小雨、15度、95%
ここは、香港の繁華街のひとつ、トンローワン。日系のデパートもあり日本人がよく集まるところでもあります。その一角にある、商業ビル、タイムズスクエアの駐車場です。この土地は私たちが香港に来た当初は、二階建て電車の操車場でした。このビルのおかげで人の流れが、大きく変わったトンローワンです。
この駐車場、以前から、体の不自由な人のための駐車スペースを設けていて、何かと心配りが感じられました。昨日車から降りて横の柱を見ると、
矢印の通りに進みましょう。
エレベータに近い場所。
体が不自由な人用のスペースの横に、電気自動車の駐車スペースが出来ていました。
ちゃんと充電も出来ます。
そんなに沢山の電気自動車を見かけませんが、着実にその台数は伸びているはず。バスはかなり電気自動車になってきました。でも、一番の問題は、充電。バス停ごとに設置するとか、まだまだ、議論の余地がありそうです。こういった商業ビルで、社会的要望を先を見越して対応している、その姿勢が好もしく感じられます。
そういう私、まだまだ、燃費の悪い私のガソリン車を買い換えるつもりはありません。
小雨、15度、98%
ドラゴンボールという名の中国茶、旧正月花開くことを喜ぶ、香港の人に戴きました。直径2センチもある大玉。中国の茶芸に通じていない私ですが、中国の方お茶をにおい、口に含み、目でも楽しむものと思われます。花が咲くように開くこの手のお茶は、ガラスの容器で。
芯に赤い花、周りの茶葉がゆっくりと膨らみました。
中に仕込まれていた、小さなピンクの花が浮かんできます。
あまい香りで、口に含むと優しい味がします。優しいというか、味に形がないような感じです。家人に勧めてみましたが、どうやら開いた形がお気に召さないのか、「僕は日本茶。」と仰いました。
小雨、11度、93%
来週、和菓子を持って行きたい所があります。冷凍庫を覗いても、小豆の餡も白餡もありません。ちょっと、その作る工程を考えると気が重くなる餡つくり。餡と向き合う時間が長いのです。お豆は放って置いても炊き上がります。それから先が、濾したり、晒したり、練ったりと時間がかかります。まず、時間の確保。
充分柔らかくなった小豆を濾して、皮をとります。
今度は、もっと目の細かいざるでさらに濾します。これを、水に空けて晒し、上水を2~3度捨てます。それを、さらしにとって絞ると
赤生餡が出来上がります。
シロップで餡を練ります。強火で練るので、餡が噴火します。プツッと言うと、小さい餡が飛び散って、これが熱いんです。火加減がとても難しく、噴火させない強火で。絶えず、木べらで練ります。
小さな和菓子屋に、餡をおろす餡屋があります。形をつくるわけではない、色をつけるわけでもない、でも、この餡がないと、和菓子は出来ません。
和菓子用の道具を揃えていないので、台所にあるもので代用します。
濾して練ってと、右腕の筋肉をつけなくては。明日は、白餡つくりです。
曇り、11度、89%
香港のテーマパーク、オーシャンパークに昨年末、ペンギンの赤ちゃんが生まれた。
香港では初めてのこと。そのお父さんとお母さんペンギンは日本から来たとのこと。それで、生まれた赤ちゃんペンギンの名前は、”いちこ”。要するにファーストベイビー。
昨日メディアデビューをしたけれど、実際私たちが会えるのは、来年のことらしい。
来年は、”いちこ”に会いに数年ぶりにオーシャンパークへ行こう。
小雨、11度、78%
二色のドフを作って、
ネジネジとねじり 
型に入れて焼きます。
茶色の生地は、ココアでもコーヒーでもシナモンでもいいのですが、今回はコーヒーで色をつけました。細く伸ばしてネジって焼くので
こんな風に、切口の顔が違います。コーヒーの部分、微かにコーヒーの苦味があります。
小雨、１９度、６７%
パグ犬モモ、たった一つ洋服を持っています。家人がオーストラリアから買ってきたコート。雨や寒さを防ぐものと思われます。外は、オイルクロス、雨をはじきます。中は、チェックのネルの生地。色もこげ茶で、パグ犬ももの毛色にぴったり。サイズもがっちりタイプのモモにちょうどです。
パグ犬モモ、どんな雨でも台風でも散歩に行きます。よほどおなかが悪くない限り、家でトイレをしないからでしょう。昨日は、大粒の雨、その上気温が下がってきました。それでコートを着て散歩に。ところが、パグ犬モモ、コートが嫌いです。
やっと着せて、カメラを向けると、睨まれました。
後姿。
外に出ると、首をしきりに振ったり、ブルブルをしたり、結局途中で脱ぐ羽目になります。年に一回か二回の晴れ姿です。
曇り、１３度、７４%
空き缶が好きな私、周りの方たち知っていて素敵な缶を下さいます。もちろん中身も入っています。一番多いのが、やはりクッキー。おせんべいもチョコレートもあります。
おせんべいがクッキーのような缶に入っていたら、そぐわない、おせんべいはおせんべいらしい缶、ということになるわけですよね。そして、中身のお味となると、缶がそれなりに素敵なものは、中の物の味もやはり美味しく思います。外見との相乗効果ではなく，中身のクッキーだけあっても美味しいということです。
缶や、箱も好きですが、その缶や箱を包む包装紙も好きです。缶や箱、包装紙にまで心を配る店の作るものは、美味しいのでしょう。
資生堂パーラーのクッキーの缶。
クッキーにも資生堂のマークが。
資生堂のパッケージは、私が小さい頃から今に至るまで、いつも素敵でした。ヨーロッパやアメリカに媚びることなく、日本らしくきれいだと思ってきました。
この缶も蓋がクッキーのように、少し盛り上がっています。
もちろん、中のサブレ充分においしいものでした。
曇り、１３度、６４%
モモの毛姫、もちろん我が家のパグ犬モモのことです。
暖かくなってきました、すると 
たった三日で、掃除機がこれだけ一杯になりました。
ほとんどパグ犬モモの毛です。
椅子の足についているパットにも 
毎日掃除しています。それでもこうなってしまいます。パグは短毛。抜けてもたいしたことないなんて思っていた私。期待は裏切られ、毎日掃除機と狭い家をくるくる廻っています。
そして、一番不思議なこと。抜けても抜けても、パグ犬ももは禿げません。
ただひたすら 
お昼寝です。
晴れ、１７度、８４%
ブリュレなんてフランス語で言わなくても、要するに、おこげ。炊き込みご飯のおこげ。ビーフンを炒めると必ず作ってしまうおこげ。もちろん、上海料理のおこげのあんかけ。おこげは美味しい。でも、これらはでんぷん質のおこげ。ブリュレは砂糖を焦がして。つまり、キャラメル。
クリームと卵の黄身、砂糖にバニラ。たったそれだけだから、誤魔化しが利かない。作り方もいたって簡単。すべてを合わせて、湯せんにしてオーブンで焼く。
焼きあがると、表面にたっぷり砂糖を散らして 
タッチバーナーで焼く。おこげはパリパリ。長く置くとパリパリが湿ってくるので、焼いたらすぐ召し上がれ。
今日から、４日、日本です。
