ラウル・デュフィ 《家と庭》

  

ラウル・デュフィ 《電気の精》 部分です

古賀春江 《海》

有元利夫 《室内楽》 大好きな画家でもうほんとに何年ぶりかでお会いして うれしかったわ

 

やっぱり「TRIO展」なのだから最後に一つくらいはトリオをね。
でも苦手で、この手のジャンルは。私の貧弱な感性には訴えてこないのよ。

草間彌生 《No.H.Red》

中西夏之 《紫・むらさき XIV》

アンリ・ミショー 《コンポジション》

 

ともかく贅沢で個性的な企画で、どこを取ってもどう観ても楽しめる展覧会だなと
非常に満足した次第です。作品数が多いのにめずらしく疲れなかったわ。

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国立近代美術館 『TRIO展』倉俣史朗《ミス・ブランチ》

2024-08-06 08:51:40 | 展覧会

国立近代美術館『TRIO  パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』

 

TRIO展なのに単独で。
実物拝見できることをすごく楽しみにしていた倉俣史朗の代表作品「ミス・ブランチ」
ずぅーッと前のTV日曜美術館を観て知った次第で。
その時から、えっ?!椅子でしょ、なのにこんなにも美しいのか、機会があったらぜひ
お目にかかりたいものだと、無理と思いつつ願っていた。願えば叶うって、ほんとか。

 

日常生活とアートの3作品展示の一つ。

造花の薔薇の花があたかも浮遊しているかのごとくに

「ミス・ブランチ」『欲望という名の電車』の主人公、ブランチ・デュボアの名を椅子につけて。

バラの造花を封入したアクリル製の背、座、アームからなり、紫に染色されたアルミアルマイトの
脚部が付く。いったいどうやって作られたのか、知りたいものだ。ネット検索、引用。

制作面を支えたパートナー的な会社の存在があり、その会社社長の話。

板で仕切って箱状にしたところへ熱した溶かしたアクリルを流し込みます。
そのときに薔薇の造花も封入しつつ、少しずつ層を重ねて高さを出していきます。

ただ、その過程でどうしても空気が入ってしまう。そこで、ひととおり流し込みが済んだら、
タンクみたいな圧力釜に入れて圧をかけつつ熱します。そうすると、
空気がアクリルの外に逃げていってくれるのです。

切り出した後、研磨を掛けるのですが、粗いペーパーから細かいペーパーへ、
そして最後は車のボディーを磨くくらいなめらかで平滑になるように仕上げます。
実を言うとすべての工程の中でこの研磨がもっとも大変です。

と話している。全部手作り、そしてこれだけの工程作業、そりゃあ、お値段も高いわけだ。

アルミパイプでできた足を取り付けるのに、アクリルが重いので二人で持たなくては
ならないんでって。あの部分だけで数十キロありますからと言うから、わが家にお持ち帰り
できるわけがない。

オーダーメイドで56脚が制作され、後に18脚が作られたそうな。

ちなみに、薔薇、ご本人は生花にしたかったそうだが、制作過程で失敗し、最終的に香港フラワー
になって。結果とても満足されたとのこと。

 

 

 

 

正面

座ってみたいなと乗り出していったら、つま先が立ち入り禁止の線を踏んでしまって。
はい、係り員の注意を受けたことは言うまでもありません。

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『TRIO  パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』 国立近代美術館

2024-08-05 08:23:02 | 展覧会

こちらの展覧会を知ったのは最近のこと。
東京の展覧会にはすっかり足が遠のいてしまっていたので全くの情報不足。
パソコン開くたびにネット広告で見るようになって、こりゃあ是非にも行かねばと。
大好きなモディリアーニ、本物が見たかった倉俣史朗の椅子、有元利夫も展示されている。
暑くてもアクセスが苦手でも行かねばと。で、お嫁さんの手術で鶴見まで出かけるから、
無事終わって、余力があったらその足で行って来ようと決めて。

パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館。
3館のコレクションをテーマごとに“トリオ”で紹介する展覧会
「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」

TRIO展は、3館のキュレーターの共同企画によって実現したとのこと。
膨大なコレクションをどうやって見せようか、と喧々諤々だったそうな。
それぞれの美術館から1点ずつ作品を選び、合計3点をひとつの「トリオ作品」として見せていく。

異なるアーティストが描いた3つの作品を
主題やモチーフが同一、色や形が似ている、素材が同じ、作品に共通する背景がある。
そんな共通性をもつ作品を“トリオ”として展示する。いったいどんな化学反応が起きるのか?
そんなコンセプトでこれまでにないユニークで斬新な展示方法を、全34組。
いやあ贅沢だ、楽しみにして出かけたわ。

3作品を比べて楽しむ「トリオ展」
HPで、あなたの″押し“トリオは?と聞かれたので、私の”押し”を。
押しというにはちょっとおこがましい。むしろ”好き”かな。3作品とも好きということで。

 

なんといっても 大好きなモディリアーニ作品に会いたかったから それがいちばん

アメデオ・モディリアーニ 《髪をほどいた横たわる裸婦》

アンリ・マティス 《椅子にもたれるオダリスク》

萬鉄五郎 《裸婦 (ほお杖の人)》 お休みしている《裸体美人》に代わって
ほんとはそちらにお会いしたかったのでとても残念

 

3作品とも人物が独り という図に惹かれて

モーリス・ユトリロ 《モンマルトルの通り》

松本俊介 《並木道》

佐伯祐三 《レストラン(オテル・デュ・マルシェ)》

 

モダンガールたちの表情がいいなと 新しい時代を迎えてわくわくしている姿が素敵

杉浦非水 《銀座三越四月十日開店》

パブロ・ガルガーリョ 《モンパルナスのキキ》

早川良雄 《第11回秋の秀彩会》

 

モーリス・ユトリロ 《セヴェスト通り》

長谷川利行 《新宿風景》

河合新蔵 《道頓堀》

 

好きだ嫌いだと生意気言って トリオといかずダブルになってしまって 今は後悔している
3作品とも撮ればよかったわ それでこその企画展なのにね

夢と幻影

三岸好太郎 《雲の上を飛ぶ蝶》

マルク・シャガール 《夢》

コレクションのはじまり

安井曽太郎 《金蓉》 東京国立近代美術館の初所蔵

佐伯祐三 《郵便配達夫》 大阪中之島美術館の初所蔵

都市のグラフィティ

ジャン=ミシェル・バスキア 《無題》

佐伯祐三 《ガス灯と広告》

続きはまた。

 

 

 

 

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茅ヶ崎美術館 『アルフォンス・ミュシャ展』ーアール・ヌーヴォーの美しきミューズー

2024-07-09 09:06:09 | 展覧会

茅ヶ崎美術館で開催中の『アルフォンス・ミュシャ展』ーアール・ヌーヴォーの美しきミューズー
期間は8月25日までだからたっぷりある。
あんまり好きじゃないな、なんて言いながら美しきミューズたちを見て回る。
ポスター、装飾パネルをはじめ、デザイン集、ポストカード、切手、紙幣、商品パッケージなどの
作品が展示されていて、ミュシャの精力的で多彩な画家生活がうかがわれる。

茅ヶ崎美術館のHP拝借

アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末から20世紀初頭、ヨーロッパで花開いた
芸術様式「アール・ヌーヴォー」を代表する画家です。
ミュシャが描いた植物文様で彩られた優雅な女性像は今日まで多くの人を魅了しています。
チェコ出身のミュシャが時代の寵児となったのは19世紀末のパリでした。彼が描いた舞台女優
サラ・ベルナールの演劇「ジスモンダ」の宣伝ポスターが大評判となり、画家のみならず、
デザイナーとしても輝かしい足跡を残したのです。 しかし、祖国チェコ、スラヴ民族への愛は
変わることはなく、50歳でチェコに帰国したのちは祖国の平和を願いスラヴ民族の誇りを
作品に表しました。

