チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ケンウッドのアイスクリームメーカー

2011年08月11日 | 日々のこと

雨、26度、98%

 アイスクリームを食べ始めると、きりがなく食べ続けてしまいます。この夏4回目のアイスクリーム作りです。私の好みは、濃厚バニラ。ミルクに生クリームを入れて沸騰させ、卵の黄身を殺菌して作ります。

 ケンウッドのアイスクリームメーカーを買ったのは6年前。それまでアイスクリームを作るときは、冷凍庫で固めては、ハンドミキサーでホイップします。これを繰り返すのですから、時間がかかりました。電気屋さんで見つけたケンウッドのアイスクリームメーカー、お値段が手頃です。迷わずに大きい方を買ってきました。

 家に帰り早速作ろうと箱を開けると、ずいぶん私の思惑とは違います。アイスクリームメーカーにアイスクリームの元を入れて、スイッチを押せばいいとばかり思っていた私。何と、中の大きな蓄冷剤を一晩冷凍庫で凍らせなくてはなりません。小さな冷凍庫はいっぱいでした。まずは、冷凍庫のものを食べ上げなくてはなりませんでした。

 それでも、凍らせさえすれば、後はスイッチを入れて、ほおっておけばいいのですから、簡単しごくです。

  ミルクと生クリーム合わせて500ミリ。お砂糖は押さえ気味に、80グラム。卵の黄身を6個。バニラを少々。簡単でしょう?

  おとなしいアイスクリームメーカーさん、奥の部屋で本を読んでいたら、すっかり忘れていました。1時間のホイップで。1リトルのアイスクリームができます。

  お値段が手頃なのも頷けます。ごらんの通り、たった5つのパートでできていて、ハンドルを回す頭のところだけが電気装置があるのですから。見事に分解して洗う事もできます。このケンウッドのアイスクリームメーカー、正面から見ると、なんだかコーンの上に大きなアイスクリームをのっけけているように見えます。この夏は、まだまだ活躍してもらわなくては。

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セラミックの砥石

2011年08月10日 | 日々のこと

 雨、27度、91%

 

 今使っている包丁は、グローバルのものです。出刃、菜切り、フレキシブルの3本がメインです。このステンレスの包丁を使う前は、家人が築地の杉本で私の名前の入った牛刀を買ってくれて以来、ずっと鋼のものでした。鋼の包丁を、研ぎながら使っていました。本来無精な私は、洗ったまま、すぐに拭かずにいました。いつもいつも、さびが出ます。さびがおふきんにも、お皿にも付きます。

 それで、10年ほど前にグローバルの包丁に替えました。ステンレスの包丁ですから、シャープナーで研ぐ事にして、真ん中がくぼんでしまった砥石も包丁たちと一緒に始末しました。

  ところが、最近どうも包丁のキレがよくありません。調べてみると、ステンレスの包丁も砥石で研ぐ方がいいとの事です。町中の荒物屋さんに探しに出かけました。香港にだって、砥石くらい売っています。あの大きな中華包丁を研ぐのですから。

 砥石は売っています、でもどうも目が粗い。中砥より荒く、石だけです。以前使っていた砥石は日本で買い求めたものですから、ちゃんと滑り止めに板がついていました。しかも私が探していたのは、セラミックの砥石です。いくらお店の人に説明しても解ってもらえません。日本なら、ホームセンターのようなところですぐに手に入るらしいのに。今回の帰国で、買ってきました。なぜか、日本からの私の荷物はいつも、台所道具でいっぱいです。

  セラミックの砥石は、長時間水につけなくてすぐに使う事ができます。久しぶりの包丁研ぎ。手先に感覚が戻ってきました。

  早速野菜を切ってみます。吸い付くような感覚です。野菜にもすっと入り、まな板にトンと立つような、いい感じです。

 包丁が切れると、台所仕事が楽しくなります。何でもそう言い訳を作って、台所道具を増やしている私ですが。調子づいて、裁ちバサミも研いでみました。たった一つ、30年近く研いだ事のないものがあります。パンをスライスする包丁です。どこかお店で研いでくれるのかしらね?

