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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

2012年06月21日 | 旅行

雨、28度、91%

 産まれて高校卒業まで生活した福岡、私にとってふるさと。その福岡、埋め立ては進む、バイパスは出来る、次第に知らない土地に感じます。福岡の西の方で産まれ育ったので、元々東や南には、トンと疎く、おそらく私が言う福岡は、中州の辺りから西にかけての狭い範囲のことです。

 変わって行く福岡で、変わらず出迎えてくれる景色。福岡城跡のお堀端です。

 2ヶ月前には、桜には間に合いませんでしたが、八重桜が満開。確か、まだ、お堀には蓮の気配すらなかったと思います。

  雨上がりの早朝、蓮の葉に溜まる水は、コロコロと丸く愛らしい姿です。昔と違うのは、アオガエルが見られなくなったこと。町の真ん中のこのお堀端にも、蓮の葉の上を、ぴょんぴょんと飛ぶアオガエルがいました。保護色なんでしょうね。葉っぱと寸部違わないきれいなグリーンでした。

  水辺に蓮。この取り合わせは、洋の東西に見られる景色です。もちろん、香港も蓮の咲く池があります。池や湖、お堀などに佇むと静かな湖面に景色が映ります。木立がそのまま湖面に映るのを見ていると、 ふーっと深呼吸をしたくなります。

 アオガエルはいなくなりました。それでも、夏の間、お堀には蓮が彩りを添えてくれます。次に、この堀端に立つのは2ヶ月後。盛りを過ぎた蓮の花が、きっと待っていてくれるはずです。



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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (はむりんぼ)
2012-06-21 13:05:17
ふるさと、と呼べる土地があるのは本当に素敵なことですね。羨ましいです。父の転勤であちこちをウロウロ、ふるさとも、子供の頃からの長いお付き合いの友人も無く・・・昔は全く何も感じませんでしたが、年を取るにつれ、なんとなくそういうものが悲しい気持ちになるようになりました。
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はむさん (manasmomo)
2012-06-21 13:34:35
私にとって、福岡は名ばかりのふるさとです。

実際、育った町に愛着がないことが不思議です。博多弁もうまく話せません。

今では、一番永く暮らしたここ、香港がある意味でのふるさとになりつつあります。

空港をおりて、我が家に向かう坂を車が上がり始めると、なんとも言えない幸せな気持ちが胸にわいてきます。
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香港の坂道 (おばはん)
2012-06-21 19:13:31
特に日暮れ直前から夜にかけて皇后道から海とビルの灯りを背に、緩やかにまわりながらのぼる坂道は、旅人にもホームという言葉をつぶやかせる魔力があります。
私は坂道育ち。
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これって、コメントのコメントね (manasmomo)
2012-06-21 21:09:42
ワー、帰ってきたぞ。もうすぐ我が家じゃ。

もう背中のきれいないイルミナーション、なんて頭にありません。

どんよりと重たい、湿度いっぱいの空気を吸って、急ぎ足で、車から家に向かいます。

今も横で、変色ビルが、チコチコやってます。うるさい広東語が聞こえないと、寂しかったり。
この町に、惹かれた一人です。
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