多岐にわたる多数の作品からほんの少々 タイトルは調べられた作品のみ

ポスターと装飾パネルを

 

  

                        <サラ・ベルナール>

 <椿姫>

 

 <ハムレット>

 

 

 

 

<夢想>                        <ジョブ>

 

 

 

 

 

                        <ズデンカ・チェルニー> 

ポスターはやはり目を奪うものがあり装飾パネルは華やか。                     
私は、50歳で祖国チェコに帰国してからの作品の方が落ち着きがあって好きかな。

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そごう美術館 『KAGAYA/星空の世界 天空の贈り物』

2024-05-16 08:53:46 | 展覧会

雨風が激しくて外出に躊躇するような日の13日月曜日。
2ヶ月に一度の元同僚定例会はそごうデパートの食堂街台湾料理のお店で。
11時半集合だから例によって寄り道を考える。
でもでもこの日ばかりは考えるも何もない、風雨で外を歩くことはできないんだから
「そごう美術館」の展覧会しかない。好きも嫌いもない、選択肢がない。

KAGAYAさんの写真作品と巨大映像。
星空写真家、プラネタリウム映像クリエーターの肩書。私には何の予備知識もない。

ともかく会場へ。迎えてくれたのは、こちらの写真。

こちらは会場写真

 

 

入ってすぐにこの作品。ややや、佐渡だ。懐かしい、プロはこんな写真撮るんだ。
娘、友人に送信。

何たることか、キャプションを撮り忘れてしまったなんて。
「佐渡 2023年5月?日 大野亀のトビシマカンゾウと月」だったような。
(上の光は会場の明かりが入ってしまった 残念)

 

 

 

写真は全部撮影可なのですが、私の安コンデジと粗末な腕で素晴らしい
写真を撮るということが申し訳なくて。なんとなくおどおどしながらでした。
絵だって同じような行為なのに、ね。

フライヤーに書いてある
「空を見あげることをきっかけに広がる世界は、果てしないー
写真作品約100点と、16mの巨大映像で『没入』体験する天空の世界」
そのままにほんとうに魅入ってしまいました。
私のせせこましい心が広がってのびのびする素敵な展覧会でした。
星空好きな人にとってはたまらないでしょうね。

 

 

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パシフィコ横浜 『横浜フラワー&ガーデンフェスティバル』

2024-05-09 09:04:12 | 展覧会

もう展示は終わってしまったのよね。
『横浜フラワー&ガーデンフェスティバル』
ゴールデンウイーク関係のニュースでチラッと見て、あらこんなのやってんだって。
ごろごろしているだけだ行ってみるかって。



パシフィコ横浜か。桜木町駅からけっこう歩くよね、しかもこどもの日、みなとみらいは
混むよな。とは思ったけれど6日までだから最終日よりはいいだろうと出かけた。
パシフィコ横浜、中に入った記憶がない。入場券出して、うーん広い。
でもお目当てのブースだけまず見ればいいから、ね。他は別にいいの。
そのお目当ての屋内展示ガーデンをといっても2カ所しかない。

入ってすぐのエントランス展示「港町みんなのガーデン」 二村昌彦さん作

落ち着いた大人っぽいとても素敵なガーデンでした

 

そして奥まったところにもう一つのショーガーデン 「緑園」

こちらも素敵なガーデン 私 屋内展示のガーデンって好きじゃないけど
プロの方たちの花選びのすばらしさを見ると 庭って個性が出て奥深いなとしみじみ思う

この二つを見たからいいかなと思ったけれど お高い入場料のもとは取らねばとざっと回る

「夏に克つガーデン」ですって 夏向きの植物が




そういうことね よし!