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今日はパグの日です パグ犬モモ

2011年08月09日 | もも

雨、28度、89%

 今日はパグの日だと、twitterでパグを飼ってる方から教えていただきました。8月9日。

そんな訳で、我が家のパグ犬モモの登場です。

 自己中心と我がまま、さてどちらかな?と考えます。どちらも持っていて、その上、強情です。とてもいただけない性格のように聞こえます。

 例えば  大好きなネズミちゃん。私に渡すまいと

 

  しっかりとつかんでいます。パグ犬モモは、実によく手を使います。手でなくて、前足。食べ物によっては、手で持って食べますし、あまり哭かないので、手で私たちの足をかいて、いろいろ訴えます。

 高いところに上げて欲しいとき、台所でつまみ食いをしている私に、その食べ物くださいというとき。私のふくらはぎあたりを2回ほど前足でかきます。

 朝起こしてくれるときも、初めは顎の辺り、でもまだ起きない私。次は鼻の辺りをちょっと強く。まだ私が起きません。するとまぶたの上を、かなり強くたたかれます。お布団にもぐったって、上からここ掘れわんわんをやられるので、たまったものではありません。

  前足は、後ろ足よりずっと大きく、結構ずっしりと感じます。

  こうして、大好きなものを押さえ込んでいるとき、手を出そうものなら、うーっと、唸ります。あー恐。まだ、ネズミちゃんだからいいのですが、恥ずかしい話、私がお風呂の間にブラジャーを持って行ってしまいます。これもなぜか、しっかりと持って、返してと手を出すと、うー。 それ、私のものなんだけど。

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お塩いろいろ

2011年08月08日 | 日々のこと

雨、29度、84%

 普段お塩は、沖縄のシシマースとフランスゲランドのフルールドセルを使っています。

  フルールドセル、塩の花という意味です。日本でも同じ言い方をしますね。海の塩で、ヨード分が多いので少しグレーっぽい色をしています。この塩は、ゆでただけの野菜に少しふったり、ドレッシングに使います。細かい塩ですが、口に入れるとこりっと歯にあたります。小さな塩の結晶です。

 香港のスーパーマーケットで、塩の種類が多い店があります。エジプト、チリ、カスピ海、岩塩も売られています。色も様々。ピンクから、黄色いものまで。昨年、このスーパーマーケットから私の誕生日に、塩のサンプルセットをいただきました。一口に塩と言っても、こんなに違うものかと驚きでした。そして、このひと月のうちにお土産で、お塩を2ついただきました。

  与論島の深層水から作ったお塩。ましゅ。これも塩の結晶が見られます。もうひとつは、

  インドネシア、バリ島のお塩です。与論島のお塩と見た目はそっくりです。ところが、味は、違います。

ストレートに、塩っぱいのにじわっとうまみがあるのが、フランスのお塩です。いつもの沖縄のシシマースは、どちらかというとまろやかです。バリ島のお塩、これが不思議に少し甘みが口に残ります。与論島のお塩、塩辛さがきつくありません。

お塩の味は、料理を大きく変えます。お吸い物やおにぎりにすると、こんなにも美味しさが違うのか、とびっくりします。たった、スパゲッティーを茹でるのですら違いが出ます。

 我が家の好みに合った使い方をしていますが、お塩を代えたときは、要注意。今までのお塩と違う事を頭に入れて味を付けないと、塩辛くなったり、味を感じない事もあります。

 とりあえず、私は、真っ白いおにぎりで味見をしています。

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小さい商店街

2011年08月07日 | 日々のこと

晴れ、29度、86%

 人口100万の地方都市、福岡。香港から帰るたびに、のんびりとした空気の流れに戸惑います。

上空から見る福岡、確かに街は西に東に南にと広がっています。中心の天神あたりには、高いビルも見えます。それでも、海と山に囲まれたのどかな街です。海に面し、山を背にして街はできています。特に産業がある訳でもなし、観光都市でもありません。

 山陽新幹線ができたのは、高校の頃です。これを機に、福岡の町は変わり始めました。と言ってもその後すぐに、私は、福岡を離れました。東京から戻る、香港から戻る、そのたびそのたび、町は変わって行きます。それでも、街の真ん中に、昔のまんまの商店街が残っています。

 入り口を入ると、向こうの道に抜けられます。中はこんなに細い通路です。

   朝早くて、まだお店は開いていません。向こうの道の角の八百屋さん、おばあさんが野菜を並べていました。そして、手作りのぬか漬けが売られています。両側のビルに挟まれた、この商店街。ここを通ると必ず思い出すのが、

     バージニア リー バートンの「小さいおうち」です。

 でも、ここは商店街。「小さいおうち」のように引っ越しできません。それでも、この商店街が生きているのは、毎日、ここで生活する人がいる事、この小さい通路を愛する人がいる事だと思います。こうした一角が残っている、私の生まれた福岡、じっとこの風景を見ていたい思いが残ります。

