晴れ、5度、72%
庭に咲く花を部屋に飾るのも庭仕事の一つの楽しみです。木もあれば草花もある木の枝、葉っぱ、ツタこんなに身近に自然を部屋に持ち込めるなんて、マンション暮らしが長かった身としては贅沢です。
綺麗に咲いてくれたミモザのひと枝を落とすのは勇気が要りました。枝の混んだところにハサミを入れました。まだ若い枝です。柔らかくしなやかです。花瓶に刺すつもりが、くるりと輪っかにして簡単なリースを作りました。玄関に飾っていたツタのリースを外してかけました。 こんな和風の玄関ですが、ミモザの花が明るさを持って来てくれます。細い針金を使いミモザに触れているとミモザが香りました。香港のミモザのような甘い香りではありません。どちらかというと青っぽい草の香りです。葉っぱの香りではありません。黄色い球状の花が香ります。
大きなローズマリーの木は冬でもブルーの小さな花をつけています。枝が伸びきっているので一抱えも払いました。ハサミを入れる先から庭にローズマリーの香りが広がります。小山にして枯れるまで放って置くのですが、ネジネジと撚ってリースを作りました。これはお風呂場用です。 シャワーヘッドにぶら下げました。お風呂場の温度が上がるとローズマリーが香ります。いつもはユーカリを使うのですが今回はローズマリーです。
私の作るリースは簡単な身近にあるものばかりです。どんぐりのリース、紫陽花のリースなど、一つの素材で作ってもリース状にすると愛らしく思います。
一年一年、庭が私の思うようなものに近付いて来ています。まだ数年はかかると思います。土や太陽や雨を感じる時間が大好きです。
ローズマリーの香りを感じます。
身近なもので、チャチャっと素敵な逸品に仕上げる真奈さんに憧れます。