叔母さんに会って来たと従妹とライン電話した。
「あんたが、私の方が叔母さんより先に死ぬよ、って言ってたことがよく分かったわ」と私。
「そうでしょ、前向きだよね。100までいきそうだよね。困るが私、私がまだ行き来できるうちに
逝ってもらわんと困るが。100までいったら貯金もなくなるかもしれんし、家の解体費用だって
何百万もかかるのに足らんようになるかもしれんよ」
通帳まで預かって、1から10までお世話している従妹が大笑いしながら言う。
「あんたそれは無理かもよ、おばさん逝く気全然ないもん。私に家を買ってもらう人を探して
いるだの、私の家の家具の始末はどうしただの聞いて算段していたわよ。逝く気なんて
さらさらないね、生きる気満々」と私も大笑いしながら話す。あけすけな姪同士の会話。
入所当時のぐずぐずした愚痴から従妹も開き直って、こんな会話ができるようになってよかったわ。
それにしても92歳の叔母は施設に馴染んでスタッフの方に、私らより元気だよ、と言われるくらい。
面接室で会ったら開口一番「あんた、泊まるとこがないのんによう来てくれたな、ありがとう」
ですって。ますます母とそっくりな顔になってさすが姉妹だなと感慨深かった。
夫を早くに亡くしての一人暮らしや闘病生活など、いろいろあった叔母のたくましい生命力に、
見舞いに行ったつもりの私の方が生き方の見本を見せられたわ。
19日の忙しい行程。7時過ぎに家を出て9時12分の上越新幹線新潟10時47分着。
11時半のジェットフォイル12時37分両津港着。お寿司屋さんで腹ごしらえ、地魚握り。
タクシーで施設まで 面会の2時までは時間があるのでそこらへんぶらぶら
両津港からの河崎線の道 金北山が見える
両津湾と大佐渡の山々 白い点がある山がドンテン山 自宅から見る景色とは違う
反対側 小佐渡の山々 海だったところに防波堤ができていた
両津湾 向こうは新潟だ けれど時に見える山々は山形のそれ
面会が終わっ てマサチャンママとの約束時間まで もう少し先までぶらぶら
えっ 君 こんなに寒いのにもう泳ぐの と聞いてしまった
私も防波堤をぶらぶら
小佐渡の山々
作業員がドローンを飛ばしてお仕事
もう一度大佐渡方面 左のいちばん高い山が金北山ずうっと右に目を転じて
なだらかな山がドンデン山 金北山からドンデン山まで60代のとき6、7時間かけて歩いたのよ
今度は左端がドンデン山 その下の方の白いタンクあたりが実家 右の赤い棒は「おけさ灯台」
今、写真で見ている方が懐かしいわ。
この後マサチャンママと遅刻友面会。お寺、墓参り。
よかったね。
今朝もワンコの散歩に行ってこんな散歩でも
毎日歩くと私も100歳まで死なないかもと
思ったわ
ワンコは今日も幼稚園に行きました。
私は今からのんびり、ダラダラ庭仕事です。
ほんとに有効活用できてよかったです。
観光なんてとんでもない、チャリンコないからギコギコこいでご挨拶もできない、潔く用件のみで。
私の保証してあげる100歳まで充分大丈夫って。
私を送ってくださいませ。
ワンコ通園、可笑しくて。ごめんよ。