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ソーラーUFO

2011年08月06日 | 日々のこと

小雨、福岡


 福岡には、お城は残っていません。お堀端と城跡の土地は公園として、市民の憩いの場です。朝、疲れて起きて来れない家人を残して、息子と二人で散歩に出ました。柳の緑が、水辺に映えています。この時期は、蓮の花も見られます。

  

 大きなコイがたくさんいます。水辺の人影を見ると、集まってきます。それは鴨も同じです。

  後で、ちょっと種類の違う鴨だと聞きました。

   

 日差しは朝からきついのですが、風が吹いていました。

 旅行に出ると、どうも朝の時間をうまく使う事ができません。どこにいても朝早く目が覚めます。荷物になるので、走るための服は持ってきません。洗濯もご飯の用意もなく、どうも手持ち無沙汰です。パグ犬モモなしの散歩に出かけます。歩いていると、散歩の犬たちにも会えますから。

 お堀端の柳の下に何やら看板が出ていました。「ソーラーUFO]。

お堀の水の浄化装置が底にあります。屋根にはソーラー施設が付いています。そこで電気を起こして、時折噴水が出るようです。そういえば、昔、お堀の水がどんよりと滞っていた頃がありました。鳥やコイはその頃いませんでした。水の浄化が問題だったのですね。この看板の向こうに木に隠れていますが、UFOが見えています。考えはわかりますが、なんだか違和感があります。

 お堀に、ポッカリと浮かんでいるUFO。もう少し色や形、周りに馴染むものにはならないのかしら?ね。なんだか、意図はわかっても、UFOの周りだけおかしな感じです。そう思って、振り返ると、ショボショボと噴水を出していました。



 

 

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緑のイチョウ

2011年08月05日 | 日々のこと

晴れ、福岡

 原産が中国と言われているイチョウ。香港、銀杏は売られていますが、イチョウの木を見た事ないのに、何と昨日気がつきました。

 福岡に帰ると、当然お墓参りをします。夏のこの時期は、蚊が多いのが悩みの種です。小さい頃から、お墓の掃除は嫌いでした。冬は寒いし。恥ずかしい事に、お墓掃除が好きになったのはほんの最近の事です。好きというか、終わった後の何とも言えない清々しさ。普通の家の掃除とは違います。

私の実家の菩提寺は、博多の街の中心にあります。この辺りは、名刹の多いあたりです。昔からの港がある博多ですから、中国とのつながりも古いのです。

 寺の裏手の大きな墓地、今式の霊園とは違い、古いお墓が並んでいます。下を見て歩いていても、お墓の前にちゃんとたどり着けるくらい、体が覚えた道なりです。下を向いていたのは、あまりに日差しが強かったもので。帰り道、ふと見上げるとイチョウの大木が3本並んでいます。いったい何歳ぐらいのイチョウでしょうか?秋の彼岸には、銀杏の熟れるにおいが、一帯に漂っています。

秋に日本に帰ると、まっ黄色に染まったイチョウを愛でるのですが、緑のイチョウの美しさに、はっとさせられました。

 愛らしい葉の形もいいものです。雄の葉、雌の葉の見分け方などと小さい頃習ったのを思い出します。あれっ?どっちだったけ?

香港のような亜熱帯、中国と言えどイチョウは育たないのかもしれません。木の種類、木姿が日本のものと違います。

  大きなクスノキの下にある墓の横には、実生のマンリョウが育ちました。マンリョウの花がたくさん付いています。次に墓を訪れるときは、赤い実になっているでしょう。昨日は、緑にすっぽりと覆われたような一日でした。

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小さな腕時計

2011年08月04日 | 身の回りのもの

晴れ、福岡

 大きなフェイスの腕時計が女性の間でも流行り初めてずいぶん経ちます。フェイスが大きいと文字盤も見やすくて便利です。それよりなんだか、腕にアクセントがついて、女の人が、大きな腕時計をしているのを見るのが好きです。私は小柄ですが、昔から男物の腕時計でした。エルメスなどでは、ボーイズサイズと呼ばれているサイズです。