おまけ 
企業ブースを回ったときに見かけた杉浦太陽くん これからトークショーに

 愛想のいい小柄な人よ 

 

 

 

 

 

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静嘉堂文庫美術館 《御所人形》

2024-03-18 08:40:12 | 展覧会

17日の昨日は彼岸の入り。
仏花立て、水菓子とまんじゅうを供えて手を合わせる。
3、4年前までは毎年佐渡の実家に帰り、墓参りをして仏壇に供物を供えたのになあ、
などと詮無いことを思ったりして。
なに、それは帰る理由だったりで本当は春の山野草を見たかったのよ、というのもある。
まことに不肖な娘である。

佐渡の行事はたいていが月後れ。
ひな祭りも今頃の商店街ではショーウインドウにお雛様を飾って、道行く人たちの目を
楽しませていた。今年はどうなのかしら。

さて。
静嘉堂文庫美術館、お雛様を愛でて次なるは御所人形を。
岩﨑小彌太の還暦を祝し京都の人形司・丸平大木人形店に特注した「木彫彩色御所人形」
それはそれは愛らしい、愛しい。
ひとつひとつのお人形を見るだけで、ひとりでに顔が緩んでくるというもの。
人形ひとつでこんなにも和やかな気持ちになるかと思ったりして愛でる。
顔の表情、動作や仕草の面白さ、衣装の豪華さ、頭につけている兎は何ぞや、なんてことを
想像しながら毎日パソコン開いて写真を見ているの。
ひとつくらいお持ち帰りしても分からないな、なんて邪な気持ちはなしよ。はい。

(確認したつもりですが、私のことだから配列人形が違っていたらごめんなさいです)

木彫彩色御所人形 鯛車曳

木彫彩色御所人形 楽隊

木彫彩色御所人形 宝船曳

木彫彩色御所人形 輿行列

木彫彩色御所人形 餅つき

御所人形 お福の花見

私、「お福の花見」こちら見たら、太ってることなんて大したことないどうでもいいことだな
なんて、みんなとてもふくよかでおおらかなんですもの。楽しんだもの勝ちだわって。
ぜひともこんな花見がしたいもんだわね。

と、御所人形をあれこれ見ていたら、すっかり忘れていた仁清さん、
野々村仁清 「色絵吉野山図茶壺」

もちろん美術館所蔵の曜変天目(稲葉天目)は見逃しませんでした。

それにしても、撮影はスマホでのみOK。なぜかしらね。

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静嘉堂文庫美術館 『岩﨑家のお雛さま』

2024-03-17 08:28:06 | 展覧会

昨夜雨が降ったようだ。地面が濡れている。
寝る前、空を見たら西の方に半月がひっくり返って浮かんでいた。
ややオレンジがかっていて、満月とは違った趣きでしばし見とれる。

さてと、上野から東京へと戻って、丸の内にある静嘉堂文庫美術館へ。
ここも行きたかったのよ、移転してから始めての訪問、ってその前の場所世田谷にも
行っていないのにねえ。
美術館が入っている明治生命館の建物は丸の内散策の折に何度も目にし、重厚な建物に
ただただすごいなあと驚嘆していたわけ。それが中に入れるんでしょ、美術館でしょ、
期待も膨らもうというもの。これまでも何回かの展覧会で行こうとは思ったけれど、
今ひとつ背中を押すものがなかったの。
それがこのたび、上野まで行くんだからついでにとお得意のフレーズが出て訪問。

『岩﨑家のお雛さま』
文字通り、三菱第四代社長・岩﨑小彌太(1879~1945)が孝子夫人(1888~1975)のために
京都の人形司・丸平大木人形店(丸平)で誂えた「岩﨑家雛人形」の展示。
小ぶりで気品があってそれでいて可愛らしい。
ああ、私にもこのような人形をプレゼントしてくれる夫がいたらなあ、と思ったかどうかは
内緒。

 

当日券で館内へ。展示室が少なくほどよく小さな美術館、これくらいでちょうどいい広さ。

 

 

 

    

 

 

 

 

愛らしいぬくもりを感じるお雛様に癒されて。
お目当ての御所人形はまた。

 

 

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