逆移住:クアラルンプールから日本へ。驚き桃ノ木どうする気。

海外で第2の人生、今回、逆移住の日本での第3の人生、思い切って終の棲家を選んだ日々。年は「取る」もんだと自主啓蒙。

③心配だ。あの時遭った「ホームレス」の人達、今、食えているのかな?「スープキッチン炊き出し」のボランティアをやっていたんだなぁ~

2022年12月28日 | 驚き日記2

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③心配だ。あの時遭った「ホームレス」の人達、今、食えているのかな?「スープキッチン炊き出し」のボランティアをやっていたんだなぁ~

 

今日も過去録写真も入ります。

つい過去での気になった記事を読み返すと、なるほどと自分で納得

してしまい、備忘録的につい復活に及ぶというわけなのです。

 

・・なので読んだことある・・と思われる方には、ゴメンナサイ。

なるべく過去のあの時と現在とを比較して書くようにしています。

 

ボランティア活動マレーシア在住の数年前までのこと、日本にいる

現在、彼らは今頃どうしているのだろうと・・・・

今のこの新コロの状況で、施設の建物運営の事よりあの時のホーム

レスの方達は、今は一体どうやってご飯を食っているんだろうかと、

そっちが心配になってくる。

 

始めた頃は、毎週月曜日、1ヵ月、4回だったが、だんだんと減り

月2回になっていった。地域ローカル住民とのお付き合いで、自然

にお手伝いをしていたら、ボランティア仲間のローカルに頼まれ

ちゃって、自分の車で仕入れに行って、夫婦で調理して配膳する

までになってしまった。

通常はローカルリーダーの車で仕入れに行くんだが、私の車が彼

のより多く人が乗れるので、「駆り出される」と言う意味になる。

 

KL都心の「某スープキッチンの施設」・・11:30分開門で、各々、

手を洗いおしゃべりをし、ある時は散髪、ある時は簡単な健康診断

がある。先生など皆ボランティアだ。その後、お昼12時から食事が

始まる。それまでに私達は、必死に時間との戦い準備だ。いつもは

私達2人含めて6~7人位でおこなう。

 

ここは、とあるホームレスのための施設。ランチの食事や洗濯や、

散髪も時に行う。ここで彼らに散髪をしてあげようと髪用ハサミ、

散髪の本なども買って、知り合いのプロの技術者に素人ながら

学ぼうとしたこともあったが、かなり無理があったのでやめた。

 

キッカケは、ある時ローカルの普通の女性が普通の文具ハサミを

使って彼らの髪を適当に散髪をしている姿を見たからだ。

技術者も達人も、ローマも1日にして成らず、、考えが甘かった。

 

日本では、免許がないとヒト様の髪は切れないけどここはかなり

ゆるい。危険性もあるので、いろんな意味で簡単ではありません。

うわべだけの髪切りは出来ますが、相手に「こんな髪イヤだ」

「虎狩り」」だと言われてしまったら、イヤだしな、気が弱い。

・・素人と言えど、基礎が出来てないので、やっちゃいけないと

思い、やめたのです。

 

その後プロによる散髪も行われていないようだ。時々無料診療で、

病院ドクターがボランティアで訪れることも少なくなったようだ。

私達は食事担当でもっぱら、彼らのお腹を満たすお手伝い・・と

いう流れのひと時。・・この2つの炊飯器釜が約150人分・・・・

 

 

時々マンゴーも出す。この時は甘くなく美味しくなかった。文句

は言えない。こういう物を大量に提供してくれる慈善事業者が

いるんですから・・まだ熟してないけど、感謝せねばならない。

 

 

 

 

これ等はこのワタクシの調理したもの。素人に毛が生えたような

ものなので、ほんとは、こういうボランティアの事は載せない

つもりでいたけど、当時、ある人の強い勧めで書いたのだった。

 

MM2Hの恩恵、マレーシアに住まわせていただいている事、マレ

ーシアに何かお礼でも出来ないかという単純な思いで、始まった

のですが、思い返すと、今まで、いや~、いろいろありました。

 

ローカルリーダーは、料理の色が悪くなるから、早く調理仕上げ

なさい、と言う。ワタクシは、食中毒起こしたくないので、どう

しても火加減が長くなりがち。・・クタっとなり、色が悪くなる。

 

と、いうのも、まずガスボンベの火力が弱い。フライパンは質が

弱いので、ガチャガチャと素早く強く大きくゆすれない。フライ

パンが変形穴が開くからそれほど道具もあまりいいとは言えない。

 

野菜の種類にもよるけど、柔らかくしてあげないと彼等は、ほと

んどが「歯」が何本か無いか、痛いか、弱いからだ。彼等の噛み

噛みを助けるには、料理の色は二の次・・と思っているんだが。

女性サブリーダーによく注意されたもんです(=強火で、手早く

仕上げれば、野菜の色はよくなるのだ・・一方、時間がかかると

旨味が無くなって、汁が多く出てしまう)

 

ボランティア通常6人だが、ローカルのリーダー夫婦がお休みの

時はチキン骨付き煮と野菜炒めを私達3~4人で約150人分作る。

チキン煮込みは、ブラックソースとオイスターソース、砂糖、

塩、香辛料等で中華風のシンプルな味付け。中々上手にいかない

時があり食事時間が迫ってきて、滅茶、焦った時も時々あった。

 

またガスボンベの在庫が無く、今日150人分出せるのかな?と、

心配で、責任上不安でたまらなかった時もあった。ガスボンベは

私の責任じゃないのに焦ったそういう時ローカルの他のメンバー

に「ネバ~マインド」と言われると、かなり安心したものです。

 

こうやって毎月数回、KL都心の施設に行くんだが、住んでいる

地域のお手伝いに協力して6年が経過していた、ぜんぶで10年間。

国際交流?分からないけど、何かしてあげたいという気持ちだけ。

 

 

 

ホームレスの150人位はいろんなところからやって来る。たまに

フルーツの無償提供があると、質素だけど、少し豪華になる。

 

彼等が食べ終わって帰る時に、黙って帰る人とお礼を言って帰る

人に分かれる。お辞儀し「テレマカセ(照れ任せ?)有難う」を

を言う人は”分かっている”ホームレスだなぁ~といつも思います。

 

何も言わないで当然のような顔の人も勿論いるけどお礼を求めて

はいないし望んでもいない。こちらは必死になって普通に喜びを

もってやっていたという記憶だ。今思うとホントに緊張していた。

 

逆に、こういう事をさせていただいていたことに感謝していた。

 

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