 香港の金鐘に西武デパートができたのはいつの事だったでしょうか?20年ほど前のように思います。まだ、日本でも西武が華やかだった頃です。新しいデパートのショーウィンドーに小さな腕時計が飾られていました。全く知らないブランドの時計です。クリオブルーと言って、フランスのまだ新しいブランドでした。シルバーのアクセサリーが本業です。その頃の我が家にとっては、そんなにすぐに手に入る値段ではなく、金鐘に行くと、必ずウィンドーを覗いていました。

 やっと手に入れた小さなクリオブルーの腕時計です。

丸いフェイスが好きですが、フェイスの色が白いのも私にしては珍しいものです。初めは、グリーンのリザードのベルトでした。好きだと使い込みます。しかも、香港暑い日が多くて。幅10ミリのリザードのグリーンのベルトは、すぐに傷んでしまいました。それ以来15年ほど、ずっとタンスの中で眠っていたこの時計です。

 時計のベルトに付いている、シルバーの魚の飾りもクリオブルーのものです。クリオブルーは、魚がシンボルマーク。実は長針も魚の形です。魚座の私にとって、うれしい限り。

 さて、昨日日本に帰ってきました。まずした事は、三越に直行して、時計のベルトを替えました。リザードのきれいな赤。ちょっと気恥ずかしいのですが、細いベルトなので目立たないと思います。毎日している腕時計の5分の一ぐらいです。古いものを使い続ける楽しみです。

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ハーネス パグ犬モモ

2011年08月03日 | もも

晴れ、28度、85%

 先日、Twitterにパグを飼っている方からの書き込みがありました。お宅のパグは、首輪派?ハーネス派?そこですぐにお返事を。首輪はかっこいいのですが、何分にも、我がまま、強情、おまけに見た目より力があるので、ハーネスです。と。

 何とその日のうちに、集計結果が出ていました。26匹の回答者。首輪9匹。ハーネス、13匹。ハーフチョーク、4匹。でした。さすがお若い方、Twitterの使い方まで教えられます。

  ハーネスと言っても様々。香港にいると、中国製、日本製、アメリカ製、オーストラリアもフランスもあります。日本製は、高くて安心ですが、色や柄が今ひとつ。可愛すぎるように思います。パグは、小型犬ですが、結構お肉もついていて、ハーネス選びに苦心します。ハーネスでも、スポッと抜けてしまったものもあります。今のは5代目ハーネス。これだけは抜けたことがありません。色もオレンジで模様などないのが気に入っています。4年ほど使っています。

        上から見るとこんな感じです。まずは安全第一。今日からパグ犬モモは、タイ人のお手伝いさんと二人で、4日お留守番です。元気に待っていてくださいね、モモさん。

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KUSMI TEA  クスミティー

2011年08月02日 | お茶

晴れ、27度、89%

 私が生まれて育った福岡の大名教会の横に、「ツンドラ」というロシア料理の店があります。小さい頃、ここでいただくものの一番の楽しみは、ピロシキでもキノコのつぼ焼きスープでもありませんでした。最後にいただく、いちごジャムが入った紅茶でした。いちごの形が残っているジャムがたっぷりと入っていました。お店には、ピカピカに磨かれたサモワールがありました。

 クスミティーは、ロシアのお茶商人クスミチョフが、ロシア革命でフランスに亡命して、未だに続くお茶屋だそうです。今の経営者は、クスミチョフの子孫ではないらしいのですが。

 先日、知人が、クスミティーのアールグレーはちょっと変わったお味よ。などとおっしゃいます。どうしてもそのちょっと変わったお味を一口、と思い急ぎ買いに行きました。香港では、2年ほど前からセレクトショップのレーンクロフォードで売られていましたが、どうも缶の形が気に入りません。そんな訳で、今まで買わずにいたのです。

  アールグレーと言っても、作っているところで味も香りもずいぶん違います。缶を開けると、ヴェルガモットのいい香りです。

     きちんと4分。色もいい色。さてお味は?んーん。ちっとも変わったお味ではありません。少し香りも控えめな普通のアールグレーです。でも、飲み終えて、不思議にもう一杯いただきたくなるいい紅茶です。私にとっては、変わったお味でなく、美味しいクスミティーのアールグレーです。

 缶の中の小さなパンフレットを読むと、「ズブロッカ」という名前の紅茶があります。ズブロッカは、お酒のウオッカにバッファローグラスという香草で香りをつけた、香りも味もまろやかなおいしいお酒です。そのバッファローグラスの香りの紅茶だそうです。さすがウオッカ好きのロシア人が考えた紅茶です。このクスミティーの「ズブロッカ」一度は飲んでみたい紅茶です。

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