
小雨、5度、65%
古い日本家屋のこの家を改築して8年が経とうとしています。実際に住み始めたのは私の帰国後からですから、来年で7年目を迎えます。帰国の際には家電製品一式を買い揃えました。
先日急に風呂場内にあるトイレの水が止まらなくなりました。タンクの中で水が流れる音がします。止水栓を探しましたがコックは見つかりません。上蓋を開けてタンクの底の弁を調節しようと思いました。ところが水洗トイレの作りが昔とは違っていました。昔のような「浮き」の着いた簡単な造りではなく、底のゴムパッキンも見えません。水回りの修理屋に電話しました。
やって来たおじさん、幾度か水を流して、工具を出す様子もないまま取り替える話をします。部品取り替え、中の設備一式取り替え、どちらかを選ぶように言われました。料金はさして変わりません、年末ですから早く直る方にしてくれと頼みました。問屋に部品の在庫を問い合わせていました。年内にすぐ揃うのは一式取り替えです。「お願いします。」
このトイレの横には風呂桶が置かれています。長年風呂とトイレが一体になった生活でしたのでこういう場所にあります。ですから「ウォシュレット」はついていません。家の者が使うトイレです。しかもこのタイプのトイレは生産が終了しているらしく、部品がなくなれば次回の故障時は全部取り替えることになるそうです。新製品が出るのはいいけど、メインテナンスができる体制が欲しいと思います。
トイレの不具合で初めてトイレに貼ってあるシールを読みました。 タンクの清掃時に薬品、洗剤を使わないように書かれています。そうとは知らず、手洗いボールの掃除の時は酸素系の洗剤でゴシゴシしていました。老朽化を早めたに違いありません。故障して一週間で取り替えに来てくれます。あと数日の辛抱です。
一斉に買い揃えた電化製品、10年経過の頃にはこれまた一斉に不具合が出るのではと頭を悩ませます。
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