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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

種仕事 お天気に左右されます

2013年04月21日 | 日々のこと

雨、22度、94%

 香港、毎日、毎日雨が降っています。しばしのお日様ですら、顔をのぞかせてくれません。気温も上がって来ています。狭い路地や閉め切った空間は、ジメジメの嫌な匂いさえするようになりました。家の中は、クーラーと除湿器が一日フル回転。どうにか、不快感なく過ごせます。3月は、初夏のような暖かさでいいお天気でした。暖かくなると、早速種を蒔きたくなる私です。

 3月の中旬に種を蒔いた、 バジルとパセリ、ミントです。成長が悪いばかりか、発芽したものの、溶けるように育たなかったものもあります。このままこの天気が続くと夏の収穫が心配です。そこで、もう一度種を蒔く事にしました。種のストックを見るとバジルがありません。3月にまいた種は、そういえば、昨年秋、私が花殻から取って置いたものでした。

 種を買いに、マカオフェリーのターミナルがある上環の種屋さんに、 25年以上の付き合いのおじさんです。種も九龍サイドの花市で売っていますが、世間話もできるこの馴染みの店が一番です。店の作りも、25年間ちっとも変わっていません。ただ、並べられている種の輸入元の国が変わってきました。小袋の種は、ずっとオーストラリアから入ってきます。根もの野菜の種は、日本からの種も増えてきました。サラダ用の葉物の種の種類も増えました。オーストラリアからの有機の肥料を求めたのもこの店です。

 店に入ると、この店の長男さんが、いらっしゃい、と日本語で挨拶してくれます。最近バジルを植える人が多くなって、種が売り切れていることもあります。そうだ、パクチーの種も蒔きましょう。パクチーは、おじさんの後ろ、すぐ手元の缶に入っています。少しでいいの、というわけで左端の袋に入れてくれました。初めてパクチーの種を買った時のことです。おじさんがやおらケースの上にスプーンを出してきました。そして、そのスプーンの背てやさしくポンとパクチーの種をたたきました。 種はこんな具合になります。この状態で一晩水に漬けて、蒔きなさいね、と教えてくれました。以来、しっかりと教えを守っています。 もう、4月の下旬に入りました。ぐずぐずしていると、夏に一気になる香港です。バジル、パクチー、ミントにパセリ、みんな一晩水に漬けて発芽を早めます。土の用意をして休みます。明日の朝一番に、種まきです。

 暑くなるのは構いません。早くお日様の顔を見たいのは私より、小さな新芽たちですね。