
雨、16度、90%
この春、桜の季節に十勝の「共働学舎」で作られた「桜のチーズ」をいただきました。日本のチーズは乳を選ぶそうです。日本人向けなのかさっぱりしたチーズでした。気になる「共働学舎」の季節のチーズが福岡でも手に入ります。先日覗くと「フロマージュブラン」が入っていました。 白いチーズ、レアタイプのチーズです。そのままスプーンで一口食べてみました。コクがないのが特徴です。スムースな口当たりですが、少し酸味が強く感じます。
同じ頃、立派な富有柿をいただきました。日にちを置いたので良く熟れて甘みが増しています。そっしてあのねっとり感です。そこで昨日のおやつは、この富有柿とフロマージュブランを合わせました。フロマージュブランの酸味が柿の甘さで気になりません。喉を通る頃には乳製品のあの香りと柿の香りが一体になっています。なかなかのおやつです。
実は柿をここ20年近く食べたことがありません。香港にだって中国からの柿や干し柿が入って来ます。「もういっぱい食べたわ。」と柿を見るのうんざり。20年ほど前、息子が学生時代、東京で一人暮らしをしていました。その息子の元に、毎年柿の季節になると義母がダンボールいっぱいの柿を送って来ました。嫌いではないはずですが、皮をむいてまで食べようとはせずに柿はいつも手付かずでした。そして、柿が息子のところに送られているところに私が香港からやって来ました。それが4年ほど続いたでしょうか。手付かずの柿を大家さんにお持ちしてりしてもまだ沢山あります。もともと柿が好きな私は、滞在中、朝も昼も夜も柿を食べました。つまり、食べ過ぎて柿を見たくないほどになりました。
今年は義母の家の柿は豊作です。「持って帰りなさい。」と言ってくれるのを固辞していました。「一生分の柿を食べたからね。」などと思っているところに、丸々とした富有柿をいただきました。急に誘われるようにガブリ、果物の一番美味しいのは皮と実の境です。久々の柿の甘さにパクパクと食べました。蒸し大豆と合えてもしっかり存在感のある柿です。柿の美味しさに再び目覚めました。豚のローストに柿のソースはどうかな?などと次々に思い浮かべます。普通の柿を薄くスライスして乾燥させるとケーキに入れても良さそうです。まだまだお店に並ぶ柿を食べてみようと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます