曇り、27度、82%
ぬか漬けを初めて、3ヶ月ほど経ちます。この間3回、3、4日香港を離れました。留守の間、一番気になるのは、もちろん、パグ犬モモの事です。その次が、このぬか床。パグ犬モモの世話から家事一切を留守の間任せているのは、タイからきたお手伝いさんです。この私ですら、流石にまだ若いタイ人の彼女に、一日一回、ぬかをかき回して。とは頼めませんでした。冷蔵庫に入れていたからでしょうか、ちょっと水っぽくなりましたが、悪くなっていません。
ぬかを足して、お塩をきつめにして漬け続けています。オクラ、ごぼう、カリフラワーです。ごぼうは細いところを選んで、カリフラワーも小さくして漬けてみました。カリフラワーと、楽しみにしていた家人、何も仰らないところをみると、あまりお気に召していないようです。
今月のはじめ、家人と福岡に帰ったおり、西中洲にある河庄というお鮨屋さんに行きました。小さいころよく来たお鮨屋さんです。玄関を開けたときの、この店のにおいがちっとも変わってないのに懐かしく思いました。お刺身を少しずついただく合間に、生のわかめの横にぬか漬けが添えられます。頃合いといい、量加減といい。聞くと、こちらで漬けているとの事。握っている横から、ぬか漬け談義です。いい事を教えていただきました。
青梅です。酸っぱくなってきたら、青梅を床に入れるといいそうです。それで、青梅のシーズンに、一年分の青梅を小分けに冷凍しておくそうです。青梅は、そのうち溶けて種だけになってしまうとか。これは、私の来年の課題。
かぼすを入れる、こちらは、酸とアルカリバランスでレモンを入れるといいとよく聞くのと、同じ事でしょう。そんな福岡で、まくわうりを買って帰ってきました。
20センチぐらいの大きさです。これをぬか漬けにしてくれと、家人が言います。そこで、
まくわうり、人参、ブロッコリーの茎です。あれだけ、まくわうりと言っていた家人、甘いからお醤油が要る、とおっしゃいます。まあまあ、手のかかる事。確かに、甘みが出て、不思議な漬け物になりました。でも、彩りがきれいです。