8日、大阪市立大学文化交流センターで「都市大阪のこれから」の1回目「大阪の三大住宅『長屋・文化アパート・ミニ戸建』」を受講しました。講師は大阪市立大学大学院工学研究科教授の横山俊祐さんです。
大阪独自の住文化を形成してきた「長屋・文化アパート・ミニ戸建」は狭小、劣悪な住環境と批判されていますが、新たな都市再生住宅として再評価しました。
1、大阪長屋:都市型住宅の最高傑作
1)基盤整備を起点とする長屋の建設(130ha:大正13年~昭和6年)
①予防の都市計画「昭和初期のニュータウン計画」
・スプロール化の計画的受け皿
・用途地域による住宅地
②耕地整理、道路、下水暗渠、宅地造成
③基盤整備と上物整備の整合性
・街区規模を建築土地に合わせることで、調和のとれた市街形成(街区:57間×40間/2)
・脱「裏長屋」
④建築取締規則との連動(防災・衛生・家並み)
2)住棟計画:高密性・二重の対面性・沿道景観
3)多様な住戸形式:敷地形状・サイズへの対応
4)格式性:長屋のモデルはお屋敷
5)サスナビリティ:持続可能性
2、文化アパート(文化住宅):限界高密住宅
1)高密性
2)多彩な住戸計画
3)相隣関係の配慮
3、ミニ戸建:庭付き・車庫付・戸建・都市住宅
1)ミニ戸建の魅力と住戸の特徴
2)ミニ戸建の特性
大阪独自の住文化を形成してきた「長屋・文化アパート・ミニ戸建」は狭小、劣悪な住環境と批判されていますが、新たな都市再生住宅として再評価しました。
1、大阪長屋:都市型住宅の最高傑作
1)基盤整備を起点とする長屋の建設(130ha:大正13年~昭和6年)
①予防の都市計画「昭和初期のニュータウン計画」
・スプロール化の計画的受け皿
・用途地域による住宅地
②耕地整理、道路、下水暗渠、宅地造成
③基盤整備と上物整備の整合性
・街区規模を建築土地に合わせることで、調和のとれた市街形成(街区:57間×40間/2)
・脱「裏長屋」
④建築取締規則との連動(防災・衛生・家並み)
2)住棟計画:高密性・二重の対面性・沿道景観
3)多様な住戸形式:敷地形状・サイズへの対応
4)格式性:長屋のモデルはお屋敷
5)サスナビリティ:持続可能性
2、文化アパート(文化住宅):限界高密住宅
1)高密性
2)多彩な住戸計画
3)相隣関係の配慮
3、ミニ戸建:庭付き・車庫付・戸建・都市住宅
1)ミニ戸建の魅力と住戸の特徴
2)ミニ戸建の特性