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ABCラジオ「第116回上方落語をきく会」昼の部

2018-01-22 17:32:48 | 落語
 1月20日、あましんアルカイックホール・アクトで開演された「ABCラジオ 上方落語をきく会」昼の部へ行きました。「上方落語をきく会」は、朝日放送が昭和30年12月1日に旗揚げし、今回116回目を迎えました。「上方落語をきく会は」昼夜2公演を行い、ABCラジオで両公演を完全生中継しました。総合司会を三代澤康司、伊藤史隆両アナウンサーが行いました。



 昼の部は12時から15時50分まで満員の観客の拍手と笑い声が館内に響きました。開口一番は、桂 小留が「ん廻し」を演じました。三代澤・伊藤両アナウンサーの挨拶があり、続いて桂沙綾アナウンサーとABCキャラクター「エビシー」が登場しました。
 演目は、月亭 方正(住吉駕籠)、桂 咲之輔(鬼の面)、桂 吉の亟(ふぐ鍋)、笑福亭 仁智(源太と兄貴)、中入り、桂 米二(初天神)、桂 文珍(くっしやみ講釈)でした。
 今回の演目は全て過去に聞いたことがありますが、どの演者も持ち味を存分に発揮して、熱演そして観客を大いに笑わせました。この日の評価は「満足」でした。

 方正さんは、バラエティの世界から落語の世界へ飛び込んできて今年で10年になるそうです。山崎 邦正が月亭 八方師匠に弟子入りして方正の名を付けられました。2009年1月に天満天神繁昌亭で開演された「十三寄席 噺のにぎわい」で「阿弥陀池」を演じました。噺はまだまだでしたが、観客を笑わせていました。気になったのは、高座に上がる前に着物の着付けが少し乱れていて、噺の進行に従って乱れがひどくなった事です。その時は「ちゃんとした修業をしてないからだ」と思ったものです。今回は、はかま姿だったので、そんなことは全くありませんでした。
 2008年4月から7月まで、桂 春団治一門をゲストスピーカーに迎えて大阪市立大学の公開授業「大阪落語への招待」が開講されました。私は全14回の授業を受講し、修了証を授与しました。その時咲之輔さんは入門2年目で、助手を務めていました。
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