チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

一味「将門」のラタトゥイ

2023年09月04日 | 庭仕事

晴れ、27度、80%

 息子の友人が栽培、製造、販売する一味「将門」を使って早速「ラタトゥイユ」を作りました。日本の「一味」は使わなくなりましたが、「カイエヌンペッパー」「パプリカパウダー」は常備しています。よく考えると辛さの差こそあるけれど、みな赤唐辛子の粉です。

 早速冷蔵庫にある野菜だけで「ラタトゥイユ」を作りました。いつもシンプルに塩、胡椒のみの味付けです。昨日はお塩と「一味将門」で味をつけました。鍋に一振り、唐辛子の香りが立ち上ります。食欲をそそります。口に含むとオリーブオイルをたっぷりと吸った茄子が、唐辛子の辛さで一際うまく感じます。玉ねぎもトマトもニンニクもそれぞれの持ち味が一振りの「一味将門」ではっきりと形作られます。「ラタトゥイユ」に「一味将門」は正解のチョイスでした。乾燥させた月桂樹がなかったので庭のフレッシュを使いました。緑鮮やかです。辛さはあまり感じなかったのに、食べ終えてしばらくすると襟足がじんわりと汗ばんでいます。唐辛子効果です。

 「卵粥」にも一振り、 私の「卵粥」は卵が生っぽく卵臭いのですが、そこを「一味将門」がいい香りに仕上げてくれました。色合いもいいなぁ。

 胡椒の代わり、香り付けに久々に我が家で日の目を見た「一味」です。「将門」は朱色より赤に近いと感じます。香りに奥行きがあります。息子の友人が「一味」にこだわる訳が分かったような気がします。

 子供の頃、福岡のおうどん屋さんでは割り箸の間に小さな紙の袋がついていて、中は「一味」でした。父が「一味」が好きで必ず使います。そして食べ終えると、真冬でも汗をかいていました。「一味」は父の思い出です。

 「将門」これから出番が増えます。私のスパイスの引き出しに居場所を作りました。 さて、どれが「将門」かお分かりでしょうか。

 しばらく「将門」を使って料理を作ることになりそうです。一番美味しいのはシンプルなプレーンオムレツに混ぜ込んでバターで焼いたものではないかな?バターとの相性もいいはずです。ひと瓶の「一味」が世界を広げてくれます。


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